Mobility(モビリティ)

ミッション

モビリティは、日々の生活と同様に人類の進歩にとって重要です。安全で効率的な移動により、私たちはより快適に生活し、働き、楽しむことができ、経済発展が進みます。

モビリティの高度化は、よりよい公共交通、渋滞の減少、多様な移動ニーズへの対応を実現するとともに、交通事故を減らし、都市部での生活の質を向上させます。ブリヂストングループは、私たちの強みや特性を活かし、世界中で社会や環境の課題を解決しながら、より安全で快適な移動を実現します。

先進的な技術とソリューションにより、
持続可能なモビリティのイノベーションを速める

ブリヂストングループは、革新的な技術により、社会とお客様にとって、より容易で、より安全、よりスムーズかつシームレスなモビリティの実現に取り組みます。

  • 多様な移動ニーズに応える
    スムーズかつシームレスなモビリティに貢献します。
  • モビリティの
    進化に貢献する
    独自の技術を活用し、人/物の移動を向上させます。
  • 安全・安心な
    移動を支える
    独自の技術を活用し、モビリティをより安全にします。

ブリヂストングループが創造する価値

モビリティが急速に進化する社会において、ブリヂストングループは、お客様と社会に役立つ先進的なソリューションを創出しています。MaaSやCASEに象徴されるように、自動車業界は100年に1度の大変革期を迎えており、モビリティの進化は、「ゼロ交通事故」「ゼロエミッション」「ゼロ交通渋滞」など、社会が抱える多くの課題を解決する大きな可能性を秘めています。今後、ブリヂストングループは、独自のソリューションビジネスのプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」を推進し、進化するモビリティ社会全体を「支える」存在としてモビリティの進化に貢献していきます。
また、当社グループは、オープンイノベーションを推進しながら様々な領域の技術を融合させることで、ステークホルダーとの共創を促進し、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していきます。

モビリティの進化に貢献する

IntelliTire™

トラック・バスなどの輸送ビジネスのお客様に向けては、センサーを用いてリアルタイムでタイヤの空気圧や温度を計測し、モニタリングするシステムの開発を進めています。ブリヂストン アメリカス・インクでは、タイヤの走行状態の測定とモニタリングを可能にするQRコードがついたタイヤ、IntelliTire™を発売しています。

FleetPulse

ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーでは、フリート向けソリューションパッケージ、FleetPulseの提供を開始しました。空気圧モニタリングシステムをモバイルアプリ・専用ウェブサイトとつなぎ、車両の稼働率と走行時の安全性向上に貢献しています。

Tirematics

「Tirematics」はセンサーを用いてトラック・バス用タイヤの空気圧、温度を計測し、車両位置情報とともにネットワークを通じて遠隔でリアルタイムにモニタリングするITシステム。タイヤ故障による予期せぬ運行トラブルを未然に防ぎ、乗客の安全輸送及び定時運行に貢献します。また人手による内圧点検が不要となり、タイヤメンテナンスの大幅な効率化を実現。タイヤの長寿命化や燃費改善によるコスト削減も期待できます。

バス高速輸送システム(BRT)

ブリヂストンとグループ会社Bridgestone do Brasil Industria e Comercio Ltda.(BSBR)は、バス高速輸送システム(BRT)の運営事業者の協力のもと、独自のITシステムを活用した新たな運送ソリューションの実証試験を行いました。

BRTは、連節バスや専用レーンを活用して、予定通りの迅速な運行を実現するバス高速輸送システムで、環境負荷の低い次世代都市交通システムとして、近年新興国を中心に導入されており、先進国への普及も進んでいます。

リオデジャネイロではBRTが主な交通手段となっており、この取り組みを通じて利便性の高い公共交通を普及させることで、経済発展を促すとともに、全ての人々がさらに快適に暮らせる社会の実現に貢献します。

Toolbox

タブレットなどの端末を用いて、作業現場でお客様の基本情報やタイヤの状態、メンテナンス状況などの情報にアクセスし管理することで、お客様とタイヤに関する情報を「見える化」することが可能です。メンテナンス状況やタイヤの状態をチェック・分析した上で、より高い精度で最適なタイヤとその使用方法をお客様にご提案します。

BASys

使用済みタイヤを検査・修理・加工してリトレッドタイヤを製造するプロセスに関する情報をリアルタイムに把握、分析する管理ツールです。リトレッドタイヤの製造・品質・在庫情報を管理し、生産性及び品質の向上に貢献しています。

安全運転を足元からサポートする「CAIS®(カイズ)※1

「CAIS」とは、車の中で路面と唯一接しているタイヤから、接地面の情報を収集、解析し、路面情報やタイヤの状態を把握することで、お客様に新たな価値を提供する当社センシング技術の総称です。ブリヂストンは、2015年に路面状態判別技術の実用化を世界で初めて※2開始しました。

路面状態判別技術は、降雪などによる路面状態の急激な変化をリアルタイムに感知することが可能で、刻々と変わる路面状態を車載解析装置によって、乾燥、半湿、湿潤、シャーベット、積雪、圧雪、凍結の7つに判別します。ブリヂストンはタイヤだけでなくシステム面での技術開発も進め、安全・安心なモビリティ社会の実現に貢献していきます。

  1. ※1Contact Area Information Sensingに由来。「CAIS」は当社の登録商標です。
  2. ※2タイヤによる路面状態判別技術の領域において。(2015年11月当社調べ)

路面状態を判別
路面状態を7つ(積雪、湿潤など)に判別

WEBFLEET

車両テレマティクスデータを活用した「WEBFLEET」という運行管理サービスを展開し、運行状況に関する様々なデータの管理・提供を通じて、ドライバーや運送事業者の安全性・効率性・生産性の向上に貢献しています。すでに欧州を中心に約90万台の車両に「WEBFLEET」を提供しています。

TOPICS

タイヤ摩耗予測技術を活用し航空機整備作業を効率化

当社は、日本航空株式会社(以下、日本航空)に全面的にご協力いただき、日本航空の持つ航空機に関する知見・フライトデータと当社の持つタイヤに関する知見やデジタルを活用した摩耗予測技術を組み合わせることで、より精度の高い計画的なタイヤ交換・メンテナンスオペレーションを実現しました。これにより、お客様の安全運航への貢献の他、タイヤ管理工数やタイヤ在庫適正化、さらには機体メンテナンス業務全体の効率化によって、生産性・経済性の面においても顧客価値を創造しています。また、この新しいサービスを通じてタイヤ資産を長く活用いただくことで、資源生産性の向上に貢献するとともに、タイヤ生産過程におけるCO2排出量の削減にもつなげています。

産学官連携による共創 道路からインホイールモーターへのワイヤレス給電

東京大学大学院新領域創成科学研究科堀・藤本研究室が展開する、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)未来社会創造事業の研究プロジェクト「電気自動車への走行中直接給電が拓く未来社会」に参画し、多くの企業・研究機関と連携しながら「受電から駆動までの全てをタイヤのなかに」をコンセプトとして電気自動車(EV)に搭載されるインホイールモーターへの走行中ワイヤレス給電の実用化を目指しています。

ブリヂストンは、給電時にインホイールモーターへの電力伝送を高効率で達成するためのタイヤの技術開発を担当し、タイヤ・車両・社会インフラ一体としての新たなシステム開発に取り組んでいます。

月面での有人探査活動に必要なモビリティ「有人与圧ローバ」のタイヤを研究

提供:トヨタ自動車株式会社

ブリヂストンは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、トヨタ自動車株式会社と共に、月面での有人探査活動に必要なモビリティ「有人与圧ローバ」に装着するタイヤ(接地体)の研究を推進しています。無重力で温度高低差が大きい月面の厳しい環境下において、接地体が果たすべき4つの役割(荷重を支える、駆動力・制動力を伝える、方向を転換・維持する、斜度や岩砂など様々な路面状態に対応する)を実現するために、砂漠上のラクダの足元からヒントを得て、しなやかで強靭な接地体の開発に挑戦しています。最も過酷な使用条件下で開発される技術は災害車両等様々な幅広い用途への応用が期待されます。

走りながら自動充電する電動自転車

ブリヂストンサイクルは、走りながら自動充電ができ、一回の充電でより長距離走行を可能にする両輪駆動の電動自転車を開発しました。今後、ブリヂストンサイクルが日本で販売する電動自転車の全てにこの新技術を導入する予定です。

多様な移動ニーズに応える

First Stop

ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーとその傘下の販売会社First Stopは、スムーズかつシームレスなモビリティの実現に取り組んでいます。例えばスペインでは、安心して電気自動車を利用いただくために、タイヤメンテナンスサービス設備や充電設備を備えたバンを各地に展開するRanger Mobility Solutionsプロジェクトを進めています。

TireHub

The Goodyear Tire & Rubber Companyと共同で設立したTireHubは、米国のほぼ全てのタイヤディーラー、小売店へのタイヤの即日配送が可能になり、エンドユーザーの方々のニーズに応える一方、ディーラーや小売店での在庫数削減に貢献します。

mobox

一定の月額費用で性能保証されたタイヤを継続使用でき、かつタイヤが故障や摩耗で使えなくなった場合、追加費用なくタイヤを交換できるタイヤサブスクリプションモデル「mobox(モボックス)」を欧州市場にて開始しました。タイヤ以外にもエンジンオイルの定期交換等の各種車両メンテナンスサービスや夏冬タイヤ交換時の保管サービスなども含んだ総合的なサービスで、今後、他市場においても同様のサービスを順次展開していきます。

バス乗降時のバリアフリー化に貢献するバス停バリアレス縁石のシステム「PlusStop(プラスストップ)」

ブリヂストンは、横浜国立大学(「交通と都市研究室」:中村文彦教授)、公益社団法人日本交通計画協会、株式会社アドヴァンスと共同で、PlusStopの研究・開発を進めています。縁石側面の特殊な形状等により縁石がタイヤをガイドし、バスを停留所に寄せやすくすることで、バス利用者のスムーズな乗降を可能にするものです。今後、都市化や高齢化、環境問題の深刻化が進む中、公共交通はますますその重要性を増していくと考えられており、PlusStopは、特にバス輸送における大きな課題である、高齢者、ベビーカー利用者、車いす利用の障がい者等を含む全ての人々が安心してスムーズに乗り降りできるバリアフリー化に寄与するものです。また、スムーズな乗降を実現することで、バスの定時運行にも貢献します。

安全・安心な移動を支える

ランフラットテクノロジー採用タイヤ※1

モビリティの領域でも、ブリヂストングループの安全宣言「安全はすべてに優先する」は適用されています。

ランフラットテクノロジー採用タイヤは、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるためのものです。急なパンク時でも路上でタイヤ交換を行う必要がなく、安全な場所まで移動して停車することで二次災害を回避することが可能となるため、お客様の安全・安心な移動を支えています。また使用されずに廃棄されることの多いスペアタイヤ(応急用タイヤ)が不要になることで、省資源化及び車両軽量化による燃費向上にも貢献しています。当社グループは新車向けタイヤ以外にも、市販用に次世代ランフラットテクノロジーを搭載してノーマルタイヤからの変更も可能※2な「DriveGuard」という商品を市場に先駆けて投入しました。北米を皮切りに欧州など多数地域の多くのお客様にご利用いただきご好評をいただいています。

  1. ※1実車試験またはISO基準に基づいた室内試験条件で、空気圧0kPa時に「80km/hで80km」まで走行が可能
  2. ※2空気圧計測器TPMSが装着されているクルマへの装着が可能

スタッドレスタイヤ「ブリザック」

「BLIZZAK」は、冬道特有の凍結路面や雪道などでより安全に走行できるように、当社独自技術である「発泡ゴム※1」を採用し、運動性能などを高次元でバランスさせた冬タイヤで、お客様の安全・安心な冬の移動を支えています。さらに摩耗の原因であるタイヤと路面の「すべり」を低減し、効きが長持ちすることで、経済性の向上と環境負荷の低減に貢献しています。

  1. ※1発泡ゴムは、タイヤ内部に多数の気泡と水路の配置を可能にした当社独自技術です。発泡ゴムにより、氷路面上にある「水の膜」を素早く除去し、タイヤが氷路面にしっかり密着し、高いグリップ力を発揮します。