建設資材

給水設備システム|樹脂配管システム|プッシュロックIIトピックス

プッシュロックIIは2003年4月適用の鉛浸出基準強化に対応したからだにやさしい配管システムです。

鉛浸出基準の強化

水栓・継手は耐食性、加工性に優れる銅合金を使用しており、微量の鉛を含有しています。この鉛が水道中に浸出し、健康に影響を及ぼすことが懸念されています。米国では98年8月より、NSF規格で定められた鉛の浸出基準:0.011mg/ℓ以下をクリアしない水栓の製造・販売は禁止されています。日本でも03年4月施行の鉛基準規制強化により、浸出基準が現行:0.05mg/ℓ以下から0.01mg/ℓ未満へ見直されます。これにより銅合金を使用している水栓・継手の仕様見直しが必要です。

鉛に関わる水質基準と浸出基準の強化

  水質基準
現在 0.05mg/リットル以下
2003年4月以降 0.01mg/リットル以下

ブリヂストンの対応

  • 鉛浸出低減技術(NPb処理)を採用し対策します。

※2002年11月より発売

従来品

新基準対応(NPb処理)品

※シュリンクフィルムに「2003年鉛水質基準適合」と明記

※従来品より若干明るい色調になります。

  • ポリブテン樹脂製のため、新基準には既に対応済。 従来品にて採用頂けます。

鉛浸出低減技術(NPb処理)の概要

NPb(Non-Pb)処理とは?

「銅合金表面に多量に存在している、鉛化合物(酸化物・水酸化物)を、特殊アルカリエッチング溶液および特殊(酸系)エッチング溶液に浸漬させることで溶解除去させ、素材と同じ状態にする」処理のことです。

銅合金の状態は? 写真中、白い部分が鉛および鉛化合物です。

鋳肌・機械加工面・NPb処理後の銅合金の状態

給水栓による評価

鉛浸出量の経年変化について、腐食加速試験による評価と、実際に設置している水栓を回収し評価しました

■NPb処理水栓設置後の鉛浸出の経年変化

NPb処理水栓では、通水部の腐食が進んだ状態でも、鉛浸出量が増加することはありません

※腐食加速試験機は、水道水中のpH、残留塩素等を調整し、腐食性を高めた溶液を水栓に通水させることのできる装置です。本装置での1週間の通水が、実使用の1年に相当し、腐食深さが2μm/週(CAC406の場合)程度得られることを確認しています。

腐食加速試験機設置後の鉛浸出の経年変化
試験内容
製品 TKJ30URX(キッチン用シングルレバー混合栓 壁付きタイプ) 内容積 150ml (N=2個)
浸出試験 JIS S 3200-7:2000水道用器具-浸出性能試験方法による(コンディショニング実施)

■実際に使用されている水栓設置後の鉛浸出の経年変化

実際に使用されている水栓を回収し、浸出試験を行った結果、腐食加速試験とほぼ同じ結果となり、使用期間により鉛浸出量が増加することはないことが確認されました。

実際に使用されている水栓設置後の鉛浸出の経年変化
試験内容
製品 実際に各家庭で使用したキッチン・洗面所用水栓(従来の水栓は13検体、NPb処理水栓は16検体)