CSR

ブリヂストングループのCSRの考え方

ブリヂストングループは「CSRは経営そのもの」という考えのもと、CSR活動全般のレベルを上げていくべく日々の事業活動を行っています。このCSRへの取り組みによってブリヂストングループの「あるべき姿」へとつなげていきます。

CSR活動を推進する枠組み

会社(組織)のCSR実践と社員のCSR実践

ブリヂストングループでは、理念だけではなく、日々の事業活動の中で実践してこそCSRであるとの考えのもと、「組織としての会社のCSR」と「社員一人ひとりのCSR」、この二つの活動を両輪としてCSRを回していく体制をとっています。また、ステークホルダーの皆様とのCSRコミュニケーションを通じて活動を振り返り、活動のレベルアップにつなげています。

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組織としての会社のCSR

事業活動に沿ったCSR活動推進

CSR中期経営計画策定枠組み

ブリヂストングループにとって、CSRは経営の中核であり、事業活動の中で実践していくものです。社会からの要請をふまえたCSR課題を「あるべき姿」に反映させて、それを達成するための具体的な施策や計画を中期経営計画として策定しています。すなわち、中期経営計画の目標達成に向けたPDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルの中に、CSR活動を織り込んでいます。

CSR「22の課題」

CSR「22の課題」の構成

ブリヂストングループ全体で軸がぶれないCSR活動を推進するため、2007年にグループ全体の「共通言語」としてCSR「22の課題」を設定しました。これは、社会からの一般的な要請事項から、ブリヂストングループにおける重要度、ステークホルダーの皆様の重要度、ブリヂストングループの実施状況の3つの観点で抽出・整理したものです。

ブリヂストングループでは、このCSR「22の課題」を具体的に推進する際、目標・方向性・取り組み方法を「インストラクション」という形でグループ全体に展開しています。

社会の要請事項の変化を織り込めるよう、インストラクションは定期的に改訂しています。

ブリヂストングループでは、2011年にCSR「22の課題」のインストラクションに沿った活動ができているかのセルフチェックをグループ全体で行いました。セルフチェックを通じて、活動の「見える化」を図ることができたため、これを基に改善に向けた取り組みを進めています。

また、2010年11月に発行されたISO26000を参考に当社活動のレベルを確認しました。確認の結果を受け、当社として取り組みが必要と考えられる項目に関しては、優先順位を付けて取り組む計画としています。

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一人ひとりのCSR

CSRを事業活動の中で実践していくため、社員一人ひとりの日々の業務への意識や姿勢が重要であると考えています。社員がそれぞれ、CSRを自らの業務に落とし込み、あるべき姿に向けて実際に行動する必要があります。

「CSRレポートを読む会」「企業理念ワークショップ」を通じて、ブリヂストンの社員は、ブリヂストングループのCSR活動への理解を深め、また、自身が仕事の中で何を大切にし、どう行動すべきかを宣言し、ステークホルダーの皆様から信頼される行動を実行しています。

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CSRコミュニケーション

ブリヂストングループでは、地域社会、お客様、株主様、お取引先様、従業員と双方向にコミュニケーションをとり、的確にステークホルダーの皆様の要請を取り入れながらCSR活動を深化させています。また、毎年発行するCSRレポートでCSRの進捗について公表し、活動の透明性を高めています。

CSRに関する社外からの評価


ブリヂストングループの環境、人権、労働などCSRに関する取り組みが評価され、世界的なSRI(社会的責任投資)指標である「DJSI(Dow Jones Sustainability Index)Asia Pacific」に選定されました。日本国内における代表的なSRI指標の「モーニングスター社会的責任投資株価指数」にも継続採用されています。(2012年4月1日現在)

タイヤ業界共通のグローバルな課題への取り組み

ブリヂストングループは、スイスのジュネーブに本部を置くWBCSD(持続可能な発展のための世界経済人会議)の下で設立された「タイヤ産業プロジェクト」に参加しています。ここで行われているタイヤが環境と健康に与える影響の可能性に関する調査に率先して取り組んでいます。

  1. タイヤ摩耗粉が環境と生態系に与える影響を調査
    タイヤは使用することにより摩耗粉が発生します。プロジェクトでは、環境に存在する粉塵のサンプルを捕集し、これらに含まれているタイヤ摩耗粉を定量化する方法を特定した上で、環境や生態系への影響を調査しています。
  2. 効果的な使用済みタイヤ管理システムの調査及び管理マニュアルの発行
    使用済みタイヤの管理方法は、国や地域によって取り組み方法・レベルが異なります。そこで、使用済みタイヤ管理の現状を調査した上で、効果的な使用済みタイヤ管理システムをグローバルに提案することを目指した「使用済みタイヤ管理マニュアル」を発行しました。
  3. ナノマテリアルの使用方法に関するガイドラインを作成
    タイヤの開発・製造を中心に、ナノマテリアルの使用方法についてのガイドラインをOECD(経済協力開発機構)と連携して作成するプロジェクトに取り組んでいます。

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CSRマネジメント

CSR活動推進体制

代表取締役CEOを委員長とするCSR推進総合委員会でブリヂストングループ全体のCSRの取り組みにおける基本的な考え方を定めています。この考え方をもとに、GMP(Global Management Platform)が課題ごとの推進責任を負い、取り組みの方向性を打ち出します。それを受けて、事業活動を推進するSBU(Strategic Business Unit)が個々の国や地域の事情を勘案したうえで実際の活動に取り組んでいます。

また、CSR推進総合委員会の諮問機関として、コンプライアンス部会、リスク管理部会、社会活動委員会、グループ環境委員会、グループ安全委員会を設置し、課題ごとに取り組みの方向性を策定しています。

CSRの社内浸透

ブリヂストンでは経営層の講話や社内報、イントラネットを通じてCSRの浸透を図っています。各部門・工場単位で「CSRキーパーソン」を選任、「CSRキーパーソン」を推進役として事務・技術系社員を対象に「CSRレポートを読む会」を行っています。また、グループ全体にCSRを浸透させるために、海外グループ会社の一部の役員やスタッフに対して、日本での研修やワークショップを実施しています。

CSR活動の推進体制図