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お客様とともに新しい価値を生む技術の革新

目標

・市場やお客様にとって、価値ある商品・サービスを可能にする新しい技術の実現

実績
2010年の主な成果 2011年の主な計画
  • 高い静粛性・運動性能と低燃費性能を両立させた乗用車用タイヤ「REGNO GR-XT」の開発・販売
  • フルカラー入力機能付きで消費電力を大幅に削減した電子ペーパー情報端末「AeroBee(エアロビー)」ブランド立ち上げ
  • 高い遮熱性能とガラスの安全性能を高めた建築ガラス用遮熱フィルム「COOLSAFE(クールセーフ)」の開発・販売
  • 新しい技術の商品化に向けた研究・開発の推進
  • 更なる技術革新に対応する生産技術の強化
  • 開発にかかわる人材の育成

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価値ある商品・サービスの提供

ブリヂストングループは、市場やお客様にとって価値のある商品・サービスをタイムリーに提供していくために、新しい技術の研究・開発を日々推進しています。また、新しい構造や材料を持つ製品の生産を可能にする技術の改善を続けています。技術情報についてはグループ全体で共有し、新しい価値創出に生かすことを基本としています。

技術革新の積み重ねが、ランフラットタイヤとしてノーマルタイヤ(通常の乗用車用タイヤ)と比べても遜色のない乗り心地を達成した「第3世代ランフラットタイヤ」や、高い静粛性と運動性能に加え、低燃費性能を向上させた「REGNO GR-XT」の開発につながっています。また、電子情報閲覧用電子ペーパー端末及び超薄型オールフレキシブル電子ペーパー端末など、タイヤ以外の技術開発にも積極的に取り組んでいます。

今後も、更なるお客様の期待に応えていくために、人材育成など開発基盤の強化を継続的に推進していきます。

※ ランフラットタイヤ:空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるタイヤ。

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ブリヂストングループの技術開発推進体制

タイヤ部門においては、日本(東京)、米国(アクロン)、イタリア(ローマ)、中国(無錫)に技術センターを設置し、世界の各市場の要求・特徴を捉え、ニーズに適した技術開発を行っています。化工品事業については、ブリヂストン横浜工場の敷地内に技術センターを設置し、お客様のニーズへの対応力の強化や商品開発のスピードアップを推進しています。

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タイヤ部門での取り組み

タイヤ開発・設計における基本的な考え方

ブリヂストンのタイヤ開発における理念は、「創って安心」「買って安心」「使って安心」。つまり、すべてに対して「安心」していただくことです。この「安心」を実現するために、「環境」「快適性」とともに、「安全性」を開発・設計の三大要素の一つとして位置づけています。これらの要素を高度な次元で調和させることで、「驚きと感動」を呼ぶ新たな価値を生み出していきます。ブリヂストンのタイヤ開発部門は、この開発理念を具現化することで、タイヤを通じてクルマ社会の発展に貢献するという使命を果たしていきます。

開発概念図

革新的な技術を生かしたタイヤ製品

タイヤの空気圧が失われても安全な走行を可能にする「ランフラットタイヤ」の乗り心地を向上

TURANZA EL400 RFT

サイド補強型ランフラットタイヤは、タイヤのサイドウォール(側面)が厚く硬いため、1987年の量産開始当初は、乗り心地がノーマルタイヤ(通常タイヤ)に比べ硬くなる傾向にありました。2005年以降の「第2世代」はサイドウォールの補強ゴムに改良を加えて乗り心地を改善させていますが、現在の「第3世代」では、更に乗り心地を改善する新技術を採用し、「第2世代」からタイヤ縦バネ指数の低減を実現させました。

※縦バネ指数:タイヤは車と路面の間で衝撃を吸収するバネとして機能します。この場合の指数は、その「バネの強さ」を表します。

高い静粛性と低燃費性能向上を両立させた「REGNO」ブランド初の低燃費タイヤ「GR-XT」

REGNO GR-XT

2011年2月に発売された「REGNO GR-XT」は、音の発生と伝達を低減する最新の材料・構造・形状を組み合わせることで、従来品(REGNO GR9000)対比でさまざまな路面での音を低減させています。更に、路面変化による音の変化を抑えることで、人が心地よさを覚える音色を実現しました。

また、先進技術「ナノプロテック」により、転がり抵抗の低減とウェットグリップ性能を両立させ、高い快適性能、運動性能に加え、低燃費性能(環境性能)の向上を実現しています。

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多角化部門での取り組み

革新的な技術を生かした多角化部門の商品

ブリヂストンでは、2010年も革新的な技術を生かして以下のような新商品を開発してきました。

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人にやさしいモノ・サービスづくり

タイヤ館の店頭展示<改善前>

タイヤ館の店頭展示<改善後>

ブリヂストングループでは、ブリヂストン中央研究所が中心となり、「人にやさしいモノ・サービスづくり」の研究をしています。これは、人間を中心に捉えて身体寸法、動作、生理現象、感性、行動などを計測・解析・定量化し、お客様が求めるもの、必要とするものを「見える化」して商品開発に生かす取り組みです。

2010年は、タイヤ販売チェーン「タイヤ館」を運営するブリヂストンFVSで、運転中のドライバーの目線などを科学的に検証し、天候や状況にかかわらず認識できるようにユニバーサルフォントを採用した見やすい店頭演出を開始しました。これにより、屋外でのタイヤ展示を減らし、店頭をすっきりとさせることにもつながりました。

また、2010年には、ブリヂストンとブリヂストンサイクルが共同で、経済産業省が主催する「平成22年度キッズデザイン製品開発支援事業 共創プロジェクト」に参画し、自転車を利用する際の子どもの安全性について実証データを集め、データ解析を行い、更に安全性の高い自転車の実現を目指すための研究に取り組みました。

ブリヂストンスポーツでは、ブリヂストン中央研究所のサポートのもとゴルファーのスイング等の解析を更に一歩進め、気持よくインパクトまで加速するクラブを開発、「りきまず飛ばせる」という新しいコンセプトのゴルフブランド『PHYZ(ファイズ)』を2011年3月に発売しました。

平成22年度キッズデザイン製品開発支援事業「キッズデザインの輪」

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TOPICS

「ボルボ プレミアム サプライヤー アワード 2009」を受賞

ボルボグループより授与されたボルボ プレミアム サプライヤー アワード記念トロフィーを囲んでの写真

2010年6月に、ブリヂストンはタイヤメーカーとして初めて、ボルボグループより「ボルボ プレミアム サプライヤー アワード2009」を受賞しました。ブリヂストンがトラック・バス用ラジアルタイヤのサプライヤーとして品質・安全・環境・コスト・物流などの領域での厳しい基準を満たし、優れた功績を残したとボルボグループに認定されたことによるものです。今後も、新車用タイヤのサプライヤーとして、お客様にご満足いただけるよう尽力していきます。

ボーイング社の「2009 ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞

授賞式の様子

ブリヂストンは、2010年4月に、ボーイング社より「2009 ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞しました。ボーイング社の全サプライヤー約12,000社の中から優良なサプライヤーに対して贈られる「ボーイング・パフォーマンス・エクセレンス賞金賞」を受賞した128社の中で、品質管理、納期対応、顧客サービスなどが総合的に評価され、特に優秀であると判断されたサプライヤー14社に授与されるものです。