

窒素は、酸素に比べ透過係数が小さいため、タイヤ内からゴムへの透過率が酸素に比べ低くなります。
※詳しくは、下部表をご参照ください。

※実験値 恒温庫100日経過後 タイヤサイズ195/65R15

窒素は、電子親和力が小さく、またタイヤ内の酸素濃度も低下するので酸化による劣化が抑制されます。

| 気体の浸透性メカニズム | 電気親和力について | |
|---|---|---|
| 透過係数(P)=拡散度(D)x溶解度(S) 拡散度:ゴム分子間の格子に入り込む度合 溶解度:ゴムに溶け込んでゆく度合 (透過係数の値が小さいほど、物質を透過しにくい) |
その物以外の物質を酸化させやすさを見る目安 (数値の大きい方が酸化させやすい物質) |
|
| 窒素 | 酸素 | |
|---|---|---|
| 元素記号 | N | O |
| 分子量 | 28 | 32 |
| 比重<g/ℓ>(at80℃) | 0.976 | 1.105 |
| 比熱<J/K/g>(at100℃) | 1.038 | 0.923 |
| 熱伝導率<(10E-2)*W/m/k>(at100℃) | 3.09 | 3.23 |
| 透過係数<(10E-17)*m4/(N・s)> (対ブチルゴムat50℃) |
1.2 | 3.9 |
| 電子親和力<eV> | -0.07 | 1.46 |
※タイヤへの変化として確認されているのは透過係数です。