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RIO 2016

上田 藍

  • インタビュー
  • トライアスロン
上田 藍

世界ランキング一桁の成績を携えて望んだリオデジャネイロ2016オリンピックは39位という予想外の結果に終わった。明るい笑顔を絶やさない上田選手が競技後のインタビューではからずも見せた涙に胸を打たれた人は多かっただろう。勝負の世界はかくも厳しい。しかし、その痛いくらいの悔しさをバネに、上田選手は再び挑戦を開始した。4年後の東京2020オリンピックに向けてのロードマップは、既にくっきりと描かれている。

上田選手

ROAD TO TOKYO 2020

01勝ちパターンのレース経験を積み上げる

リオ2016の敗因は、スイムでその後追いつけないくらいの大差がついてしまったことです。スイムで遅れず、バイクで追いつき、得意のランで引き離す。私のこのいつもの勝ちパターンを、リオ2016では展開できませんでした。トップと30〜40秒以内の差でスイムを終えれば、バイクで力のある選手たちと一緒に前を狙えます。トライアスロンでは選手同士が競り合いながらペースをつくっていくので、どんなメンバーと走るかがとても重要なんです。バイクでトップ集団に入り、ランスタートを切るという勝ちパターンのレースを世界のトップ選手たちと共につくりあげ、できるだけ多くの成功体験を積み上げようと思います。

01勝ちパターンのレース経験を積み上げる

02世界大会での表彰台の常連選手になる

今シーズンは世界トライアスロンシリーズ(WTS)で5戦連続入賞を果たし、リオ2016を迎えるという、とてもいい流れでした。でも、メダルを取った選手たちは皆、入賞はもちろん表彰台の常連で絶対的な強さの差があり、私もその仲間入りをしなければならないと痛感しました。「勝てる選手」のゾーンに片足を突っ込んだ状態で望んだのがリオ2016。これから2020年に向けては、そのゾーンにどっぷり浸かる決意でいます。表彰台の常連になると他の選手にマークされ、レース展開でも、自分にとってより良い流れをつくりやすくなります。調子よさそうに走っているだけで相手にプレッシャーを与えられる、そんな選手になるつもりです。

02世界大会での表彰台の常連選手になる
上田選手

03ベテランでも進化し続けられるという見本に

この10月に33歳になりました。東京2020は36歳。私自身は年齢を考えずに突き進んできたので、周りからベテランといわれたり、若手選手と比べられたりするとハッとします。特にスポーツ選手は年齢をいわれがちですが、でも、体の声をきちんと聞けるようにもなるんです。ジュニア時代は一晩寝れば済んだところを、食事やストレッチなど自分で回復力をつくるという作業をしながら、結果的には同じようなベストな体調を保ってこられました。先輩の庭田清美選手が北京2008オリンピックで自己最高の9位をマークしています。しっかり体をつくりあげていけばベテランでも進化し続けられると、私も後輩選手に示していきたいです。

03ベテランでも進化し続けられるという見本に

04オリンピックの悔しさはオリンピックで晴らす

私の金メダルへの挑戦は初出場の北京2008直後に始まり、ロンドン2012オリンピック、リオ2016の8年を経て、今、東京2020を目指す12年計画に変わりました。リオ2016は心身ともにとてもいい状態だったのに結果が残せず、正直、喪失感が大きかったです。でも、悔しさがこみ上げる中で望んだWTSのグランドファイナルで5位入賞。世界ランクも3位に上がり、それがリベンジPart1。東京2020へのスタートになり、今までやってきたことはやはり間違ってなかったという自信も持てました。オリンピックでの悔しさはオリンピックでしか晴らせません。2020年までに必要なことをすべてやり遂げ、悔いなく、堂々とスタートラインに立てるように励むつもりです。

04オリンピックの悔しさはオリンピックで晴らす
上田選手
すべての日々は「勝つ」ために AI UEDA
TO RIO 2016

すべての日々は「勝つ」ために
AI UEDA

PROFILE

上田 藍

上田 藍AI UEDA

1983年京都府出身。155cm、44kg。4歳から水泳を習い始め、中学時代は水泳部に所属し、冬は陸上部の駅伝メンバーとして活動。高校時代は陸上部に所属。高校3年の夏、それまでの競泳と陸上の経験を活かしトライアスロンの道へ進むことを決心。そして2016年。リオデジャネイロにて3度目の出場となるオリンピックでの金メダル獲得を目指す。

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      東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の公式ウェブサイトです。

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