【ブリヂストンの師匠と弟子】テストドライバーの師匠と弟子、その強い絆を見た筑波サーキットでの1日

【ブリヂストンの師匠と弟子】テストドライバーの師匠と弟子、その強い絆を見た筑波サーキットでの1日

ブリヂストンで、先輩社員から後輩社員に伝わる一子相伝(?)の技術や考え方、お客様や仕事への思い。そこには、「師匠と弟子」の関係に似た、熱くドラマチック、でもなんだか身近な物語があります。そして、師匠たちも昔は弟子だった―今回は、以前「師匠“も”弟子」に師匠として登場したテストドライバーの本田社員の師匠とのエピソードをご紹介します。

本田社員が登場した「師匠“も”弟子」はこちら 外部リンク
本田社員の弟子が師匠として登場した「師匠と弟子」はこちら 外部リンク

■師匠を見つめる弟子

師匠を見つめる弟子

トークイベントに登場したマツダ 山本さん(右)と池田(中央)

2019年9月、マツダロードスターのメディア対抗4時間耐久レースが開催された筑波サーキットで初代ロードスターの復刻タイヤ「SF325」のトークイベントが行われました。そこには、ステージの最前列に座り、登壇者を見つめ、そのひとことひとことにうなずく一人の男性の姿がありました。彼の名は本田真哉、ブリヂストンのテストドライバーです。ロードスターアンバサダーを務める山本修弘さんとともにステージに登壇したのは初代ロードスターのタイヤ開発に関わり、SF325の復刻をリードしたブリヂストンの池田孝弘。そう、池田は本田の師匠であり、本田は池田の弟子なのです。

■次世代へ受け継がれる想い
すでにこのブログでもSF325の復刻ストーリーをお伝えしていますが、本田は池田の元で現行ロードスターに標準装着されているタイヤ「POTENZA S001」、そしてこのSF325復刻タイヤの開発に携わってきました。かつてのインタビューで本田は師匠である池田と取り組んだその開発をこのように振り返っています。「タイヤは消耗品で残らないものなので、世代を超えていくというのがとても難しいのです。ロードスターに装着した復刻版のSF325に乗ってみると、理屈ではなく、感性に訴える気持ち良さがあるのです。よく上司と感性的な部分について議論するのですが、正直うまく理解できないところがありました。しかしこのプロジェクトで先輩たちの作った素晴らしい製品の復刻に関われたことで、それを自ら体感でき、理解することができた気がします。SF325の復刻によって、私たちの世代からまた次の世代へと受け継ぐことができる経験と知識を得ることができました。これは技能伝承という意味ですごく大切なことだと思います。」

すでに開発の現場では本田も経験を積み、多くの弟子がいますが、本田にとって池田はいつまでも師弟の関係であることに変わりありません。そして本田もまた、池田のように師匠としてその技術を弟子たちに伝えはじめています。ブリヂストンの開発現場ではこうした現場で培われた経験とノウハウを次の世代へと受け継ぐべく、技能伝承が行われているのです。

レース後のチームメートと本田(左から2番目)

レース後のチームメートと本田(左から2番目)

本田はこの日、レースをサポートしている企業による混成チーム「Team Support Companies」の一員としてレースに参戦。決勝の数日前に結成されたチームであり、ほぼぶっつけ本番ながら素晴らしいチームワークで着実に周回を重ね、5位でフィニッシュしました。「本当に楽しかった。美しく走るというのは開発の現場でもレースでも同じということがよくわかりました。楽しく、そして美しく走れる感性に訴えるタイヤをこれからも開発していきたいと思います」とレースを振り返った本田。そんな本田にレース前には寄り添い、そして走行中には心配そうにその走りを見つめ続けた池田の姿は、師弟の間にある強い絆を感じさせるものでした。

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