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ブリヂストンはBWSCを通じて、「Dream bigger. Go farther.」をテーマに人々の夢への挑戦を支えています。
ここではアイルランド発の、持ち運びに便利なボール型次世代モビリティをご紹介します。

まるで玉乗り! スイスイ走れるボール型次世代モビリティ

アイルランドのMoby Products社が開発した「JYROBALL」は、小さな球体の電動一輪車。大きさはボウリングの球より一回り大きい程度で、乗っている人が玉乗りをしているように見える新しいモビリティです。

2019年6月4日よりクラウドファウンディングサイトIndiegogoで先行予約を開始し、10月末から出荷開始。日本も出荷対象地域に含まれており、9月時点では11月出荷分を449ドル(約49,000円)で手に入れられます。

持ち運びも簡単、充電は家庭のコンセントでOK

「JYROBALL」は直径25.4cm、重さ9.5kg。足を乗せるプレートはボタンを押すだけで格納でき、キャリーハンドルもついているので楽に持ち運べます。最大積載重量は100kgと小さいながらもパワフルです。

500Wのモーターを搭載し、最高時速は20km。時速18kmに到達すると速度警告アラームが鳴る仕組みです。家庭用コンセントで充電でき、2.5時間充電すれば24kmの走行が可能。タイヤ寿命は6,000 km以上で、スペアタイヤも販売されています。

体重の傾きをソフトウェアが検知しスムーズに移動

一輪車やスケートボードなどの経験がない場合でも、10~20分の練習で「JYROBALL」に乗れるようになるそう。操縦は体重の傾きをソフトウェアが検知し、前方に傾けば前進、左右に傾けば曲がります。速度も同じで、より傾けばスピードが増す仕様になっています。

乗るための準備は、電源を押してフットプレートを出すだけ。アプリやBluetooth接続は不要で、バランス感覚を養いつつ、操作に慣れるだけでOKという、初心者にも優しいモビリティです。

マイクロモビリティで通勤する未来を夢見て

Moby Products社の創業者オコネル氏は、「JYROBALL」のようなマイクロモビリティが通勤に使われる未来を描いているそうです。移動手段を提供することで、駐車コストの削減、交通渋滞の緩和、環境汚染の防止までをも目指すとのこと。

オコネル氏は道路交通法の改正が肝だと考えており、自動運転車の実用化に向けて法整備がなされる中で、マイクロモビリティが一般道や自転車専用道路を走れるようになることを期待しています。

Moby Products社では「JYROBALL」のほかに、電動ホイールボード「YX ONE」をリリース予定。今後も新たな製品を開発し、移動を楽しむパーソナルモビリティの選択肢が広がっていくことが期待されます。

出典:JYROBALL

※日本の公道では走行できません。

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