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Pick Up

価値観

私たちの想いと意志

現場で活躍する社員に、仕事で抱く想いや価値観を取材。
向き合う仕事の先に、どのような価値を⽣み出すのか。
ブリヂストンに根付くカルチャー・社⾵を可視化する。

01

Our Values 01

自身の目で確かめて得た知識と知見を活かし
働く人々の命を守る地下鉱山車両向けタイヤを開発する。 

S.Y.

鉱山・産業・建機タイヤ設計第4課
2019年入社 機械科学専攻修了

私は、地下鉱山車両向けタイヤの設計開発を行っています。地下鉱山は路面に大きな石が落ちていたり水が張っていたりと、使用条件がとても厳しい環境です。また、タイヤ故障が発生すると、稼働の停止だけでなく、火事や崩落なども起こる地下鉱山で働く方の命を脅かす可能性があるため、高い強度と安全性が求められます。私の使命は過酷な環境下で働く人々の命を守るタイヤを設計し、そしてそのタイヤが車両の積載量アップやタイヤ寿命向上によるオペレーションの効率化等によって、地下鉱山のビジネスに貢献し、価値を生み出すことだと考えています。

そうした顧客価値に基づいた性能を持つ地下鉱山タイヤを設計するためには、実際の車両速度や積載量など、現場での使用条件を正確に把握することが重要です。私は入社した年の9月に、ペルーの地下鉱山を訪問し、ユーザーへのインタビューや廃タイヤの分析作業等を実施する機会をいただきました。地下鉱山は使用環境が厳しいこともあり、実際の車両のオペレーションや使用条件のデータが少なく、この訪問を通して、ユーザーの困りごとや地下鉱山の使用環境、地下鉱山タイヤの故障形態等を実際の目で見て肌で感じることができました。その経験で得られた知識や知見は、自分が設計するタイヤの価値とは何かを理解するきっかけになりました。そして現在も、自分の目で確かめた現場の問題点や課題、顧客のニーズをしっかり受け止め、それに応えるタイヤ開発を進めています。

02

Our Values 02

鉄壁の守りで粗悪な模倣品をストップ!
知財を守ることが安心安全につながる。

H.H.

タイヤ構造知財創出管理課
2017年入社 電気エネルギーシステム専攻修了

知的財産部門の大きな使命の一つとしてブリヂストンの技術やブランドを他社に悪用されないように保護する知的財産権を運用する役割があります。私の所属するタイヤ構造知財創出管理課は、研究開発成果であるタイヤの内部構造、トレッドデザイン(タイヤ表面の溝の形状)、製造技術等を特許・意匠・営業秘密の3つの形で適切な保護を図っています。具体的には技術開発部署の成果をより広く、ビジネス上効果的な権利範囲として明文化することが主な業務内容です。

知財の保護は、タイヤをご利用いただくステークホルダーの安心・安全につながります。知財が適切に保護されなければ、ブリヂストンのタイヤだと思って信頼して選んでいただいたのに、それが他社の類似品だったという事態も起こり得ます。そのような場合、大きな事故につながる品質問題を伴っている可能性もあります。技術やデザインを法的に保護することで、このような事態を未然に防ぎ、間接的にブリヂストンへの信頼を担保し、安心・安全を提供することにつながっているのです。 過去には、ブリヂストンの知財を巧妙に回避され類似製品が市場に出回ってしまった悔しい事例もありました。また、万一特許訴訟で訴えられた場合、ビジネスパートナーやその先のエンドユーザーにも悪影響を及ぼす場合もあります。このようなことは絶対に避けるべく「鉄壁の守り」を大前提としつつ、ステークホルダーに対しての自社技術のPRやライセンス材料としての活用を見据えた、戦略的な意識をもって仕事に取り組んでいます。

03

Our Values 03

ラバーアクチュエーターの開発によって
人と協働できる“柔らかいロボット”を実現する。

Y.N.

ソフトロボティクス事業開発推進部
2013年入社 結晶材料工学専攻修了

私たちの部署では、新たに開発したラバーアクチュエーター(人工筋肉)を、人と協働できる“柔らかいロボット”に応用するための検討を進めています。私は湾曲型ラバーアクチュエーターの基礎特性評価および応用技術評価を推進し、それらの結果を基にして、モノをピッキングできる“ソフトロボットハンド”の開発を行っています。

ラバーアクチュエーターの開発によって、ロボットハンドは単なる作業の自動化にとどまらず、人々の苦役・重労働からの解放、効率的なモノの運搬・移動、少子高齢化社会に伴う労働力不足の解消など、これまで実現困難だった社会課題を解決していけるものと考えています。例えば、コロナ禍の非接触ニーズに応える人代替ロボットや、工場ラインで一緒に働くロボット、高齢化社会に応える介護ロボットなど、“柔らかい”ことが特徴ゆえに、人に寄り添うことが出来るようなロボットが現実のものになると考えています。私たちが進める取り組みは、社会に存在する多くの問題の解決に貢献し、新たな価値を生み出すものだと感じています。 開発にあたって常に意識していることは、“しっかりモノを見ること”です。解決のヒントは必ずモノに隠されていることを念頭に、まずはモノを分解・解析して、課題の本質を見定めていきます。当たり前かもしれませんが、先入観や古い知見に足を取られて重要な発見を見落としてしまうことは結構あることです。その落とし穴に嵌らぬよう、現物ありきで本質を見定めていくことを心がけています。

04

Our Values 04

仲間とやりたい・作りたいを実現する喜び。
ユーザーへの真摯な想いが、そこに確かな価値を生む。

T.Y.

材料シミュレーション技術研究課
2011年入社 生命先端工学専攻修了

私は、材料系データサイエンティストとして、ゴムなどのタイヤ材料のシミュレーション及びデータ解析技術の研究に従事しています。当社が得意としているメカニズムを起点とした演繹的な研究開発に、データ駆動型の帰納的なアプローチを併用・融合し、今までにない新たな価値を創出することが私のミッション。つまり、材料の研究開発ニーズに応じて、統計学や最新の予測技術を組み合わせ、新しい方法論を生み出す仕事です。 私は、社会という漠然とした大きなモノよりも、具体的な周りの人・部署を見て価値を見出し提供したいと考えています。開発目的を汲み取り、ニーズを持つ当事者や開発責任を担うエンジニアすら気付かない実現手段や成果物へと導く役割。たとえば限られた開発リソース・期間の中で価値を最大化したり、無限とも言える技術の組み合わせにおいて最適な方向性を見出したりすることが、私の提供できる価値だと思います。

いくら自分が新しい! 面白い! と思うアイデアやアプローチでも、それが周囲に伝わらなければ価値になりません。そんな失敗を経験してから、私は自分なりの工夫ポイントや新しさはシンプルに要約し、受け手にとっての魅力や変化点を細かく丁寧に伝えることを心がけるようになりました。また、技術の新しさに拘り過ぎないことも重要です。最新技術を導入した開発・製品ですごいでしょ!はただの自己満足。私にとって身近な存在である、ユーザーがやりたいこと、実現したいことを原点に、「どんなことに喜んでもらえるか、どうすれば使ってもらえるか」を常に考え続けています。

05

Our Values 05

社会の安心に貢献する組織の一員として、
私もまた人々に安心を与える存在でありたい。

H.K.

鉱山・産業・建設・航空タイヤ・ソリューション企画部
2008年入社 環境情報学部卒業

私の所属部門では、鉱山や建設現場で使用される鉱山・建設車両用タイヤ(ORタイヤ)事業の販売管理を行っています。市況を見ながら生産供給と販売のバランス最適化を行い、かつ将来の販売を見据えた上で戦略の立案と実行を担う役割です。私はそのなかで地下鉱山や港湾等の現場で使用される、中小型ORタイヤの販売戦略立案を担当しています。

ORタイヤは日常生活ではあまり目にしませんが、使用されているのはどれもなくてはならない産業で、社会基盤を支えるタイヤです。これらの現場で働く車両は路面状態が悪い状態で重い荷物を載せるため、車両にかかる負荷が大きくなります。その足元を支えるタイヤに求められる責任も重大です。ブリヂストンは最高品質のORタイヤを提供することで、現場で働く人々の安全を支えると同時に、安定した鉱物の供給や流通を実現し、社会の安心に貢献しています。 私もまた、社会に安心を提供する組織の一員として、人々に安心を与えられる存在でありたいという想いを大切にしています。ブリヂストンのタイヤを安心して使っていただくためには、お客様がどのようなオペレーションを行っており、どこに問題や不安を抱えているのかを正確に把握しなくてはなりません。実際に現場を見聞して、理解していく過程にはいつも新しい発見があり、仕事の面白みを感じている部分でもあります。その知見を仕事に活かし、お客様が本来の目的や業務に集中し、100%の力を発揮できるようサポートしていきたいと考えています。

06

Our Values 06

モノづくりに対するパッションは
グローバルでも脈々と受け継がれている。

M.K.

G経営管理部 中国プロジェクト室
2005年入社 商学部卒業

中国プロジェクト室は、中国現地法人のスタッフとコミュニケーションを取りながら、本社のリソースやノウハウを活用した現地プロジェクトの推進支援を実施しています。当社は創業以来受け継がれる不変の使命「最高の品質で社会に貢献」を掲げていますが、私の今の仕事における「最高の品質」とは、競争と変化が激しい中国マーケットの最前線で日々奮闘しているチームメイトを支えていくことだと思っています。現在推進中の現地プロジェクトを通じて、中国でのブランド認知度向上に寄与する。それにより、当社のタイヤがより多くの中国のお客様に選ばれ、使っていただける。結果、中国で暮らす一人ひとりのより安心・安全な移動を支えることにつながっていくと信じ、日々の業務に邁進しています。

お客様に商品やサービスを届けるまでには多くの人々が関わっています。私がそれを強く実感したのはインドネシア現地法人に派遣されたときでした。工場でタイヤを生産する人、デリバリーする人、販売する人。皆それぞれの立場で想いを持って働いており、ときにはぶつかることもありました。しかし、信念と誠意、パッションを持って向き合えば、必ず解決策は見出せます。私が帰任するとき、何度も激しくぶつかった販売店のオーナーが「絶対戻ってきてくれ、お前とまた一緒に仕事をしたい」と言ってくれた言葉は今でも私の心に熱く残っています。創業者・石橋正二郎のモノづくりに対するパッションはグローバルでも脈々と受け継がれている。そう私は思っています。

07

Our Values 07

成功体験をもとにした自分のスタイルで
未来を支える人財の採用ソリューションを提案

H.G.

採用センター
1999年入社 文学部卒業

私は化工品部門で販売や事業企画、事業管理、部門人事などのキャリアを重ね、2021年11月から採用センターで、新卒定期採用およびキャリア採用業務全般を担当しています。様々な社会課題・顧客課題を解決するために、当社は「2050年、サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げています。こうした会社の方向性、戦略に沿った進化、施策の実現を支えるものは言うまでもなく「人財」です。社内に“採用ソリューション”を提供することで多様な人財が活躍し、成長の場がある魅力的な企業であり続けるための土壌を作ることが、社会に対する私の存在価値だと考えています。

仕事を進める上で大切にしているのは、全体をトータルに俯瞰し違和感を見出して課題を発見すること。そして聞き込み、取材、データなどできる限りの客観的な「事実」をベースに課題を特定し、解決につなげることです。というのも、事業部門で販売を担当していた頃、お客様の声をしっかりと傾聴し、その声にもとづき社内のサプライチェーン・バリューチェーン機能の端々にまでアクセスして、違和感のもとを探り出しました。それを踏まえた改善提案で、受け入れてもらった経験があるからです。その結果、お客様への価値提供につながり、お客様の製品が高評価を得ることで、当社と私も評価をされるWin-Winの関係を構築できました。以来、じっくり話を聞き、できるだけ多くの裏付けをもとに課題解決につなげることを実践しています。そのため、理解、習得や実践に、人より少し時間がかかることもありますが、結果的にこれが一番の近道だと信じています。人財採用においてもこのスタイルを大切にしていきます。

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