【東京モーターショー2019】ブリヂストンのパンク対策用ウレタンを搭載した水陸両用バギーが登場

【東京モーターショー2019】ブリヂストンのパンク対策用ウレタンを搭載した水陸両用バギーが登場

ブリヂストンのパンク対策用ウレタンフォームを搭載した水陸両用バギーが、
東京モーターショーの「FUTURE EXPO」(会場:MEGA WEB)に本日10月28日より登場します。

このバギーは地震や豪雨などの風水害発生時の救助活動用に使用される車両です。
災害でがれきが散乱した現場や広範囲に浸水が続く現場では、タイヤがパンクして走行不能となるリスクがあります。
その走行不能リスクを軽減するための解決策としてブリヂストンが提案するのが「ウレタンフォーム」です。

ウレタンフォーム

ウレタンフォームとは、プラスチックの一種であるウレタン樹脂を膨らませた発泡体のことです。
身近なものでは、キッチンのスポンジやマットレスの素材にウレタンフォームが使用されています。

タイヤ

このウレタンフォームをタイヤの空気が充填される空間に埋め込むことで、
パンクしても走行が可能となり、悪路でのパンクによる走行不能リスクの軽減に貢献します。

内圧ゼロ時のタイヤの形状

ウレタンフォームは柔らかい素材なので車重を支えられないのでは?と思われるかもしれませんが、
その点は、ブリヂストンの材料の配合技術やセルコントロール技術などを活用することで、
人命救助において生存率を分ける境目と言われている災害発生後72時間の走行を継続して支えられる耐久性の確保を追求しています。

なお、セルコントロール技術はウレタンフォームの泡(セル)の大きさをコントロールする技術です。
配合技術によりウレタンフォームの硬さや反発性の調整が可能です。

このバギー展示の概要は以下の通りです。東京モーターショーにお越しの際はぜひご注目ください!

  • ・展示期間: 2019年10月28日(月)~11月4日(日)
  • ・展示会場: 「FUTURE EXPO」(MEGA WEB)1F スポーツゾーン
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