【ブリヂストンの師匠と弟子】 「新たな価値」を生み出す発想と思考の化学反応

ブリヂストンで、先輩社員から後輩社員に伝わる一子相伝(?)の技術や考え方、お客様や仕事への思い。そこには、「師匠と弟子」の関係に似た、熱くドラマチック、でもなんだか身近な物語があります。このコーナーでは不定期にそういった「師匠と弟子」の様な人々の考え方などを紹介して行きます。ブリヂストンの内側が少し垣間見られるかも!?。

冬の日本の道路では、安全・安心のために欠かすことができないスタッドレスタイヤ。 1回目の今回は、全国装着率No.1のブリヂストンのスタッドレスタイヤ「BLIZZAK(ブリザック)」をはじめとする、乗用車の冬用タイヤのマーケティング全般に携わるお二人が登場。入社間もない「弟子」の自由な発想と、広い知見とロジカルな思考でサポートする「師匠」のコンビネーションで、マーケットに新しい価値を生み出すべく日々奮闘中です!

【プロフィール】
[師匠]
ブリヂストンタイヤジャパン(株)
消費財マーケティング本部 消費財商品企画第2部
渡部 亮一さん

[弟子]
ブリヂストンタイヤジャパン(株)
消費財マーケティング本部 消費財商品企画第2部
羽鳥 真さん

渡部 亮一さん

ブリザックの「価値」をわかりやすく見せる。その視線に助けられた

渡部 羽鳥さんは入社してある程度経つけど、振り返ってみてどうだった?

羽鳥 スタッドレスタイヤの販促ツールを企画したことが、一番印象に残っています。さまざまなアイデアから出た案をいかに具現化するか。限られた時間の中で渡部さんと必死に企画しましたね。

渡部 羽鳥さんは前職でのマーケティングの経験を武器に、前例にとらわれない発想で魅力的なアイデアを出してくれて刺激的でした。「お客様に直接商談をする販売スタッフの方が、ブリザックの魅力をいかに体感できるか」を念頭に、新しい販促ツールを企画してくれたよね。

羽鳥 これまでの施策と販売スタッフの方の反応をしっかり振り返りながら、ブリザックが「どれだけ滑りにくいのか」が実感できるか、そこに集中しました。

渡部 僕はタイヤの設計にも携わってきたから、カタログの文言などは「氷上性能10%アップ!」といった「機能」の説明を載せがちだった。けれど羽鳥さんは「従来と比べて交差点でこれだけ安心!」ということをビジュアライズしてくれたね。商品が持つ「機能」を、お客様にもわかる「価値」に変えるという発想で、ブリザックの魅力がより伝わるようになったと思うよ。

羽鳥 当時は転職したてで、タイヤのことをフラットに見られているからかもしれません。そもそもこういった発想をぶつけられるのも、渡部さんというタイヤのスペシャリストがいらっしゃるからこそ。知識に関しては到底およびません。「雪道のタイヤ跡で、どのタイヤメーカーかが分かる」なんて人、果たして会社に何人いるのやら……(笑)。

渡部 スキー場に行くと、まずは駐車場のタイヤ跡をずっと見ていちゃう(笑)。「ブリザック、愛されてるな!」なんて思いながら。

ロジカルで説得力あふれる仮説には、学ぶことばかりです

羽鳥 もちろんタイヤだけでなく、マーケティングに関する知見も学ぶところばかりです。アンケートやグループインタビューなどで出た意見や数値を、ロジカルに組み合わせて仮説を立てる考え方は、僕には足りていない部分。スタッドレスタイヤの買い替え周期が数年であることを踏まえたロングスパンでの仮説が必要ですからね。

渡部 常に数年先のニーズを見つける、生み出すことが重要になってくるからね。ブリザックは降雪地区のドライバーの皆様に長年愛されてきた商品。今後、シェアをさらに拡げるためには、非降雪地区のドライバーの皆様にブリザックの価値をより分かりやすく伝える必要がある。そのためにも羽鳥さんの力は不可欠だと感じているよ。

羽鳥 ありがとうございます。調査を行うと、ブリザックがドライバーの皆様にいかに支持されているかをひしひしと感じます。「憧れのブリザック」とおっしゃっていただく方もいらっしゃいますよね。それだけの魅力を持ったこのブランドを、より多くの方に知っていただきたいと強く思っています。渡部さん、引き続きよろしくお願いします!

羽鳥 真さん
展示物のデザイン
POPや展示物のデザインなども考案している二人。より良く見せるべく、試行錯誤を重ねている。
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