CSR

People(一人ひとりの生活)

ミッション

グローバル企業として、ブリヂストングループは世界中の様々なコミュニティと関わっています。私たちは、人々の生活、学び、そして働き方を向上させ、事業を展開する地域社会がよりよくなるように、グローバルおよびローカルレベルで懸命に取り組みます。
このような考え方に基づき、様々なパートナーと幅広く協働し、より安全で健やかな地域社会の構築に貢献し、次世代の学びを支えていきます。私たちの強みと特性を活かし、今だけでなく将来の世代にわたって地域社会を支えていきます。

私たちの強みを活かしながら、地域社会を支え、
人々の生活、学び、働き方を良くしていく

ブリヂストングループは、自らの強みや特性を活かし、
地域社会の健康や安全、教育の課題に真摯に取り組みます。

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    安全・安心な
    暮らしを支える
    商品、サービス、会社や個人の活動を通じ、より安全な地域社会を構築します。
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    次世代の学びを
    支える
    教育や訓練の機会を拡大し、仕事や生活に必要な技能の向上を支援します。
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    地域の健やかな
    暮らしを支える
    生活をより健やかにするために必要なものやサービスを利用しやすくします。

ブリヂストングループが生み出していく価値

ブリヂストングループは、150か国以上で事業を展開、14万を超す人々を雇用しており、世界中の多様な文化や地域社会と関わっています。
地域社会には、それぞれ抱えている地域特有の課題があります。そこで活動する事業者として、また地域に根差す生活者として、ブリヂストングループには、地域課題に取り組むことで、自分たちのコミュニティをもっと快適にし、人々の生活をより良くしたいという思いがあります。これは、「世の中の人々の楽しみと幸福の為に」という創業者石橋正二郎の信念に由来するものです。
とりわけ安全、教育、健康は、地域社会や従業員の「生活の質」を向上させる上での重要なテーマであり、文化の発展と生活の発展に向けたイノベーションの促進に必要不可欠な要素であると考えます。ブリヂストングループでは、これらに関わる地域社会の課題に対して、自らの技術とノウハウを活用し、解決に導く取り組みを行っています。

社会が抱える課題 Case1:
レジリエントなインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進

ブリヂストンが提供する価値:地域の安全や防災への対応力を向上させる

災害時には、被災者が避難する防災拠点が機能していることが、多くの人々の命を救う上で重要になります。ブリヂストングループでは、地震発生時の建物倒壊を防ぐための免震ゴムの普及を通じて、地域の防災インフラの強化に貢献しています。
また、拠点における防災センター機能を地域にも展開することで、地域全体の自然災害予防レベルの向上に寄与しています。
ブリヂストングループでは、技術・商品・サービスの提供や、防災インフラの地域への共有を通じて、地域の安心・安全や防災・減災への対応力の向上に貢献しています。

地震から生命と財産を守る
建物用免震ゴム安全・安心な暮らしを支えるアイコン

建物用免震ゴム

建物の地震対策は「免震」「制震」「耐震」の3つに大きく分類されます。中でも「免震」は、地面と建物の間に免震ゴムを設置し、建物に地震の揺れを直接伝えにくい構造のため、室内の揺れや家具の転倒などによる被害を小さくすることができます。

ブリヂストンは、タイヤづくりで培った「材料技術」「設計技術」「生産技術」の3つのコア技術を応用して1984年に高品質・高性能な免震ゴムの販売を開始。以来、業界のパイオニアとして、マンション、高層ビルから中低層の建物や戸建住宅用まで免震ゴムの開発及び販売を行っています。2012年10月に完成したJR東日本「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」にも、ブリヂストン製の免震ゴム352基が使用されています。

2013年5月には「高減衰ゴム系積層ゴムシリーズ」のX0.4Rの発売を開始し、「鉄粉・ゴム混合材プラグ挿入型積層ゴム(以下eRB)」のサイズラインアップを拡充しました。

X0.4Rは、中低層の建物(およそ5~10階程度)に対して適するように設計され、地震時の建物の揺れをより緩やかにすることが可能になりました。また、地震の繰り返しの揺れに対して、免震ゴムが毎回安定した揺れ方をするように改善したことにより、建築設計時における地震シミュレーション精度も向上しました。

環境対応製品であるeRBについては、ラインアップを14サイズから70サイズに大幅拡大することで、設計の自由度向上に貢献しています。

また、建築設計に必要な構造計算一貫ソフトウェアを提供するユニオンシステム社と共同で免震設計支援ソフトを開発し、従来手作業で行っていた膨大なデータ入力が省略され、設計者の入力ミスや作業負荷を大幅に軽減することに成功。当ソフトを使用することで、初めて免震建物設計を行う設計者の方でも容易に免震部材の配置検討ができ、免震建物の普及に貢献できるものと考えています。

建築用免震ゴムにおいて、国内最大となる直径1,800mmの超大型サイズの免震ゴムを開発し、2005年1月より販売を開始しました。従来の免震ゴム(直径は最大1,600mm)では40階超の超高層建築での設計が難しいという課題がありましたが、商品の更なる大型化に成功することで超高層建築物に免震ゴムを採用する際の設計の自由度を向上させることができました。

※ 丸型免震ゴムを対象とした当社調べ(2014年12月16日時点)

台風や竜巻から地域を守る
災害指令センター安全・安心な暮らしを支えるアイコン

災害指令センター

ブリヂストン アメリカス インクのタイヤ製造工場があるアメリカ テネシー州は、同国内でも竜巻が多い地域の一つであり、自然災害への対策が工場の課題でした。工場では従来の対応方法を検証した結果、あるべき防災体制と現状に大きな隔たりがあることが判明したため、この課題を改善する取り組みを開始し、気象監視機能を持つ指令センターの設立及び関連する体制の見直しを実施しました。

この取り組みは、早期警報などによる従業員の安全確保体制の向上、火災リスクの低減といった安全・防災面のみならず、予期しない災害による生産停止の回避といった生産性の向上にも貢献します。また同様の自然災害リスクを抱える地域コミュニティにも展開できます。

社会が抱える課題 Case2:
全ての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を確保

ブリヂストンが提供する価値:次世代の学びを支える

教育は、所得格差、貧困問題、健康状態の改善など、さまざまな社会課題の解決につながる活動です。ブリヂストングループでは、教育環境が十分整備されていない国・地域をはじめ、誰もが公平に教育機会を得られるようにするための活動を事業の特性やノウハウを活かして推進しています。電気工学や機械工学などの無償の職業訓練教育のほか、語学やマネジメントスキルなどを学ぶ場を提供することで、地域における優秀な人材の育成と同時に自社の人材確保にもつなげています。
地域のステークホルダーの皆様へ、ブリヂストングループの強みや特性を活かした教育機会を提供することで、教育に起因する様々な課題解決に貢献しています。

教育機会の提供による人材育成
職業訓練教育施設次世代の学びを支えるアイコン地域の健やかな暮らしを支えるアイコン

インドネシアにおいて、職業訓練教育施設を運営しています。宿泊施設の利用料をはじめとした生活費を2 年間無償化することで、公平な教育機会の場を提供しています。卒業生は現地グループ会社をはじめ、インドネシア国内の企業で活躍しています。

職業訓練教育施設
卒業者数

一人ひとりに応じた教育プログラムの提供
トレーニングプログラム次世代の学びを支えるアイコン地域の健やかな暮らしを支えるアイコン

トレーニングプログラム

スペインでは、知的障がいを持つ若者を対象とした機械工学トレーニングを展開しています。個々の知識レベルに応じた、総時間400時間にわたるプログラムを提供しています。

その他事例

交通局職員への車両点検トレーニング(南アフリカ)安全・安心な暮らしを支えるアイコン

交通局職員への車両点検トレーニング(南アフリカ)

ブリヂストン サウス アフリカは、2008年より他業界のパートナーとともに、年間で4回以上、交通当局員の研修など交通安全に関わる活動に参加しています。この活動では、道路上での使用に不適格と判断された車両を道路から移動させ、停止通達を発行する交通当局員の研修を行っています。研修の中では、タイヤの安全点検の方法や効果的なブレーキ方法などを学習します。また、運送会社の方に対しても、効果的なブレーキ操作とタイヤの点検を呼び掛けています。これまでに1,200名以上の交通当局員が本研修を受講しました。

ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール(日本)次世代の学びを支えるアイコン

ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール(日本)
第14回ブリヂストン大賞受賞作品

ブリヂストンは、ブリヂストンサイクル及びブリヂストンスポーツと共に、毎年「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」を開催しています。このコンクールは、子どもたちの絵から見えてくる自然への思いをしっかり受け止め、未来の子どもたちにも大切な自然環境を残していきたいという考えのもとに始められました。毎年、子どもたちの豊かな感性によって描き出された素晴らしい作品が届きます。

自然農業教育センター (タイ)次世代の学びを支えるアイコン

自然農業教育センター (タイ)

タイ農業省とWWFタイランドが進めている地域住民のための自然教育センターの設置と自然教育プログラムに対して、Thai Bridgestone Co.,Ltd.は資金協力をしています。また、独自の環境プログラムを立ち上げて、地域の子どもたちに環境保護の大切さを伝えています。

デング熱の拡大を防ぐためのタイヤ回収活動(コスタリカ)地域の健やかな暮らしを支えるアイコン

デング熱の拡大を防ぐためのタイヤ回収活動(コスタリカ)

この国は熱帯地方に位置しており、デング熱ウイルスの問題は非常に深刻です。乱雑に積み重ねられたタイヤは、地域住民に健康問題を引き起こすデング熱を媒介する蚊を発生させます。

ブリヂストン コスタリカは、コスタリカの保健省と連携し、タイヤを適切に廃棄するために、毎月タイヤを回収するキャンペーンに取り組んでいます。

2015年には、2,000本以上のタイヤがそのキャンペーンの一環として回収されました。今後、この回収プログラムをさらに強化する予定です。

ヘルスケアサービス改善への取り組み(スペイン)地域の健やかな暮らしを支えるアイコン

ヘルスケアサービス改善への取り組み(スペイン)

1970年以来、ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーのビルバオ工場の会社専門医と従業員は、ヘルスケアサービスへの取り組みにより地域社会に貢献しています。献血、職業病医学や超音波検査の研修や会議、医療機器と薬の寄付、入院している子供へのクリスマスパーティー等を実施しています。

工場で働いている従業員も、超音波検査やその他の健康診断、予防衛生キャンペーン(がん、高血圧、肥満、破傷風など)、人間工学プログラム、心理社会的支援など、ヘルスケアサービスの恩恵を得ています。ビルバオ工場は、バスク地方で初めて集団的衛生ポリシーに署名した事業所として認識されています。