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  4. 商品・サービスによる環境への貢献

環境関連の活動商品・サービスによる環境への貢献

目標

・2020年までにタイヤの転がり抵抗係数を2005年度比25%減
・リトレッドタイヤを活用したソリューション・ビジネスの拡大による資源の有効活用と CO2排出量削減
・省資源技術の開発による資源の有効活用と CO2排出量削減
・サステナビリティを基盤とした新素材と複合材の開発
・多角化部門の環境商品拡大

実績
2010年の主な成果 2011年の主な計画
  • CO2排出削減に関する目標を公表し、カーボンマネジメント(CO2の排出に関する管理)の取り組み開始
  • 日本でラベリング制度に基づく低燃費タイヤグレーディング(等級制度)情報の提供開始
  • 中国をはじめとするアジアで低燃費タイヤ「ECOPIA EP100A」を販売開始
  • アジア・中近東でリトレッドタイヤ製造、販売拠点を拡大
  • 消費電力を大幅に削減した電子ペーパー情報端末「AeroBee(エアロビー)」ブランド立ち上げ
  • 高い遮熱性能を持つ建築ガラス用遮熱フィルム「COOLSAFE(クールセーフ)」の開発
  • 「生物多様性に関する取り組み姿勢」を発表
  • タイヤの転がり抵抗の低減実績の公表を開始
  • 更なる低燃費タイヤの開発とグローバルを含めた展開拡大
  • リトレッドタイヤを活用したソリューション・ビジネスのグローバルでの拡大
  • 「資源循環に関する取り組み姿勢」を発表
  • 太陽電池用接着封止膜として使用されるEVAフィルムの国内での増産及びヨーロッパでの生産開始

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環境対応商品・サービスの提供拡大

ブリヂストングループは、「持続可能な社会」の構築に向けた「低炭素社会」の実現のため、「2020年までにタイヤの転がり抵抗係数を2005年対比25%低減する」という目標を公表しています。この目標達成に向け、「ECOPIA EP100S」をはじめとした低燃費タイヤのラインナップ拡充等の取り組みを進めており、2010年の実績は2005年対比3.4%低減となりました。

※ 各年に販売された乗用車、トラック・バス用タイヤの加重平均より算出しています。

転がり抵抗係数
環境対応商品マーク

ほかにも、リトレッドタイヤを活用したソリューション・ビジネスのグローバル展開拡大、電子ペーパー「AeroBee(エアロビー)」ブランドの販売開始及び製造ライン拡大、建築ガラス用遮熱フィルム「COOLSAFE(クールセーフ)」販売開始など、環境負荷低減につながる商品・サービスの提供拡大を進めています。今後も、このような商品・サービスを提供することで、環境宣言で謳う「持続可能な社会」の構築のための「自然共生社会」「循環型社会」「低炭素社会」の実現に向けた取り組みをお客様とともに進めていきます。

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タイヤ事業における環境貢献の考え方

ブリヂストンのタイヤ開発・設計部門では、「すべてに対する安心」を開発理念として、それを実現するための技術・製品開発の三大要素を「環境」「安全性」「快適性」と位置づけています。

環境面での取り組みとしては、「地球温暖化防止」「省資源の推進」「自然資源の使用」「リサイクル」「騒音低減」「安全性向上」の6つの項目からなる「環境自主基準」を設け、新製品の設計・開発に役立てています。

環境自主基準
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環境対応商品・環境対応商品マーク

環境対応商品マーク

ブリヂストンは、2005年より、新たに発売する商品で、ブリヂストンの「環境自主基準」を満たす商品を「環境対応商品」とし、それを示す「環境対応商品マーク」を設定しました。

環境対応商品のタイヤは、乗用車用タイヤからトラック・バス用、産業車両用まで、幅広いラインナップが揃っています。これらの商品は、ブリヂストンのタイヤ開発・設計における先端技術を結集し、タイヤの転がり抵抗の低減や軽量化などを図ったものです。車の燃費向上による走行時のCO2排出量の削減やタイヤライフの向上など、経済性や環境性に富んだ商品としてお客様から評価されています。

ブリヂストンの日本国内の乗用車向け市販用タイヤ(夏用)は2014年に100%「環境対応商品」にする方針です。

低燃費タイヤグレーディング情報提供開始

ブリヂストンは、一般社団法人日本自動車タイヤ協会が制定、運用を開始した業界自主基準「低燃費タイヤなどの普及促進に関する表示ガイドライン(ラベリング制度)」に基づき、2010年1月より、ブリヂストンの環境タイヤ「ECOPIA(エコピア)」からグレーディング(等級制度)情報の提供を開始しています。

この「ラベリング制度」は、タイヤの転がり抵抗係数と、ウェットグリップ性能について、お客様が共通の尺度で商品を選択する基準となります。ブリヂストンとしても、お客様の役に立つグレーディング情報を積極的に提供していきます。

「ラベリング制度」に関する詳細は、一般社団法人日本自動車タイヤ協会のWebサイトをご覧ください。

※ラベリング(表示方法)制度は、タイヤ業界(一般社団法人日本自動車タイヤ協会;JATMA)が業界自主基準として策定し、転がり抵抗係数とウェットグリップ性能の双方ともある一定値を満たすタイヤを「低燃費タイヤ」として定義づけするとともに、消費者に対し適切な情報提供をするラベリング(表示方法)の制度を構築するものです。消費者が交換用としてタイヤ販売店で購入する乗用車用夏用タイヤに適用しています。

タイヤのグレーディングシステム(等級制度)

(単位:N/kN)

転がり抵抗係数(RRC) 等級
RRC≦6.5 AAA
6.6≦RRC≦7.7 AA
7.8≦RRC≦9.0 A
9.1≦RRC≦10.5 B
10.6≦RRC≦12.0 C

(単位:%)

ウェットグリップ性能(G) 等級
155≦G a
140≦G≦154 b
125≦G≦139 c
110≦G≦124 d

※注記

  • 転がり抵抗とは走行中にタイヤが損失するエネルギーであり、転がり抵抗係数はタイヤへの荷重に対する転がり抵抗の比率です。この値が小さいほど、転がりやすく低燃費のタイヤになります。
  • 転がり抵抗係数はJIS D4234:2009(ISO28580)を用いて測定しています。
  • ウェットグリップ性能は路面が濡れた状態でのタイヤのグリップ力(制動時のグリップ力)であり、EU規則 Wet Gripグレーディング試験法(案)(TEST METHOD FOR TYRE WET GRIP GRADING (C1 TYRES))を用いて測定しています。
  • 転がり抵抗及びウェットグリップ性能は、空気圧や溝深さ、及び使用条件などによって異なります。
  • タイヤの転がり抵抗の低減は、一般的には車両燃費の改善に寄与しますが、その低減幅は実車燃費の改善率を示すものではありません。

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環境に貢献するタイヤ製品

ブリヂストンでは、主力商品であるタイヤであらゆるニーズに応えた環境対応商品を開発・販売し続けています。転がり抵抗の低減、軽量化などを図り、車両の燃費向上を実現し、ウェットグリップ性能をアップさせた「ECOPIAファミリー」を筆頭に、高い静粛性と低燃費性能を実現した「REGNO GR-XT」、モータースポーツ向けで初めての環境対応商品となる「POTENZA S001」など、多様な商品で環境に貢献しています。

乗用車用タイヤ

ECOPIA EP100S

2010年6月に発売した「ECOPIA EP100S」は、材料の微細構造を制御した「ナノプロ・テック™」、タイヤが転がるときに発生する歪みを抑制するエコ形状、部材ごとの重量バランス最適化などにより、「B’STYLE EX」対比転がり抵抗を39%低減した商品です。ブリヂストン乗用車向け国内市販用タイヤの中で最も低い転がり抵抗を実現しながら、「B’STYLE EX」同等のウェットブレーキ性能を確保しています。更に、転がり抵抗の低減と相反する摩耗ライフにも配慮しています。

なお、「ECOPIA EP100S」の全2サイズは、ラベリング制度における転がり抵抗で最高グレードの「AAA」に位置する低燃費タイヤです。

ECOPIA EP100S

ラベリング(表示方法)制度の詳細な仕組みについては、一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)のWebサイトをご覧ください。

転がり抵抗係数指数

【テスト条件】測定方法:当社室内ドラム試験機による計測(タイヤに一定の荷重を負荷し、一定速度の基に回転する際、接地面に発生する進行方向の抵抗を測定)/タイヤサイズ:195/65R15 91H /試験荷重:4.82kN /空気圧:210kPa /速度:80km/h

※上記テスト条件に関する更に詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。

その他の環境対応商品事例
環境対応商品 製品サイト

乗用車用タイヤ

トラック・バス用タイヤ

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