事務系職種
産業ソリューション営業部
2010年 新卒入社
法学部政治学科 卒Y.K.
キャリアステップ
2010年
2014年
2016年
※記事の内容及びプロフィールは取材当時(2017年11月)のものです。
ありきたりな動機かもしれませんが、ブリヂストンに決めた理由は、グローバルに事業を展開している企業で海外の人と仕事をしてみたいと思っていたからです。
また、入社前に社員の方とお会いする機会が多々あったことも後押しとなりました。
社員の方にお話を聞いてみると、オープンなマインドをお持ちの方が多く、「やりたいことに挑戦できる」雰囲気があると感じたのです。
自分は何事もがむしゃらにやる性格なので、そんな自分のキャラクターとも合うのではないかと思い入社しました。
実際に入社した感想は、期待通りに、自分の思ったことをやらせていただける自由な職場でした。
同時に、単に自由なだけでなく、想像していたよりも規律というか、しっかりした規定や体制が整っていました。
それはメーカーとしての誠実さやブリヂストンの歴史と伝統の表れなのかもしれません。
入社してすぐにモータースポーツ推進部に配属されました。その2年目でレースに参加するチームのタイヤ手配などの責任を負う立場となった際、レース用のタイヤ手配で自分のミスにより供給に影響を与えてしまう失敗をしてしまいました。
一生懸命に取り組んでいたのですが、お客様にご迷惑をかけることとなり、また開発の方など、様々な部署の方の手を煩わせることになってしまいました。
自分ではできていると思っていても、結果が至らないことも多々あるものです。
小さなミスと思っても、それが大きく影響してしまうような場合もあります。
このときの失敗から、小さなミスや細かい仕事に関しても「誠実に素早く信念をもって対応する」必要を学びました。
仕事は溜めずにどんどん進めていき、先を見通すことも重要であると知りました。
現在は、オフザロード(OR)、つまり鉱山や建設現場、港で使われるタイヤの北米、メキシコ、西アフリカ向けの海外営業を担当しています。お客様は建設メーカーや建設・鉱山・港のオペレーターで、いわゆるB to Bのビジネスです。
乗用車用のタイヤにおいては、販売チャネルや宣伝・広告といったプロモーションも重要な要素となりますが、ORではより商品力やサービスが直接的に商売へ影響します。お客様はその分野のプロで建設現場や鉱山の現場でタイヤにどういう時に負荷がかかるかなど、その強度や耐久性といったタイヤの付加価値をしっかり見極めていらっしゃいます。
また、ORタイヤの一本当たりの単価が高いので、ORタイヤはお客様にとって「資産」とも言えます。
その為、自分でしっかり商品の知識を持っていないと、プロであるお客様に価値は伝えられないし、営業もできません。
また、お客様がどのようなことに困っているのかを把握しないと、ソリューションを含んだ提案もできません。
地域によって主な産業やセグメントが異なります。例えば北米では、建設から港、鉱山まで幅広いセグメントで大きな需要があります。
一方でメキシコでは銀、鉛、亜鉛、金の鉱山が多く、大きな需要として鉱山用のタイヤを多く扱っています。
そのため、現場を知るということはとても大切です。西アフリカでは、ガーナのお客様の現場に行きました。
オペレーションを確認し、壊れたタイヤを見てその理由を推察し、タイヤを管理している方と話をし、解決法を提案させていただきました。
タイヤ単体の商品力だけでなく、サービスを含めてパッケージで困りごとを解決するソリューション営業をすることが今後より求められています。
このようにお客様と向き合い、じかに接する仕事はやりがいも大きく、非常に楽しいですね。
プライベートの過ごし方
学生時代はラグビーをやり、体を動かしていました。今もアウトドア派です。休日は釣りや登山、BBQをしてリフレッシュしています。
ある1日のスケジュール
未来の仲間へのメッセージ
ビジネス環境の変化に対応して、素早く動くことが求められています。
また、ブリヂストンも環境に合わせて変化していく必要があります。様々な環境変化があり、新たな取り組みも多く、難しい側面もあるでしょう。
でもそれは自分の手でチャンレンジングなことができるタイミングでもあると思います。
皆さんと一緒に、新しい、チャレンジングな仕事を推進できることを楽しみにしています。