技術系職種
北九州工場 工場企画管理課
2015年 新卒入社
創造理工学研究科 経営システム工学専攻T.Y.
キャリアステップ
2015年
2016年
※記事の内容及びプロフィールは取材当時(2018年12月)のものです。
最初にブリヂストンに興味を持ったのは、国内での知名度の高さ、タイヤ市場において世界有数の実績を誇っていることなど、いわば会社の外側だけの情報に惹かれたのがきっかけでした。
しかし、そうしたちょっとした興味から参加したインターンシップで、「この会社の一員になりたい」という熱い想いを抱くようになりました。ブリヂストンのインターンシップは部署配属型で、職場の皆さんが私をいわゆる“お客さん”としてではなく、一人の仲間として迎え入れてくれたのが嬉しかったですね。また、実際の業務に携わる中で、当時大学院の研究で意識していた現状とありたい姿のGAPに対して様々な手法を用いて解決していく一連のプロセスを実践できたのも印象的でした。
インターンシップが終わる頃には、この会社以外で働くことは想像できなくなっていました。そして実際に入社して3年以上が経った今でも、当時の印象は変わらず、この会社に入って良かったと心から思います。ブリヂストンは本当に、真面目で、優しく、誠実な会社です。
現在は、工場企画管理課に所属し、IE(インダストリアルエンジニアリング)業務という、工場の作業工程を最適化するための改善提案や、人員計画の立案を担当しています。
どうすれば生産性が向上するのか、どうすれば現場スタッフが力を最大限に発揮できるのか、高い生産性を発揮するための人員計画はどのようにするか、改善にかかる投資を回収する目途はあるのか、といった様々な課題と向き合いながら、生産ラインの持てる力を最大限に発揮させるための提案をするのが仕事です。あまり華やかではないかもしれませんが、メーカーの要である生産ラインを守っていく、とても大切な仕事だと自負しています。
実際、自分が提案した改善案が生産現場に反映された結果、現場のスタッフの負担が軽くなったり、生産時間が短縮できたりと、効果が目で見てわかるため、やりがいも非常に大きいです。現場から「ありがとう!仕事が楽になったよ!」と言ってもらえたときはすごく嬉しいですね。
ただ、その逆もしかりで、改善案が机上の空論に過ぎず、実際の現場でうまく機能しなかった場合は、現場にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。だからこそ、現場の声を聞いたり、実際に作業の様子を見たりすることが非常に大切で、決して独りよがりの提案にならないようにしなければなりません。
改善案を考える際に大切なことは、生産現場のあらゆる要素に、メリットを提供できるかをしっかりと検討することです。現場スタッフの負担軽減と生産性の向上の両立を図ることはもちろん、費用対効果を十分検証しながら進めることが重要です。
理想と現実をしっかりと見据え、そこにあるギャップをいかに無くしていくか。そのために、自分自身で直接工場の生産ラインに出向き、現状を把握するように日々努めています。頭を使い、アイディアを出す仕事と思われるかもしれませんが、そのアイディアの源になっているのは、地道に足で稼いだ情報であることが多いです。
私自身、まだまだ経験不足ですので、まずは目の前の仕事に集中し、IEとしてのスキルをしっかり磨いていきたいと思います。そしてゆくゆくは、海外にも目を向けたいですね。自分が培ったスキルを海外の工場における改善活動にも活かしていきたいと考えています。
プライベートの過ごし方
九州には、美味しい食べ物やお酒、有名な温泉地が沢山あるので、ドライブを兼ねた旅行を楽しんでいます。
また身体を動かすのも好きで、同僚とチームを作って駅伝大会に参加したこともあります。
休みの日はとにかく仕事を忘れて、家族や友人と思いっきり遊ぶようにしています。
ある1日のスケジュール