監督主任座談会

ブリヂストンを目指すみなさんにメッセージを送りたい!と企画された座談会。
現場の監督主任に、仕事や働く環境のことや、
こんな人に来て欲しい!という想いを語ってもらいました。

  • ※記事の内容及びプロフィールは取材当時(2017年11月)のものです。
  • PROFILE

    栃木工場 精練工程

    鈴木主任(1998年入社)

    入社当時、駅伝に力を入れていたブリヂストンから仕事との両立を勧められ、契約社員として入社。地元・大田原市出身。

  • PROFILE

    栃木工場 検査工程

    佐藤主任(1999年入社)

    那須工場で働いていた親戚の勧めで、栃木工場に契約社員として入社。前職はカー用品販売店に勤務。入社後は検査工程一筋。地元・大田原市出身。

精練工程や検査工程では
どんな仕事をしているのですか。

●鈴木主任 精練工程は、タイヤづくりに欠かせないゴムを作る工程であり、タイヤづくりの最初の工程です。タイヤは一見すると単純に生産できるイメージがあるようですがとても複雑です。タイヤに使われるゴムは、要求されるスペックに合わせてつくられるため、合計すると100種類以上あります。
ゴムやいろいろな部材を組み立てつくられるタイヤは、技術の詰まった製品なんです。

●人事・採用担当 精練工程はタイヤづくりの最上流にある仕事で、まず、この工程からタイヤの生産は始まっています。

●鈴木主任 タイヤに使われるゴムは、天然ゴムだけでなく、合成ゴム、カーボンや様々な薬品などの非常にたくさんの材料からできています。ゴムを練るための機械をバンバリーというのですが、バンバリーは非常に大きい機械なので、その大きさに驚く人も多いですね。
機械を取り扱うための知識や材料名を覚えるまでは大変かもしれませんが、その段階を経て、知識と技術が身につけば、大きな機械を動かしているという自負と自信を持って仕事ができます。

●佐藤主任 検査工程の仕事は、一言でいえば、製品を商品に変えることです。各種検査機器を使って性能を、そして目視と触手で外観検査を実施します。検査を経たタイヤだけが販売店に並んでいるので、お客様にもっとも身近な工程といえるでしょう。

●人事・採用担当 機械による検査だけでなく、人間の五感による検査も大変重要です。良品のみをお客様へお届けするために、検査工程は非常に重要な工程です。

●佐藤主任  タイヤの外観は、プロの検査員が1本1本、自分の五感を使って不具合がないかを徹底的に見ていきます。 検査員は不良品を見つけるスキルを身につけるために、3ヵ月余り訓練を受け、社内認定を受けた後、独り立ちします。

●人事・採用担当 人事では、面接の時点で個々の応募者(仕事への)適性を見て採用を行っています。検査工程だけでなく、すべての工程で入社後2~3ヵ月間は訓練期間があります。訓練期間は覚えることが多かったり、慣れるまでは大変な面もありますが、それはどんな仕事でも同じだと思います。

工場勤務のやりがいは、
どんなところだと思いますか。

●鈴木主任 バンバリー操作は、精練工程の中で最も機械操作に技術を要するといわれています。バンバリー操作の担当になるまでは、運搬や薬品配合などの他の仕事を経験し、ステップアップを経るため、自身の成長を感じることができます。
また、非常に大きな機械を任されることもとてもやりがいを感じられるポイントだと思います。

●佐藤主任 検査工程の検査員は、1本1本自分の目と手でタイヤを検査しますが、合格したタイヤには各検査員が自分の番号印を押すので、販売店などで陳列されているタイヤを見ると、どこの工場の誰が検査をしたのかまで確認できます。それは検査担当者にしかできないことで、仕事をする上で大きなモチベーションになります。

●人事・採用担当 僕の車に今つけているタイヤは防府工場で生産されたタイヤなのですが、押されている印で、誰が検査を行ってくれたかを特定することができました。 それだけ責任も重く、誇りを感じることができる業務もあります。

交替制勤務は大変ですか。

●鈴木主任 夜起きて仕事をするのは慣れるまで大変という人もいれば、3直時は、平日の日中を有効に使えるので夜勤はいいという人もいるように、これは人それぞれですね。

●佐藤主任 私自身の話をすれば、3直で仕事をした後は日中の時間を自由に活用できるし、2直は自分がいちばん元気な状態だし、1直は終業後、仲間と食事に行くことができるといった感じで、それぞれの勤務に合わせた生活パターンをつくっていました。個人的には、メリットが多かったです。

●鈴木主任 趣味が多い人には、時間を有効に使えるかもしれません。

●人事・採用担当 休日は混んでいる場所も、空いている平日に行くことができるのは良いですね。

●鈴木主任 土日も仕事になることがありますが、子どもの運動会が週末にあるときには、年休を利用して、運動会の参観に行くこともできます。

●佐藤主任 契約社員でも休暇を取ることができる環境があるのは、大企業の手厚い福利厚生の特徴だと思います。

契約社員から、正社員に
なることはできるのでしょうか。

●鈴木主任 私は入社してから4年ほどで正社員になりました。

●佐藤主任 私も正社員になったのは4年目でした。

●人事・採用担当 最近では入社2~3年で正社員になる方が多いですね。

●佐藤主任 約1年ほどで正社員になる人も少なくないですよね。

●人事・採用担当 正社員登用までの期間の短縮を図っているので、一生懸命頑張ってくれる方にはチャンスがあります。

●佐藤主任 多くの人が平等に正社員登用試験にチャレンジできます。

●人事・採用担当 正社員登用試験の受験希望者には、受験対策のパッケージを提供するなどのサポートもあります。上司とも相談しながら、ステップアップを目指していただけると思います。
また、ブリヂストンでは指導社員がつき、仕事を覚えるまでは細やかにフォローするという体制をとっています。

●鈴木主任 仕事を覚えられるかという点がいちばん不安なところだと思いますけど、その点については心配しなくても大丈夫です。

職場の雰囲気を聞かせてください。

●佐藤主任 人員の構成は世代交代が進んだこともあり若手中心になっています。

●鈴木主任 どの工程でもそうですね。

●佐藤主任 最近は、製造業とは全く異なる業界の仕事を経験して入社される方がほとんどです。イタリア料理のシェフからゲームソフトのプログラマー、陸上自衛隊、運送業、土木建築業、医療関係者まで、工場ではさまざまな職歴の人がこれまでの経験を活かして仕事をしています。
いろいろなバックグランドを持った人が来てくれることは、工場にとってもプラスになると私は思っています。

●人事・採用担当 違う仕事を経験して入社したからこそ、気づく点があるのでしょう。前職の経験を活かして、業務の効率化や環境をよくするための具体的な意見やアイデアをいただくことがたくさんありますね。
良い意見は取り入れる、という企業風土がありますね。

●鈴木主任 実際にこれまでと違った視点からの分析で改善に繋がった事例がたくさんあります。自分の意見をきちんと伝えられる環境があります。

これから応募を考えている方への
アドバイスやメッセージを
お願いします。

●人事・採用担当 少しでも関心があれば、ぜひ応募してみてください。どんな職種でも、これまでのキャリアは必ず活かせますし、就労未経験者も我々が手厚くサポートします。仕事は大変なときもあるけれど、全員で力を合わせて乗り切っていくので、安心して仲間に入ってもらいたいと思っています。

●佐藤主任 今、職場で働いている技能員の多くは契約社員から正社員になっています。現場の監督職である主任、職長も契約社員で入社した人が多いと思います。
私も正社員登用試験に挑戦して正社員になり、職長を経験し、今は検査工程の主任を任されています。チャレンジする人を応援してくれるのがブリヂストンだと思います。

●鈴木主任 人事は個々の特性を見て、その人に合った工程に配属するようにしています。配属後も人事と我々工程主任が独り立ちするまでしっかりサポートするので、安心して応募してください。

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