技術系
※内容は取材当時のものです。
“数値”の向こう側にある品質を
実現できる設計者を目指す。
C.H.
タイヤ開発第3部門PS タイヤモジュール設計第1部
工学部 機械航空工学科卒業
2021年入社
Career Step
1年目:次世代技術開発部門
未来のトラック・バス用タイヤの実現を目指す耐久性向上検討に従事
2年目:乗用車タイヤ設計
海外の乗用車向け新車装着用タイヤの設計、その後履き替え用タイヤの設計に従事
Question 01
ブリヂストンを志望した理由を教えてください。
学生時代、「将来は、人に愛着を持ってもらえるモノづくりがしたい」と考えていました。世の中には、多種多様なモノづくりがありますが、タイヤという工業製品には、他にはない魅力があると考えています。大規模な機械や設備をつくる仕事は魅力的ですが、何千点、何万点もの部品で構成されているとすると、設計者は全体の何千分の一、何万分の一にしか関われていないことになります。それでは、私としては物足りません。タイヤというのは目に見える形で届けられ、使ってもらえる製品ですから、「自分のつくったものに愛着を持って使ってもらいたい」という私の夢とマッチしています。さらに、ブリヂストンのタイヤ設計者は、開発から生産まで、モノづくりの流れのすべてに担当者として関わることができます。
ブリヂストンに入社して、期待以上にモノづくりの面白さを味わうことができています。入社1年目は、次世代のトラック向けタイヤの耐久性向上のための研究を、続く入社2年目は海外のプレミアムな自動車に装着されるタイヤの設計を、それぞれ主担当として任せてもらいました。「こんなにもすぐに、重要な業務を任せてもらえていいの?」というのが率直な感想です。
ブリヂストンを志望した
理由を教えてください。
Question 02
タイヤ設計の面白さ、難しさを教えてください。
私は現在、海外の乗用車向けの履き替え用タイヤの設計に携わっています。日々の業務としては、海外の工場への試作品の製作依頼、できあがってきた試作品の確認やテスト結果の取りまとめ、次回の試作に向けた構造検討等を行っています。
タイヤは原材料に農産物の天然ゴムを用いている点、生産工程に手作業が含まれている点などから出来のばらつきが避けられません。そのため、試作品で生じた目標との差異が設計要素によるものなのか、出来のばらつきによるものなのかの判断が困難です。
また、一つのタイヤはゴムの他、有機繊維、金属部材などいろいろな材料が複合されているため、圧力がかかった時の変形を予測するために設計段階の際PC上でシミュレーションしたくても、しきれない部分があります。他にも、温度、衝撃、速度といった使用される環境の条件など、さまざまな要素が絡み合うため、設計を進めると前例のない問題にぶちあたることが多々あります。苦労が多いだけに、試行錯誤を乗り超えて、お客様から「乗り心地が良くなった」と評価をいただけると、充実した気持ちになります。
タイヤ設計の面白さ、
難しさを教えてください
Question 03
設計者としての大切にしていることは何ですか?
新車向けタイヤの開発プロジェクトでは、開発中の新車に試作品を装着して評価試験が実施されます。設計者である私は、時には海外のテストコースにも出かけてテストに立ち会いました。走行テストを重ねて、先方のドライバーから乗り心地についての評価を受けながら、試作品を改良し、お客様が次の新車で求めるタイヤに近づけていきます。
お客様からのタイヤに対する要求は、減衰性(衝撃を収束させる性質)などを示す“数値”として提示され、その“数値”を達成するために私たち設計は試作や評価を繰り返します。ただし、「単に“数値”を追いかけるだけにならないように」を心がけています。このことは、折りに触れて上司から言われているアドバイスです。「お客様は、どんなタイヤが欲しくてその“数値”を提示されたのか?“数値”の裏にある意味を考えて設計に取り組むことが、最高の品質につながる」 そんなことを上司は伝えたいのではないかと私は理解しています。 “数値”に込められたニーズをとらえて、最高の品質を実現できる設計者になるために、タイヤについての理解をさらに深めていきたいと思います。
設計者としての
大切にしていることは何ですか?
Special Question
あなたにとって、
ブリヂストンの「旅」とはなんですか。
「旅」の途中でいかなる困難があっても、決して立ち止ることなく、ひるむことなく。そして、コンピューターを使うだけでなく、自分の五感を駆使して、泥臭いことも厭わずに… できることは全部やる精神で前に進み続けます。