CSR

Environment(環境)

環境マネジメント

グローバル統一環境マネジメントシステム「TEAMS」

ブリヂストングループの環境活動を支える基盤として、独自のグローバル統一環境マネジメントシステム「TEAMS (Total Environmental Advanced Management System) 」を運用しています。TEAMSとは、国際規格であるISO14001やそれに準拠した環境マネジメントシステム (EMS) に、「Total:グループ全体・各戦略的事業ユニット(SBU)・各拠点の全機能、全従業員が参加」、「Advanced:積極的な情報開示を行い、常に先進的でトップレベルな活動を推進」という要素を追加して進化させたブリヂストングループ独自の仕組みです。

ブリヂストングループでは、TEAMSの下、各SBU、事業所においてISO14001に代表されるEMSを構築、導入し、グループ・グローバル、SBU、事業所の3つの階層でそれぞれPDCAサイクルを回し、環境活動を推進しています。

国内・海外に生産拠点を有するブリヂストングループでは、2016年末現在、159拠点でISO14001認証を取得(取得率99.4%)していますが、ISO14001認証の100%取得完了に向け、今後もさらに取り組みを強化していきます。なお、日本国内においては、ブリヂストンの全工場、本社(京橋・八重洲)・技術センター(小平・横浜)・プルービンググラウンド(栃木・北海道)全体でEMSを構築し、ISO14001を取得しています。

TEAMSの活動を支える基盤として、グローバルで共通の情報システムの整備、強化を推進しており、各SBUの環境活動や環境関連データなどは、ブリヂストングループのPDCAサイクルの中で共有され、改善のために活用されています。

更に、SBUや事業所における環境マネジメントを強化するために「仕組みづくり」「人づくり」の観点から様々な施策を展開しています。

「仕組みづくり」の観点からは、2010年より環境セルフアセスメント(自己体質診断)、生産拠点での相互診断を実施し、環境マネジメント体質のレベルをⅠ, Ⅱ, Ⅲの3段階で評価しています。2016年は全ての生産拠点で環境セルフアセスメント又は生産拠点での相互診断を実施し、その結果を基にPDCAサイクルを回し、さらなる体質改善へとつなげています。

「人づくり」の観点からは、ブリヂストングループ全体の環境教育体制の充実化に向けて、環境担当者研修を実施しています。2016年はグローバルの各地域で開催し、約130名の環境担当者が受講しました。この研修では環境担当者の能力向上及び地域の連携強化を目的に、現場演習や参加者間のディスカッションを行いました。2017年以降も継続して各地で開催していきます。

また、国内においては、TEAMSをさらに充実させていくため、国内グループ会社も含めて内部環境監査員の育成に注力しており、各部署で環境業務を行う担当者を中心とした内部環境監査員研修に加え、必要な知識の定着や内部環境監査実施時に役立つ応用力・実用力を身に付けるための内部環境監査員レベルアップ研修も開催しています。

  1. ※1ブリヂストングループが定義するISO14001認証取得対象の生産拠点。
ブリヂストングループISO14001認証取得状況
ブリヂストングループISO14001認証取得状況

グローバル環境マネジメント体制

TEAMSの活動を推進するための体制として、グローバルCSR推進コミッティ(GCEC)、グローバル統括機能(GMP)、戦略的事業ユニット(SBU)の3つの機能が中期経営計画を核に連動、連携しています。環境に関するグローバル全体の意思決定はGCEC及びGlobal EXCOで行われており、そこで発信される全体戦略、基本方針を受け、GMPが各SBUに対して活動の方向性を示し、サポート/サービスを提供しています。各SBUでは生物多様性、資源循環、気候変動などの環境活動に関するマネジメントレビューをリージョンごとの会議体で実施し、様々な意思決定を行います。また、GMP-SBU間の連携を深めるために、地域の環境機能のメンバーから構成されるグローバル環境ワーキンググループ(WG)を構成し、グローバルな環境活動を推進しています。

グローバル環境マネジメント体制
グローバル環境マネジメント体制

環境監査

ブリヂストングループの環境マネジメントシステム「TEAMS」の運用にあたっては、システム監査(主に仕組みの監査)、パフォーマンス監査(主にデータ結果の監査)を体系的に実施し、環境監査体制の充実を図っています。

ブリヂストングループでは、ISO14001に基づく内部監査を実施しており、外部審査も受審しています。さらに、計画的に内部環境監査員の育成を行っています。

環境教育体制

海外工場の環境担当者の研修の様子
集合写真(EU地区環境ワークショップ)
海外工場の環境担当者の研修の様子

ブリヂストンでは、環境教育について、「一般教育」と「専門教育」に分類し、役職や担当業務に応じて実施しています。

一般教育では、ブリヂストングループの環境活動について理解を促すほか、環境活動のリーダーとなる人材の育成を図っています。専門教育では、専門的に環境活動に携わる従業員を対象に、新任環境担当者研修や内部環境監査員研修などを実施しています。各研修ではアンケートを実施し、環境中長期計画に掲げる「環境教育体制の充実」に向けて、研修内容の継続的な改善を図っています。