
みなさまには、平素より格別のお引き立てを賜り、心より厚く御礼申し上げます。
さて、第94期(2012年1月1日から同年12月31日まで)の当社グループの業績につきまして、その概要をご報告申し上げます。
当期の当社グループを取り巻く環境は、原材料・素材価格が総じて高値で推移し、為替も円高で推移する中、国内においては、景気持ち直しの動きもありましたが、世界経済の減速を背景として、回復の動きに足踏みが見られました。一方、海外においては、景気は全体として減速の動きが広がっており、米国では一進一退を繰り返している状況にあり、欧州では財政危機が実体経済に影響を及ぼし厳しい状況が続き、また、アジアにおいても、中国やインドで、景気拡大の鈍化傾向が見られました。このような環境下において、当社グループは、「Lean(無駄のない) & Strategic(戦略的な)」の考えの下、中期経営計画を経営の中心に据えて戦略的な施策を進め、事業基盤を強化してまいりました。
この結果、当社グループの当期の売上高は30,397億円(前期比1%増)となり、営業利益は2,859億円(前期比49%増)、経常利益は2,850億円(前期比59%増)、当期純利益は1,716億円(前期比67%増)となりました。
当期の期末配当金につきましては、1株につき16円とし、中間配当金16円とあわせ、年間32円とさせていただきました。
今後につきましては、原材料・素材価格の変動、不透明な世界経済や不安定な国際政治情勢が続き、当社グループを取り巻く事業環境はますます厳しい状況になることが予想されます。こうした状況に機敏に対応するため、当社グループは、現場からのボトムアップによる提案、グループ・グローバル最適のためのコミュニケーション、グループリソースを最大限発揮するためのチームワークを強化してまいります。そして、技術イノベーション及びビジネスモデルイノベーションを通して「新たな顧客価値」の創造を行うことにより、グループ経営の最終目標である「タイヤ会社・ゴム会社として名実共に世界一の地位の確立」、さらにはトップ集団を抜け出し、業界において全てに「断トツ」となることを目指してまいります。
今後ともみなさまの一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2013年3月
代表取締役CEO
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