People(一人ひとりの生活)

ミッション

ブリヂストングループは、「一人ひとりの生活」の重点領域の活動を通じて、「私たちの強みを活かしながら、地域社会を支え、人々の生活、学び、働き方を良くしていく」というミッションのもと、より安全・安心な社会の実現に貢献するとともに、インクルーシブで開かれた教育を支援し、より健やかな地域づくりを推進しています。

私たちの強みを活かしながら、地域社会を支え、
人々の生活、学び、働き方を良くしていく

ブリヂストングループは、自らの強みや特性を活かし、
地域社会の健康や安全、教育の課題に真摯に取り組みます。

  • 安全・安心な
    暮らしを支える
    商品、サービス、会社や個人の活動を通じ、より安全な地域社会を構築します。
  • 次世代の学びを
    支える
    教育や訓練の機会を拡大し、仕事や生活に必要な技能の向上を支援します。
  • 地域の健やかな
    暮らしを支える
    生活をより健やかにするために必要なものやサービスを利用しやすくします。

ブリヂストングループは、150か国以上で事業を展開し、14万人以上の従業員を雇用し、世界中の多様な文化や地域社会と交流しています。

その中には、所得格差や貧困など、様々な課題に直面している地域もあります。2050年ビジョンの実現に向けて、多様なステークホルダーと協働し、地域の人々や従業員の生活の質の向上を図り、社会的価値と顧客価値の共創に努めています。それは、より安全な社会に貢献し、アクセス可能でインクルーシブな教育を支援し、より健全な地域社会の実現につながります。

AHL(Active and Healthy Lifestyle)

ブリヂストングル―プは、創業当時から続けてきた“人々の生活と地域社会に寄り添い、一人ひとりを支える活動”をActive and Healthy Lifestyleの頭文字を取り、「AHL」と名付けました。それは一人ひとりが心身ともに健康で、個性を活かし、自己実現を果たしながら、多様な人々が互いに認め合い、助け合う共生社会を築くための活動です。当社グループは、この共生社会の実現に向けて、高齢者や障がい者が抱える社会課題を、地域社会や様々なパートナーとの共創によって解決することを目指しています。

例えば、小平市に竣工予定のブリヂストンAHLアリーナは、徹底的なバリアフリーと最先端の解析機能を併せ持った、世界でも類を見ないスポーツ施設です。ここでは、高齢者の健康寿命の延伸や障がい者の社会参加の促進といった社会課題に取り組みつつ、夢を追う全ての人の自己実現を支えていくために、ブリヂストンとパートナーの強みを活かした全く新しい価値の創出を目指していきます。すでに多くの企業、研究機関、地域の皆様からの共感をいただき、「一人ひとりの生活」を支えるソリューションの共創に向けて具体的な取り組みを始めています。

交通安全に関する取り組み

これまでの取り組みの進捗や、地域やグローバルでのニーズを改めて整理し、重点領域のひとつである「一人ひとりの生活」に関する活動を進めていきます。具体的には、災害や緊急時の救援活動を中心とした、より安全な社会の実現、次世代のための身近な教育支援、そして世界保健機関(WHO)のアジェンダに基づく、世界的・地域的な課題に対応した健康的なコミュニティの構築を実現していきます。また、交通安全は、これら3つの目標を達成するための重要な取り組みであり、今後も重点的に取り組んでいきます。

タイヤメーカーとして、交通安全はブリヂストングループの最重要課題です。例えば輸送運行オペレーションを直接支えるサービス「WEBFLEET」は、ドライバーの保護、在庫管理や運行の最適化、車両1台あたりのTCO(トータル・コスト・オブ・オーナーシップ)の改善など、様々な顧客価値を提供します。また、ドライバーの行動を管理・分析することで、ドライバーの健康をサポートし、ルートを最適化することで、燃料の使用に伴うCO2の排出量を削減します。「WEBFLEET」は、身体的にも精神的にも負荷の高い仕事をするドライバーの生活の質を向上させることで、社会価値と顧客価値を創造しています。

Bridgestone Teens Drive Smart(米国)

運転中に的確な判断を行うことは、次世代のドライバーに伝えるべき最も大切なことだとブリヂストングループは考えています。

毎年、米国テネシー州ナッシュビルにあるブリヂストン アメリカス・インク本社では、初心者ドライバーを対象に半日のワークショップ「Bridgestone Teens Drive Smart」を無料で実施しています。運転指導の教官による学科教習と、不注意運転の撲滅や実践的な運転技術の向上、車両やタイヤの定期メンテナンスの実施方法の指導に重点を置いた運転実習を組み合わせて行います。2010年のプログラム開始以来、4,600人を超える若者が参加しました。

Think Before You Drive(中南米)

安全運転には、確かな判断力、交通状況を瞬時に察知する力、そして路上走行に適した車両が欠かせません。

2005年に開始した安全運転の啓発活動「Think Before You Drive」は、地域社会の安全を確保するブリヂストングループの取り組みの一環として、教育プログラムや教材を通じて交通安全の大切さをドライバーに再認識してもらおうというものです。

ドライバーの皆様には、シートベルトの常時着用や、カーシートの使用、タイヤのアライメント調整やバランス調整、最大車両荷重のチェックなど、ご家族や友人との安全な旅に欠かせない基本的なルールを守ることの大切さをお伝えしています。また、タイヤの空気圧や摩耗状態の無料点検、車両を最適な状態に維持する方法についてのアドバイスといった、より実用的なサポートも行っています。

コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、メキシコでは、安全運転を呼びかけて交通事故や危険運転を減らすことを目的に、大学や政府機関と連携し、この教育プログラムを実施しています。2016年以降、参加者は32,000人以上にのぼります。

「ブリヂストン トラフィック エデュケーション」プロジェクト(ブラジル)

ブラジルでは2018年に「Bridgestone traffic education」という、10代以下の子どもたちの交通安全に対する意識を高めるためのプロジェクトが発足しました。この活動はブラジル全土に拡がっており、これまでに5つの学校で6,000人以上の生徒が、より安全な交通社会の実現について学んできました。ブリヂストン アメリカス・インクでは、地域の教育者をサポートし、この取り組みを推進しています。

オンラインでのヒヤリハット事例の紹介(ヨーロッパ、中東、アフリカ)

ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーの8か国13拠点の従業員間で、ヒヤリハット事例の共有を行いました。それぞれの事例は各言語に翻訳された後、イラストや動画を交えたコンテンツとして、全従業員向けに社内Webサイトで公開されました。約3,800人の従業員がこのWebサイトを訪れ、多くの従業員の安全意識向上につながりました。

未来のドライバーのための「CulTire」プログラム(イタリア)

ローマにあるブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー技術センターの従業員が、未来のドライバーである高校生に対し、社内開発プログラム「CulTire」を使用して、交通安全や運転行動、タイヤのメンテナンスについて教えるボランティア活動を行いました。2018年には177人の学生が参加しました。

幼稚園での交通安全教育(ポーランド)

ポーランドでは、2008年より、従業員のボランティアによる交通安全教育に取り組んでいます。これまでポズナン市周辺の約300の幼稚園、延べ33,000人以上の園児に、チャイルドシートの使用方法や交通安全に関する教育プログラムを実施してきました。

子どもたちを交通事故から守る活動(ドイツ)

Bridgestone Deutschland GmbHは、NGOが行う道路交通安全教育活動を支援しています。この活動は、ドイツ連邦交通・デジタルインフラ省と警察からの支援を受け、子供たちを登下校時の交通事故から保護することを目的としています。

2007年以降、Bridgestone Deutschland GmbHは子供たちが交通事故に巻き込まれないよう身体的能力向上させる教材を提案し、ドイツ中の保育所に配布しています。

また、2013年以降、Bridgestone Deutschland GmbHは主要都市で道路安全キャンペーンを実行し、子どもたちと保護者に登下校時の道路での危険性を知らせるリーフレットを配布しました。2013年以降、およそ170,000冊パンフレットが配布されました。

小学校での安全教育(ベトナム)

ベトナムでは、3,000人以上の小学校教員と協力し、ハノイ市とホーチミン市の生徒たちに交通法規や安全対策に対する教育プログラムを実施したほか、ヘルメット200個を学校に寄贈しました。

新ドライバーへの安全講習(タイ)

試験に合格し運転免許を保有することになる新規のドライバーに対して、タイの自動車交通庁と協力し、安全運転と交通ルールに関する講習を、タイ全国で毎年6回実施しています。1990年から活動を開始し、今までで42,300人以上が参加しました。

タイヤセーフティ活動(インド)

ブリヂストン インディア プライベート リミテッドは、安全な旅行のため、消費者にタイヤ点検から始まり、溝の深さや摩耗、傷の点検、空気圧、窒素ガス充填の利点など、タイヤ・メンテナンスの重要性をお伝えしています。また、タイヤの安全に関する小冊子が、キャンペーンに参加した消費者に配布されます。多くの消費者にお届けするため、このキャンペーンは高速道路や、店舗、住宅地、社宅など様々な場所で開催され、250か所で1万台以上の自動車の点検とサービスを行いました。

エコ&セーフティードライビングレッスン(中国)

普利司通(中国)投資有限公司は、2008年より、安全に重点をおいたドライビングレッスンをテストコースで提供してきましたが、2009年からはエコの要素を追加したプログラムへと内容を充実させ、年に1~2回、試乗講習会を実施しています。参加者はエコドライブ講座をはじめ、通常運転とエコドライブの比較走行、タイヤの空気圧を変えた車両を試乗し、操縦安定性を比較走行する他、ランフラットテクノロジー採用タイヤをパンクさせ、空気圧がゼロの状態で走行する車両への同乗といったことを体験しました。参加者に、こういった多様な体験プログラムを通して、タイヤの日常安全点検の重要性に加えて、ブリヂストンの企業文化や製品へのご理解を更に深めていただきました。

交通安全運動の呼びかけ(日本)

東京都小平市で、春、秋の全国交通安全運動の期間中の「交通死亡事故ゼロの日」に若手社員ボランティアが地域の警察署員とともに正門前交差点にて交通安全の呼掛け運動を実施しています。毎回、20~30人の若手社員が交通事故を1件でも減らそうとの思いで、交通安全グッズやチラシを歩行者や自転車へ配布するほか、横断歩道での交通誘導を通し、地域の交通安全に貢献できることを目指しています。

子どもたちへの自転車安全教育(日本)

ブリヂストンサイクル株式会社は、上尾市近郊の幼稚園や保育園、小学校で開かれる自転車安全教室に2005年から協力しています。この安全教室は、日本交通安全教育普及協会が毎年開催するもので、子どもたちは「乗る前の安全点検」や「ヘルメットの重要性」、「交差点の渡り方」、「駐停車中の車の側を通るときの注意点」など、自転車を安全に乗るためのポイントを講義と実技を通し学んでいます。同社は実技指導に使用する自転車を貸与しているほか、自転車の安全点検にも協力しています。

安全・安心な暮らしを支える

洪水、台風、地震、津波、竜巻、火山噴火などの自然災害は地域コミュニティに多大な被害をもたらします。ブリヂストングループでは増大する自然災害による被災者の支援や、防災および減災に取り組んでいます。

「Bridge to Knowledge」キャンペーン(ベトナム)

ベトナムでは、人口の70%が沿岸および低地の三角州など、河川の洪水に対して脆弱な地域に居住しています。またそれらの地域では、橋などのインフラが整っていない場所も多く、そこで暮らす子供たちは、木製のいかだやビニール袋でできたロープを使って、危険な川を渡らなければ、学校に通うことができません。

そこでブリヂストン タイヤ マニュファクチュアリング ベトナム リミテッド ライアビリティ カンパニーでは「Bridge to Knowledge」キャンペーンを展開し、洪水に見舞われやすいベトナムに2030年までに20の橋を建設し、10年間にわたり橋のメンテナンスを行うことを宣言しています。2019年までにダクラク省とディエンビエン省に2つの橋を完成させ、3,927人の地域住民の生活に貢献、335人の子どもたちが安全に学校に通えるようにしました。現在もドンナイ省とソンラ省でさらに2つの橋を建設中です。このプロジェクトは、地域の子どもたちにより安全な移動手段を提供することで平等な教育の機会を提供し、地域経済の発展に貢献しています。

交通事故削減に向けたトラック運転手への支援(インド)

路上における安全なモビリティの確保と交通事故の削減に貢献するため、ブリヂストン インディア プライベート リミテッドでは、従業員ボランティアにより、トラック運転手を対象に、運転技術向上や視力矯正を目的としたプログラムを実施しました。450人の若手がプロトラック運転手としての訓練を受け、6,250人のトラック運転手が視力検査と視力治療を受診、2,520個の眼鏡が配布されました。また、より健康的なライフスタイルの導入に向けたセッションも実施しました。

洪水時の支援活動(インドネシア)

2010年にインドネシアのブリヂストングループ従業員は、洪水時の被災者救助に備えレスキューチームを編成し、救助訓練を行っています。これまでに被災者の安全な避難誘導や、救援物資および避難エリアの提供等の支援活動を8回以上実施してきました。

交通局職員への車両点検トレーニング(南アフリカ)

ブリヂストン サウス アフリカは、2008年より他業界のパートナーとともに、年間で4回以上、交通当局員の研修など交通安全に関わる活動に参加しています。この活動では、道路上での使用に不適格と判断された車両を道路から移動させ、停止通達を発行する交通当局員の研修を行っています。研修の中では、タイヤの安全点検の方法や効果的なブレーキ方法などを学習します。また、運送会社の方に対しても、効果的なブレーキ操作とタイヤの点検を呼び掛けています。これまでに1,200人以上の交通当局員が本研修を受講しました。

災害時の支援体制整備(日本)

ブリヂストンタイヤジャパンは、発生件数が増加している自然災害を教訓とし、被災店舗への支援体制を整えるとともに、災害時に帰宅困難となった方々の待避場所として各タイヤ販売店を開放しています。

台風や竜巻から地域を守る災害指令センター(米国)

ブリヂストン アメリカス インクのタイヤ製造工場があるアメリカ テネシー州は、同国内でも竜巻が多い地域の一つであり、自然災害への対策が工場の課題でした。工場では従来の対応方法を検証した結果、あるべき防災体制と現状に大きな隔たりがあることが判明したため、この課題を改善する取り組みを開始し、気象監視機能を持つ指令センターの設立及び関連する体制の見直しを実施しました。

この取り組みは、早期警報などによる従業員の安全確保体制の向上、火災リスクの低減といった安全・防災面のみならず、予期しない災害による生産停止の回避といった生産性の向上にも貢献します。また同様の自然災害リスクを抱える地域コミュニティにも展開できます。

地震から生命と財産を守る建物用免震ゴム

建物の地震対策は「免震」「制震」「耐震」の3つに大きく分類されます。中でも「免震」は、地面と建物の間に免震ゴムを設置し、建物に地震の揺れを直接伝えにくい構造のため、室内の揺れや家具の転倒などによる被害を小さくすることができます。

ブリヂストンは、タイヤづくりで培った「材料技術」「設計技術」「生産技術」の3つのコア技術を応用して1984年に高品質・高性能な免震ゴムの販売を開始。以来、業界のパイオニアとして、マンション、高層ビルから中低層の建物や戸建住宅用まで免震ゴムの開発及び販売を行っています。2012年10月に完成したJR東日本「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」にも、ブリヂストン製の免震ゴム352基が使用されています。

また、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(2021年7月に延期)の水泳競技会場となる「東京アクアティクスセンター」、バレーボールと車いすバスケットボール競技会場となる「有明アリーナ」に免震ゴムを納入しました。両施設では、建物(スタンド)と屋根の間に免震ゴムを設置する屋根免震※1を採用しています。屋根を支える部分の下に免震ゴムを設置することで、屋根に伝わる地震の揺れを低減し、屋根下の建物部分への負担を減らすことができます。これにより、当該施設全体の地震時の安全性向上に貢献します。

  1. ※1スポーツ施設などのホール・ドーム型施設で大空間の屋根を設ける場合に、建物と屋根の間に免震ゴムを設置する工法。

次世代の学びを支える

ブリヂストングループでは、人々の生活やキャリアアップを支援するための教育・研修の機会を拡大しています。

教育機会の提供による人材育成
職業訓練教育施設の運営(インドネシア)

1981年、ブリヂストングループはインドネシアにおける熟練技術者不足への対応を求める政府からの要請に応え、インドネシアにあるBekasi工場で職業訓練教育施設(LLK)の運営を開始しました。このプログラムは現在37年目を迎えており、2年ごとに48人の地域住民を受け入れ、主に機械技能と電気技能の習得を目指しています。これまでに754人の卒業生の多くが企業で活躍し、そのうち50%以上が、ブリヂストングループで働いています。

職業訓練教育施設
卒業者数

情操教育支援活動「ハッピータングラム」(中国)

中国では、農村地域に住む学生達に、普段触れることの出来ない芸術や音楽、体育の授業を提供する「ハッピータングラム」プロジェクトを行っています。2009年以降、このプロジェクトを通じて、10万冊を超える書籍が寄付され、40の図書館が設置されています。

TOPICS

ブリヂストン アジア パシフィック ピーティーイー リミテッド、2年連続で3つのグローバルCSRアワードを受賞

ブリヂストン アジア パシフィック ピーティーイー リミテッドは、事業を行う地域での交通安全の促進や人々の暮らしの向上、教育の振興に幅広く貢献したことが認められ、2019年の第11回「Global CSR Summit and Award」で3つの賞を受賞しました。

これは、これまでに革新的で世界に誇る極めて優れた製品やサービス、事業や活動を開発あるいは実施した企業を評価して、その功績を称えるものです。企業の社会的責任に関するアジアで最も権威ある賞であり、2018年に続き2年連続の受賞となります。

2019年は、交通安全の向上、教育や能力開発を通じた地域社会の発展のほか、水資源の保全にも重点を置いた継続的な取り組みを認められたブリヂストン インディア プライベート リミテッドが「CSR Leadership Award」金賞を受賞しました。

また、農村部に住む子どもたちの創造力やライフスキルを高めることを重視した中国初のプログラム「ハッピータングラム」プロジェクトを行った普利司通(中国)投資有限公司が、「Excellence in Provision of Literacy and Education Award」金賞を受賞しました。

さらに、タイ ブリヂストン カンパニー リミテッドは、タイに住む人々の健康と福祉の改善に長年にわたって取り組んできた「ブリヂストンふるさと貢献(Bridgestone Rak Baan Kerd)」プログラムが評価され、「Best Community Program Award」銀賞を受賞しました。

U-Campプロジェクト(タイ)

タイのノンケー工場で働く従業員らによるU-Campプロジェクトでは、14の大学の学生にリーダーシップ教育を提供しています。

自然農業教育センター (タイ)

タイ農業省とWWFタイランドが進めている地域住民のための自然教育センターの設置と自然教育プログラムに対して、タイ ブリヂストン カンパニー リミテッドは資金協力をしています。また、独自の環境プログラムを立ち上げて、地域の子どもたちに環境保護の大切さを伝えています。

女性のためのキャリア支援(インド)

2018年に、インドのマハーラーシュトラ州プネにおいて、Federation of Indian Chamber of Commerce & Industry Ladies Organizationと協力し、女性の経済的な自立支援として、起業のサポートや、看護師や配達の仕事に就くための訓練を開始しました。

教育機会に恵まれない子どもたちへ学校施設を提供
教育支援プログラム(インド)

インドでは経済的な理由で教育を受けることができず、読み書きすらできないため、仕事につけずに貧困から抜け出せないという社会的課題があります。ブリヂストンでは、インドの関連会社であるブリヂストン インディア プライベート リミテッド(BSID)のチャカン工場周辺地域に住む、教育機会に恵まれない子どもたちのために学校施設や教育ツールを提供しました。子どもたちの教育機会を支援することで、インドにおける貧困の連鎖の解決に貢献しています。

自動車関連業界で働くための教育支援(米国)

米国では、テネシー州ナッシュビルの「Metro Nashville Public Schools’ Academies of Nashville」に協力し、高校生に対する自動車整備技術に関する職業訓練を行っています。具体的には、Maplewood High School Automotive Training Center内に自動車整備工場を忠実に再現した施設を設置し、自動車整備に関する様々な教育を実施しています。これまで同プログラムを終了した学生は70人に上り、そのうち33人は現在、ブリヂストングループの店舗で整備技術者として働き、その他10人以上が自動車産業に就職しています。2018年10月にはオハイオ州アクロンにも、Akron Pubic SchoolsとUnited Way of Summit Countyと共同で、同様の自動車整備訓練施設を開設しています。

Driving Great Futures(米国)

米国では、「Driving Great Futures」プログラムを通じ「Boys and Girls Clubs of America」に2015年から計11億4,400万円以上の資金を調達しました。当クラブに参加する機会が多い子供ほど学業や社会的成功の可能性が高まるという調査結果があるため、子供たちの安全な移動のため送迎用車両のメンテナンスや新車提供などの支援も行っています。

※2019年平均レートで換算。

従業員と地域ステークホルダー向けの教育・訓練施設
ブリヂストン企業大学訓練センター(アルゼンチン)

ブリヂストン企業大学(BCU)は2003年に設立され、従業員や取引先、地域住民などのステークホルダーに教育・訓練の機会を提供しています。2015年には訓練センターを開設し、アルゼンチンのカリキュラムに合わせて訓練・教育体制を強化しました。開設以来、538人がBCUを卒業し、8,900人を上回るステークホルダーの皆様が訓練を受けています。

タイヤサービスに関する教育支援(トルコ)

トルコにある、ブリヂストンの関連会社ブリサ ブリヂストン サバンジ ラスティック サナイェ ヴェ ティジャレット ア-シェ(Brisa)では、2010年からタイヤサービス技術者としての雇用創出に取り組んでおり、直近では女性を対象としたプログラムに注力しています。これまでに26人の女性技術者を育成しており、現在も地元のディーラーで働く女性社員や服役中の女性に、キャリアアップや社会復帰支援の機会として、技術者育成訓練の機会を提供しています。また、既に5,000人以上の学生が無料の職業訓練を受講し、受講者の65名がBrisaのディーラーで働いています。

科学を専攻する高校生を対象とした研修(イタリア)

科学・技術・工学・数学(STEM)分野におけるキャリアの実態を調査することを目的に、ローマにあるブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー技術センターで科学を専攻する高校生を対象とした研修を実施しました。こうした研修を通じて、青少年のジョブスキルやライフスキルの育成のために教育・訓練の機会拡大に取り組んでいます。2018年は、124人の学生がこのプログラムに参加しました。

小売店・工場での訓練(フランス)

フランスでは、店舗や工場のある地域で従業員が50人以上の学生にタイヤに関する技術を伝え、相談相手となるなど、就業能力を高める支援を行っています。

地域における優秀な人材開発と失業率低下に貢献
ビルダーズアカデミー(フランス)

フランス北部のベチューンにあるタイヤ生産工場において、失業者を対象にした教育訓練プログラム「ビルダーズアカデミー」を実施しています。現地工場の従業員がコーチとなり、製造に関する技術を伝授しています。プログラム修了者にはフランス政府より認証書が授与されます。この活動を通じて、専門的な知識、技能を有する人材開発に取り組むとともに、優秀な人材確保につなげています。また政府機関や現地NGOとのパートナーシップにより、深刻な社会問題となっている高い失業率の低減にも貢献しています。

自動車整備工学を学ぶ学生を対象とした講義(スペイン)

自動車整備工学学士課程の学生を対象に、スペイン拠点で働く従業員がボランティアで講義を行っています。2018年には200人の学生が受講しました。

一人ひとりに応じた教育プログラムの提供
トレーニングプログラム(スペイン)

スペインでは、知的障害を持つ若者を対象とした機械工学トレーニングを展開しています。個々の知識レベルに応じた、総時間400時間にわたるプログラムを提供しています。

ブリヂストン環境ものづくり教室(日本)

日本では従業員が近隣の小学校を訪問し、「ブリヂストン環境ものづくり教室」を行っています。楽しみながら会社の仕組みや仕事内容が分かる講義と、工場経営を疑似体験できるボードゲームによって環境と仕事について考えてもらう機会となっています。

地域の健やかな暮らしを支える

乳がんの早期発見を支援(中国・アジア・大洋州)

ブリヂストン アジア パシフィック ピーティーイー リミテッドでは、Breast Cancer Foundationと共同で、「Nursery Rhyme Campaign」を実施しました。これは子どもたちが自分の母親に検診を意識してもらうことを目的に、よく知られる童謡のリズムに合わせて自己検診を促すなど、乳がんの早期発見につながるもので、地域の健康増進とがん治療の発展に貢献します。シンガポールで開催されたピンクリボンウォークにおいて5,000人以上が参加しました。

従業員の健康増進プログラム(中国)

スポーツを活用した取り組みとして、中国では、ユニセフと「the National Cancer Foundation」への寄付活動と連動した、従業員の健康増進プログラムを実施しました。ブリヂストングループが開発したモバイルアプリ 「BS-Fit Rewards」 を利用して自分の歩数を記録し、その歩いた距離に応じて寄付される仕組みとなっており、2万人以上の従業員の参加により、150億以上の歩数を記録、1,230万円以上を寄付しました。

女性向け健康診断(インド)

3月8日の国際女性デーを祝したイベントを世界各地で開催しました。インドでは、マハーラーシュトラ州の農村部にある複数の保健所で、100人以上の女性達に乳がん・子宮がん検診、血圧や糖尿病など11項目の健康診断を行いました。また、女性の総合的な健康のためにタンパク質や鉄、カルシウムを補うサプリメントを無料で配布しました。

ボランティアウィーク(米州)

ブリヂストングループは、人々がより健康な生活を送るために必要な支援に努めており、世界中の従業員やステークホルダーにコミュニティの強化を支援するボランティアを奨励しています。2019年には、ブリヂストン アメリカス・インク(BSAM)が「ボランティアウィーク」を開催しました。ボランティアウィークは2019年12月2〜8日の間、約475人の社員が、延べ約1,600時間にわたってボランティア活動を行ったもので、公共施設や水路の清掃、約18,000食の寄付、約1,000世帯に衣類と玩具を寄贈しました。

多様かつインクルーシブな職場づくり(米国)

BSAMでは、各事業所内に5つの従業員グループ(ERG)を設置し、多様かつインクルーシブな職場づくりに取り組んでいます。ERGは、全ての従業員に対し、コミュニティ・サービスのボランティア活動に参加する機会や、学習と成長の場を提供します。ERGには下記のものがあり、それぞれ異なる役割を担っています。

• BRAVO:ベテラン従業員及びベテランサポーターのコミュニティ
• BWIN:女性従業員の成長とリーダーシップの支援
• BNEXTGEN:若手のプロフェッショナル人材の育成を支援
• BProud!:多様性を尊重し、協力的な職場環境づくりを促進
• BOLD:アフリカ系アメリカ人の従業員と支援者の包括的なコミュニティを強化

Bridgestone Solidarity Caravan(アルゼンチン)

アルゼンチンでは、2010年から、険しい山岳地帯を抜けて医療品や衛生用品、教材など先住民コミュニティに必要とされている物資を1週間かけて届けて回る「Solidarity Caravan」を行っています。その道中では、学校や村などでソーラーパネルや飲料水用ポンプの設置など、生活改善のための活動を行っています。

ヘルスケアサービス改善への取り組み(スペイン)

1970年以来、ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーのビルバオ工場の会社専門医と従業員は、ヘルスケアサービスへの取り組みにより地域社会に貢献しています。献血、職業病医学や超音波検査の研修や会議、医療機器と薬の寄付、入院している子供へのクリスマスパーティー等を実施しています。 工場で働いている従業員も、超音波検査やその他の健康診断、予防衛生キャンペーン(がん、高血圧、肥満、破傷風など)、人間工学プログラム、心理社会的支援など、ヘルスケアサービスの恩恵を得ています。ビルバオ工場は、バスク地方で初めて集団的衛生ポリシーに署名した事業所として認識されています。

子ども向け無償手術(リベリア)

リベリアにある天然ゴム農園では、2010年よりChildren’s Surgeries International(CSI)の医療専門家チームと共同プロジェクトを行っており、2018年にはファイアストン・メディカルセンターにおいて、口唇裂、ヘルニア、泌尿器症状に関する100件を超える手術を無償で実施しました。

ヘルスケアやがん治療の研究・予防を支援(イタリア)

ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー技術センターの従業員は、イタリア多発性硬化症協会(AISM)を介してりんごを購入し、多発性硬化症の研究ヘ寄付を行っています。2018年には150人の従業員が参加しました。

また、クリスマスツリーの装飾品販売でもAISMを支援し、2018年には約150人の従業員が参加し、300個の装飾品を販売しました。

同技術センター従業員は、乳がん啓発のためのウォーキング・ランニングイベント「RACE for the CURE」に際して署名と寄付により、乳がん基金「Susan G. Komen」への支援を行いました。 2018年は4日間にわたり、健康、スポーツ、福祉、団結をテーマに乳がん予防のための募金を行い、署名者数は353人にのぼりました。

ラバー・アクチュエーター(ゴム人工筋肉)

当社グループがこれまでに培ってきたタイヤ・ゴムの技術を活かし、一人ひとりの「できる」を実現するラバー・アクチュエーターを開発しました。これは、タイヤのゴムや油圧ホースの技術を適用したチューブと、タイヤ内部にある有機繊維コードの技術を応用して開発した繊維によって構成され、軽量かつ丈夫で、大きな力を出しながら柔らかく動かすことができます。また、このラバー・アクチュエーターは、用途に応じて出力の調整が可能で、健康増進を目的とした歩行・運動のアシストや、軽労化のためのアシストスーツへの応用、さらには産業用ロボットアームへの活用など様々な用途への利用が期待されます。現在、東京大学を始め、多くの企業や研究機関と共創に向けた取り組みを進めています。

未来起点プロジェクト(日本)

ブリヂストンは、お茶の水女子大学と共同で、次世代の女性リーダー育成のための「未来起点プロジェクト」を発足しました。このプロジェクトでは、高校生・大学生・大学院生の女性を対象とし、企業や自治体、教育機関などの多様なステークホルダーと学生達が対話し、未来起点で考え、行動する学生のリーダーシップを育成することを目指しています。

東日本大震災における復興支援の取り組み
夢のつばさ プロジェクト(日本)

東日本大震災によって保護者を亡くされた子どもたちを長期的に支援することを目的に、NPO法人お茶の水学術事業会を中心として、2011年より実施されているプロジェクトです。学生ボランティアが主となり、保護者を亡くされた子どもたちが一緒に楽しい時間を過ごす場を定期的に設け、その成長を長く見守っていきます。ブリヂストンは、当プロジェクトの趣旨に賛同し、協力を行っており、資金面での協力や自社の保養施設を活動場所(夏と冬の定期キャンプ)として提供しています。

オリンピック・パラリンピック・ムーブメントを支援

ブリヂストングループは、スポーツを地域の健やかな暮らしを支えるための重要な手段の一つであると考えています。現在ブリヂストンは、オリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーとして、オリンピックおよびパラリンピック・ムーブメントを支援しています。オリンピックおよびパラリンピックの理念の中でも、特に地域への貢献、多様性の尊重、環境保全、持続可能性は、「Our Way to Serve」の考え方と共通しています。

ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!(日本)

日本では、「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」を全国で開催し、トップレベルのアスリートと楽しむ運動会やオリンピック・パラリンピック競技体験、その他体験型展示を通して、子どもからお年寄りまで全ての人に「体を動かすよろこび」を実感していただいています。

パラアスリートへの支援(日本)

ブリヂストンでは、タイヤなどの技術とイノベーションを活かして、パラアスリートへの支援を行っています。具体的には、様々な路面で安心して走れるスポーツ義足用ゴムソールや陸上競技用車いすでパラアスリートが装着するグローブなどの開発に取り組んでいます。

障がい者雇用の推進 (中国・アジア大洋州)

中国では、障害を持つ人々の雇用を推進しています。タイでは、10人の従業員がパラアスリートとして東京2020パラリンピック競技大会への参加を目指し、トレーニングに励んでいます。

B-Olympic(欧州・ロシア・中近東・アフリカ)

ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーでは、従業員のより健康的なライフスタイルを奨励すると同時に、がん予防の支援にも取り組んでいます。具体的なプロジェクトとして、オンラインプラットフォームを通じて約17,000人の従業員に1年間で100万キロを歩くことを奨励しました。歩いた距離をがん予防に取り組む14の非営利団体への寄付活動に連動させる仕組みとなっており、2018年のプログラム始動からわずか6ヶ月で目標を達成し、2,130万円を寄付しました。

※2018年平均レートで換算。

チームブリヂストン・アスリート・アンバサダー(米国)

米国では、チームブリヂストンのアンバサダーであるアスリートと共に、「Boys and Girls Clubs of America」などを含む学生向けのプログラムや慈善団体を支援しています。