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大学では経営工学を専攻していました。経営工学専攻の場合、大学で学んだことを生かそうと思うと、職種の選択肢はIEか品質保証になるのですが、実際には、学生時代に学んだ品質管理は今やっている仕事に直接的な結びつきは少ないですね。大学では、生産される製品のばらつきをできるだけなくし、中心値をよりよい数値にしていく生産技術系の品質管理を学びましたが、今は、悪いものを出さない、作れないための体制づくりをしています。

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会計を勉強していたこともあって、当初、就職の候補には信託銀行などを考えていましたが、最終的には大学で専攻していた経営工学の知識を生かせるのではないかと思い、ブリヂストンに入社しました。入社前の希望部署はIE技術部でしたが、実際、携わってみると、品質保証は面白い仕事だと感じています。

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生産品質保証部の仕事は文字通り、市場に出るタイヤの品質を保証することです。そのために、タイヤに不良があれば検査の段階で見つける、そして不良を出さないために、全工程において保証体制及び検査体制をつくっています。工場で生産されるタイヤは、正常な生産工程を経てつくられたものでも、外観にちょっとした傷っぽいものが入ることがあります。たとえ普通の人が見てわからなくても、ブリヂストンとしての規格に達していなければ、市場に出すことはできません。働いている人間がいうのも何ですけど、ブリヂストンの品質規格は非常に厳しいと思いますね。
検査の段階で確実に不良品をひっかけるか。そして検査で見つけた情報を生産の段階にフィードバックして、不良品をつくらせないようにするか。もちろん基本的な体制はできていますが、新しい構造のタイヤが生産されるときには、新しい検査体制をつくらなければなりません。
技術センター (TC) に戻るまでの3年間、栃木工場ではトラック・バス用の新構造・特殊構造タイヤの品質管理を担当していました。公共交通機関や大量輸送に使われるタイヤは安全性に直結しているので、万が一、事故が起きれば、お客様をはじめとした多数の方々に多大な迷惑が掛かる事になります。工場の品質保証課は失敗の許されないシビアな部署です。実際、工場に赴任してすぐ、まだ製造工程もよくわかっていないときに、大きなクレームを受けたことがありました。右も左もわからないまま数ヵ月間、対応に追われましたが、そういう苦労がいちばん勉強になりますね。若手だったので、現場での作業にもかり出されましたけど、大きなトラブルが起きたとき、それに対する処置から対策まで決まって、すべてが終わったときがいちばん達成感を感じる瞬間です。
創業者が残した言葉の通り「最高の品質で社会に貢献」すること。生産品質保証部の役割はこのひとことに尽きるし、実際、その一翼を担う大切な仕事をしている自負はあります。ようやく一人で仕事ができるようになった段階ですが、ブリヂストンは海外拠点も多いので、将来的には海外の工場で働きたいですね。実際、そのチャンスは大いにあると思っています。
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栃木では、工場から車を30分も走らせればあちこちにゴルフ場があって、おまけにフィーもすごく安いので、週末はもっぱらゴルフ・コースに出ていました。TCに戻るとき、そのゴルフ環境がなくなってしまうと思うとちょっと残念でしたが、同じ部署や試験課にもゴルフ好きが多いので、金曜日の夜などは一緒に打ちっぱなしに出かけたりしています。工場にいた頃は、木曜日の晩あたりからテンションが徐々に上がっていくのがわかるくらい、ゴルフに熱を入れていました。
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| (TC) | (工場) | ||
| 8:30 | メール確認 | 8:00 | 製品不良確認 |
| 9:00 | 工場とTEL調整 | 9:30 | 製品不良対策会議 |
| 9:30 | 関連部署DR準備 | 10:00 | メール確認 |
| 10:00 | DR | 11:00 | 工程打ち合わせ |
| 12:00 | 昼休み | 12:00 | 昼休み |
| 13:00 | 工場とTEL調整 | 13:00 | 打ち合わせ内容まとめ |
| 14:00 | 規格案検討 | 14:00 | トラブル再発防止DR |
| 16:00 | 課内DR | 16:00 | DRまとめ |
| 17:30 | 規格案見直し | 16:30 | 製品不良確認 |
| 20:00 | 帰宅 | 16:45 | 製品不良対策会議 | 17:30 | 会議資料作成 | 19:30 | 帰宅 |
入社以前は最先端を行く企業という印象を持っていましたが、やはりものづくりの現場には、いい意味での頑固な面が残っています。3年間の工場赴任からTCに戻って、まず感じたのが、会社全体がとても若返っているということで、仕事をしていても活気を感じます。ブリヂストンは自主性が大切にされるので、仕事はやりやすい環境がありますね。また、海外にも多くの拠点を持つ大企業なので、世界を舞台に仕事をしたいと考えている人には最適の会社だと思います。