ニュースリリース

年頭所感

2018年01月01日

株式会社ブリヂストン     
取締役 代表執行役 CEO
兼 取締役会長              
津谷 正明                    

 2018年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年の世界経済は、全体として緩やかな回復が続いたものの、政治・経済面においては、依然として不安定な状況が継続しました。また、これまでに経験したことのない自然災害が世界各地でありました。更にはモビリティ大変革の時代を迎えつつあり、まさに激動の一年でした。

 こうした環境下におきましても、当社グループは経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」の達成に向けて着実に取り組みを進め、経営改革の重点課題3項目である「グローバル企業文化の育成」、「グローバル経営人材の育成」、「グローバル経営体制の整備」の全ての面で大きな手応えを感じることができました。特に、新たに制定したグローバルCSR体系「Our Way to Serve」は、当社グループが責任ある企業として持続可能な社会の実現や社会課題の解決に貢献していく上での指針であり、経営改革のための基本軸の一つです。

 本年は社是制定とデミング賞受賞から50年の節目の年となり、原点に立ち戻って経営の基礎を固めていきます。また、韓国・平昌でワールドワイドオリンピックパートナーとして初めての冬季オリンピックを迎えます。当社は、「CHASE YOUR DREAM」をテーマに「チームブリヂストン」を発足しており、オリンピックやパラリンピックなどで表彰台を目指す多様なアスリートを支え、チーム一体となって応援しています。

 本年につきましても、不透明な経営環境が続くことが予想されますが、そのような環境においても当社グループは経営改革のフレームワークを堅持し、経営の最終目標に向かって、経営改革を推進して参ります。

 本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

以上