その他の社員インタビュー

技術系職種

タイヤ生産設備開発(電気)

成型制御システム開発部

2010年 新卒入社
電気通信学 専攻K.H.

技術系 タイヤ生産設備開発(電気) K.H.

キャリアステップ

  • 2010年

    • TB・リトレッド・特殊タイヤ成型設備開発部
  • 2011年

    • 新工場建設推進室
  • 2012年

    • TB・リトレッドタイヤ生産技術開発部

※記事の内容及びプロフィールは取材当時(2017年11月)のものです。

タイヤとITを組み合わせる面白さ

ブリヂストンと言えばモータースポーツ……
そんな印象から、より身近な存在へと変わったのは、大学時代の恩師がデジタル信号処理の研究でブリヂストンと関わっていることを知ったことからでした。

その技術は、タイヤにマイクを埋め込み、そこから走行時の音を拾い、路面状況を解析するというセンシング(感知)でした。ブリヂストンにはタイヤとITを組み合わせる技術があることを知り、「一見ゴムの塊であるアナログなタイヤと、デジタルのIT技術を組み合わせるなんて面白い」と、その意外性に興味を抱いたのです。

また、海外で仕事をすることが自分の人生にとって良い経験になると考えていたので、グローバルな事業展開も魅力の一つでした。

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最先端技術を駆使して、
設備に命を吹き込んでいく

入社してから配属されたのは、トラック・バス用タイヤの生産設備の開発を行う部署でした。タイヤは、材料となるゴムにカーボンブラックや薬品を混ぜ合わせる精練工程に始まり、最終的に製品となるまでに様々な生産工程があります。
その中で私が担当しているのは、前工程で作られた様々な部材を組み立て、溝をつける前のタイヤである「生タイヤ」を作りあげる、成型設備の開発です。

設備開発には設備の構造を設計する機械担当と、その設備の制御を設計する電気制御担当がいます。私は後者にあたりますが、制御盤を製作する為の電気図面設計や設備を動かすためのPLC制御プログラム設計をするだけが仕事ではありません。
開発した設備が工場で生産を開始するまでを担当するため、タイヤが出来上がるまで携わることができ、私たち生産技術エンジニアは、まさに「ものづくりの最前線」に立っているのです。

自ら考えた制御プログラムで設備を動かすとき、それは命を吹き込むような感覚であり、責任の大きい仕事です。それだけに自分が考えた技術やアイデアが具現化でき、思い描いたようにタイヤが出来上がった時の喜びはひとしおです。
効率良く、品質の良いタイヤが次々出来上がっていくのを目にすると、自分の技術が役に立っているという手ごたえを感じます。

また、当社では、全自動化技術にも積極的に取り組んでおり、画像処理やロボット、IoT、AI等の最先端の技術も取り入れながら、業界ダントツを目指し生産技術開発に取り組んでいます。

これからも、新技術を取り入れながら既存生産設備の生産性向上や新設備の開発を通じて、世界中の工場の発展、更にはタイヤを使って頂くお客様への提供価値・感動の創造に寄与したいと思っています。

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チームの力を結集し、
より良い生産現場を作っていく

私たちが扱っている「ゴム」という材料は、伸び縮みする性質を持ち、温度・湿度などの条件変化に敏感で、物性のコントロールには様々な知見が必要です。
私の担当する成型工程では、そのような扱いの難しいゴムと、かたい金属の入ったスチールベルトやビードといった部材を一体化して真円に近づけていく熟練の技が求められます。
高品質なタイヤを効率よく生産していくために、ゴム材料のばらつきを精度良くコントロールしていくのは高難度の技術が必要ですが、そこが電気制御担当の腕の見せどころでもあります。

開発を進めていくうえでは、1人だけで業務が完結することはほとんど無く、日頃から設備の機械担当や製法のプロである製造技術、生産性向上を図るIE、更に実際に設備を使ってもらう工場のメンバーも含めた多分野の担当者たちとチームとなって技術開発を進めています。
例えば設備開発におけるコンセプトとして、「技能員が安全に使える」というのも大変重要なファクターです。試運転や試作時はもとより、実際に量産時の設備稼働においても、絶対に技能員を怪我させないことを大前提に、開発に取り組んでいます。
こうした開発に取り組む際には、ともに設備を設計していく機械担当とのコミュニケーションはもちろん重要なのですが、私たちは「現場の声」も重視しています。実際に使ってもらう技能員の意見こそ貴重で、より良い生産現場を作るためには必要不可欠なのです。

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プライベートの過ごし方

休日は、家族と過ごす時間を大切にしています。子供と近所の公園に行ったり、家族で買い物に出かけたり。
家族の笑顔が「また来週も頑張ろう!」という前向きな気持ちにさせてくれるのです。家族はかけがえのない、大切な存在です。
また最近はランニングを始め、同僚と大会に参加したり、トレーニングに勤しんでおり、心身ともに充実した休日を送ることができていると思います。

ある1日のスケジュール

  • 8:30
    出社、メール・スケジュールチェック
  • 9:00
    プロジェクト全体共有会議
  • 10:00
    FA機器メーカーとの打合せ
  • 11:00
    見積依頼業務(個人ワーク)
  • 12:00
    昼休み
  • 13:00
    システム仕様の打合せ
  • 14:00
    システム設計仕様書作成(個人ワーク)
  • 15:00
    PLCプログラム設計(個人ワーク)
  • 16:00
    画像センサ机上テスト(個人ワーク)
  • 18:00
    帰宅

未来の仲間へのメッセージ

学生の皆さんにとって、生産技術という職種はイメージが湧きづらく、一見地味に思えるかもしれません。
でも、実際は世の中の最先端技術にいち早くキャッチアップし、多くのノウハウや技術を自分の思想として具現化できる、チャレンジしがいのある仕事だと思います。
また、会社を選ぶ際は、少し踏み込んで、社内の雰囲気や今後生活するかもしれない地域を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
可能な限り、インターンシップや説明会に参加して、感じた「フィーリング」を重視するのもよいと思います。皆さんのご応募をお待ちしております。