東京・京橋で、タイヤの美しさを表現した企画展「円の美学」がスタート

東京・京橋で、タイヤの美しさを表現した企画展「円の美学」がスタート

東京・京橋のミュージアムタワー京橋1Fにあるショールーム「Bridgestone Cross Point」(ブリヂストン クロス ポイント)で、ブリヂストンのデザイナーによる初の企画展「円の美学」がスタートしました。この企画展は、ブリヂストンのデザインプリンシプルに基づく「BRIDGESTONE DESIGN」の「美学」を表現するもので、プロダクトに宿る「円の美学」を美しいビジュアルとともに伝えるものです。

東京・京橋でブリヂストンのデザイン作品を展示

会場となるミュージアムタワー京橋には、「創造の体感」をコンセプトにした「アーティゾン美術館(旧:ブリヂストン美術館)」があり、多くのお客様が足を運ぶ京橋地区の注目スポットになっています。ブリヂストンは、このミュージアムタワー京橋1Fにブリヂストングループのデザイン・ブランドを核とした社内外交流・共創活動の拠点として、「Bridgestone Cross Point」を開設。オフィスフロアにはブリヂストンのコーポレートデザイン部門が入り、東京都小平市や神奈川県横浜市にある研究開発拠点の再構築と連動して、デザインを中心としたイノベーションを加速させています。

ブリヂストンのデザイナーが手掛ける初めての企画展

株式会社ブリヂストン BRIDGESTONE DESIGN部 酒本康平(左)、石川直子(右)
株式会社ブリヂストン BRIDGESTONE DESIGN部 酒本康平(左)、石川直子(右)

「タイヤメーカーが、デザインをテーマに積極的に外部にその思想を発信するということは、これまであまりなかったことだと思います。この企画展は私たちにとって新たな挑戦ともいえるものです」そう語るのはブリヂストンのアートディレクターである酒本。

「ブリヂストンは『ブリヂストンらしさ』を表現するためのアプローチとして3Cというものを掲げています。『Care:安心』、『Confidence:信頼』、『Creativity:創造力』という3つの頭文字をとったもので、この3つによって「社会の進歩に貢献する」という想いを込めたものです。さらに、『Care』に対して『Natural Harmony』、『Confidence』に対して『Simple and Meaningful』、『Creativity』に対して『Sophisticated Aesthetic』という、3Cに紐づく『美しさ』を基本原理としたデザインプリンシプルを定めています。今回の企画展はこのデザインプリンシプルに基づいて私たちが制作したものです。これをきっかけに、ブリヂストンのデザイン思想をしっかり発信していきたいと思っています」。

企画展「円の美学」の展示品

タイヤの機能美、「円の美学」を表現する今回の企画展は、デザイン専門誌で広告展開してきたビジュアルを用いたもので、その美しいビジュアルから今まで見たことのないタイヤの一面に気付くことができるはずです。

館内の展示では、完全性の美を表現した乗用車用タイヤ「REGNO GR-XI」や、力強い造形美を表現した農業機械用タイヤ「VT-TRACTOR」など、ブリヂストンの二輪、四輪、さらには月面探査車用タイヤまで、さまざまなタイヤ製品とそのデザインを紹介しています。

「私たちは今年からタイヤの造形美にフォーカスしたデザインに力をいれてきました。ただ円が美しいということだけではなく、そこに秘められた機能もしっかりと伝えていかなければなりません。これらのビジュアルを作るうえで難しいのは、タイヤは溝1本1本それぞれに与えられた機能があり、技術の歴史があり、製品によってはそのタイヤがこれまで培ってきたブランドもあるということ。単に面白さを伝えるのではなく、タイヤの持つ様々な魅力を感じとってもらい、興味をもってもらいたいと思っています」と酒本は話します。

企画展「円の美学」の展示品とデザイナー

同じく今回の展示を企画した空間デザイナーの石川も「これまでは雑誌の広告のビジュアルだけのコミュニケーションだったので、いったい何なのか?と思われていた方も多いかもしれません。今回の展示では奥へ奥へと進んでいっていただくと、私たちのデザインに込めた想いや1つ1つのビジュアルに込めた意図が理解いただけるようになっています。ぜひ会場の奥まで進んでいただき、ブリヂストンのデザインを楽しんでいただければと思っています」と今回の企画展に込める想いを語ります。

企画展「円の美学」の展示品

企画展「円の美学」は、デザイン専門誌の広告をご覧になった現役のデザイナー、デザインに興味がある方やデザインを学ばれている方はもちろん、これまでまったくデザインに興味がなかったという方でも楽しめるものになっています。ブリヂストンのデザイナーたちがデザインに込める想い、タイヤデザインの面白さ、そしてその深い世界の片鱗を感じていただけるものになっていますので、ぜひ会場に足を運んでいただければと思います。

ショールーム外側にもご注目!「線」でたどるタイヤの歴史

八重洲通りに面した外展示

なお会場にお越しの際は、ショールーム内の展示とあわせ八重洲通りに面した外展示もぜひご覧ください。ショールーム内の展示では「円の美学」、ショールーム外では「線の美学」をテーマとして、タイヤの実物やビジュアル、映像でタイヤの過去、現在、未来を紹介しています。
また、1966年から続く「どこまでも行こう」をテーマとしたブリヂストンの最新TVCMと、「人や社会に貢献し、そのデザインによって新しい未来を描いていく」というブリヂストンの想いを、「線の美学」に通じる1本の赤い線で綴った映像を公開しています。

Bridgestone Cross Point 企画展「円の美学」

展示場所:
Bridgestone Cross Point (ブリヂストン クロス ポイント) ショールーム
東京都中央区京橋1-7-2 ミュージアムタワー京橋 1F
公開時期:
2021年10月4日(月)~12月17日(金)予定
※土日祝日を除く。公開期間は変更となる場合があります
公開時間:
7:30~20:00
入場料:
無料
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