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技術系

※内容は取材当時のものです。

“予測”と“実測”で仮説の検証を重ねて
未知のメカニズムを解明。

K.S.

タイヤ研究第2部 耐久技術開発第1課 OR 担当
理工学研究科機械科学系修了
2020年入社 

Career Step

1年目:次世代技術開発第1部耐久技術開発ユニット AC(航空機用タイヤ)担当チーム

ACビード軽量化・耐久向上技術開発に従事

4年目:次世代技術開発第1部耐久技術開発ユニット OR(鉱山用タイヤ)担当チーム

超大型ORRビード耐久技術開発に従事

Question 01

ブリヂストンに入社を決めた理由を教えてください。

私は、大学院1 年の時にブリヂストンのインターンシップに参加。世界のトップメーカーでありながら自社製品の性能をさらに向上させようと、モチベーション高く研究活動に取り組む皆さんの姿に心をひかれました。またその時に、女性の管理職にお会いでき、女性の技術系総合職が何人も活躍されていたこともあって、自分のような女性の機械系エンジニアも働きやすい職場だと確認できたことも、入社の後押しとなりました。
入社後は、航空機用タイヤの開発チームに配属。OJTが始まるとすぐに、思ってもいなかった難易度のテーマを任されました。ビード(路面と直接接しないタイヤをリムに固定させる役目を負っている部分)の軽量化によって懸念される故障のメカニズムを解明するというものでした。私には、自分でメカニズムに関する仮説を立てて、試作・検証を行うことが求められたわけですが、決められたやり方のない研究の難しさを味わいました。また、タイヤという製品が、まったく新しい物をつくるのでなく、今ある物を軽量化、つまり改良するというフェーズでさえも解明されていないことが多く、新人の自分でもいろいろな挑戦ができる領域だとわかって嬉しくなりました。

ブリヂストンに入社を

決めた理由を教えてください。

Question 02

現在の仕事内容を教えてください。

ブリヂストンの基幹商品MASTERCOREは、様々な鉱山現場に合わせてカスタマイズできる超高耐久性を実現する製品シリーズです。市場で使われているMASTERCOREが起こしている故障のメカニズム解明、および改良提案(形状・構造)検討が私のミッションとなります。故障のメカニズム解明は、サンプルの観察からスタートします。一口に観察といっても、直径4.02メートル、重さ約5.1トンという世界最大の鉱山用タイヤが対象ですから、簡単ではありません。また鉱山用タイヤの多くが海外で使われますから、故障したサンプルの入手にも時間を要します。日本への輸入が難しく、迅速な課題解決が求められるケースでは、私が実際にカナダやメキシコなどの現場に出向き、タイヤの破損状況や現地のタフな使用環境を確認することもあります。その次の段階に進むと、観察結果や収集した走行データにもとづいて、故障が起こるメカニズムの仮説を立てて、2つの手段で検証します。1つは、有限要素法を用いたシミュレーション計算による“予測”。もう1つは、実際の物、試作品をドラム式試験機にかけて、その結果をみる“実測”です。“予測”と“実測”で仮説の検証を重ねて、故障のメカニズムを解き明かし、製品改良を目指します。

現在の仕事内容を

教えてください。

Question 03

エンジニアとしてどんな姿を目指していますか?

未知の現象を解明する研究の仕事には、決められた業務手順があるわけではありません。なかなか答えにたどり着けず、苦しい思いもします。行き詰まった時に大切なのが、状況を論理的に整理することです。わかっている情報をロジックツリーや表組などに落とし込んで、発生している問題の全体像や関連する因子の関係を“見える化”します。“見える化”ができれば、「次の試作品は構造をこんな風に変えたい。そうすると同じ力を加えても、変形する量が変わり、目標の数値が達成できる」といった具合に筋道の通った仮説が立てられるようになり、上司や関連する部署のメンバーに承認、協力してもらいやすくなります。さらに論理的であることは、クリエイティブな仕事につながります。私がOJTの時からサポートしていただいている先輩は自分が論理的に整理した情報や考え方を、他分野のエンジニアに相談を投げかけて相手をインスパイアするといった動きをしていらっしゃいます。尊敬する先輩に追いつけるよう、自分に足りていない論理的な仕事の進め方と、材料や力学など専門技術を修得していきたいと考えています。

エンジニアとして

どんな姿を目指していますか?

Special Question

あなたにとって、
ブリヂストンの「旅」とはなんですか。

持続可能な社会に貢献する環境負荷軽減や、耐久性・ライフ向上へ。付加価値の高いタイヤを目指して新しい着眼点を探し続けている私たちは、技術探索と技術創出の「旅」をしているのだと思います。

構造基礎研究

VIEW

M.D.技術系

次世代技術開発第2部
輸送・環境システム専攻修了
2015年入社

製品開発

VIEW

N.S.技術系

PSタイヤモジュール設計第2部
機能発現工学専攻修了
2018年入社