西川産業との取り組みが生んだ新時代のマットレス

毎日の心地良い睡眠をサポートするベッドマットレス、実はここにもブリヂストンの技術が生かされています。なかでも西川産業のエアーシリーズは、同社とブリヂストンが手を組み、10年以上に渡り共同開発を行ってきた製品ということをご存知でしょうか。今回は西川産業とブリヂストンのマットレス開発の歩みについて少しご紹介していきましょう。

「実は西川産業とは2001年から一緒に仕事をしています。私たちは同社の整圧敷きふとんという主力商品の立ち上げから手を組んでおり、そこから現在のエアーシリーズの開発につながっています」とブリヂストンのウレタンフォーム開発者は語ります。

「マットレスのトレンドが変わってきたのは2000年にはいってから。それまでベッドは単に寝るためのものでしたが、2001~2003年あたりから不眠社会という言葉が生まれ、睡眠障害などが問題視されるようになってきました。そこから高機能寝具への関心が次第に高まり、2010年前後から高機能&高価値のマットレスが売れ始めてきました。そこでより快適な睡眠を・・・というニーズに応えようと、両社で新たなマットレスの開発を進めてきたのです」。

西川産業の睡眠研究所では以前から寝姿勢や体圧分散性を重視した形状や素材の研究を続けてきましたが、現行製品であるエアー03の立ち上げにあたりブリヂストンとともにさらに一歩進んだ技術開発を行いました。そして反発弾性が高く、耐久性があり、体圧分散性に優れ、かつ軽量である「ソムニフォーム」という高性能材料を誕生させました。特徴的な凹凸のひとつひとつに実はブリヂストンの先進技術が凝縮されているのです。

「技術や素材の開発と並行し、ブリヂストンでは人間研究も行っています。マットレス開発での睡眠を知るということもそのひとつですが、タイヤの領域では運転中に人がどのように感じるのかも研究しており、”タイヤを変えると運転がラクになる”という商品「プレイズ」シリーズもそこから生まれたタイヤです。今後はさらにタイヤ開発とも連携し、人に優しい技術を生み出そうという動きがあります。

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