アクティブトルクロッドがまた快挙!「第70回自動車技術会賞」を受賞!

アクティブトルクロッドがまた快挙!「第70回自動車技術会賞」を受賞!

今日はちょっとうれしいニュースを紹介させてください。
株式会社ブリヂストンが、日産自動車株式会社およびシンフォニアテクノロジー株式会社と共同開発した自動車部品「アクティブトルクロッド」が、公益社団法人 自動車技術会主催の「第70回自動車技術会賞」において、「技術開発賞」を受賞しました!
実はこの「アクティブトルクロッド」は、一般社団法人日本機械学会による「2019年度日本機械学会賞(技術)」も受賞していて、今回で2冠達成、W受賞の快挙なのです。

そもそも「アクティブトルクロッド」って何?ブリヂストンはタイヤ作ってる会社じゃないの?と思ってくださった方、ありがとうございます。今回もタイヤに詳しいおじさん、ブリヂストン技術スポークスパーソンの川本に解説をしてもらいましょう。

「自動車技術会賞は、自動車工学及び自動車技術の向上に多大な貢献・功績のあった技術者・研究者に授与される賞です。1951年に創設されたので、70年近い歴史があるわけですね。」

●第70回自動車技術会賞 技術開発賞

受賞テーマ:
世界初アクティブトルクロッドの開発

受賞者:
金堂 雅彦(こんどう まさひこ)   日産自動車株式会社
谷村 浩史(たにむら こうじ)    日産自動車株式会社
小穴 祐太(おあな ゆうた)     日産自動車株式会社
植木 哲(うえき あきら)      株式会社ブリヂストン
藤井 隆良(ふじい たかよし)    シンフォニアテクノロジー株式会社

アクティブトルクロッド、って何?

「トルクロッドとは、自動車の車体とエンジンを繋ぎとめるための部品の一種で、エンジンから車体に伝わる振動/音を抑制する防振ゴム製品です。ブリヂストンでは、タイヤだけでなく、防振ゴムやシートパッドなど、車内の静粛性と乗り心地の良さを向上させるためのパーツもいろいろ作っています。」

「さて、本件の“アクティブトルクロッド”について説明しましょう。“アクティブ”たる所以は、通常はゴムと金属でできているトルクロッドに、加速度センサーとアクチュエーターを搭載して、振動を電気的に制御していることにあります。トルクロッド自体に広い防振領域を持たせた上で、特定領域の騒音・振動の元をセンサーで検知してアクチュエーターで抑制しているので、消費電力を抑えながら高い防振性能を実現できるのが特徴です。」

アクティブトルクロッド

何がそんなにすごいの?

「燃費向上のためにエンジンをダウンサイジングすると、エンジンの振動・騒音が増加します。従来はエンジンマウントの重量を増やして振動・騒音を抑える対策をとっていましたが、それだと燃費効果は目減りしてしまいます。今回の技術は、従来に比べてマウント総重量を大幅に軽量化しながら、防振性能の向上に成功しています。優れた燃費性能と出力を両立する日産のVCターボエンジンの燃費効果を目減りさせることなく防振機能を実現できた点が評価されたということですね。」

「自動車技術会からの講評にも、“今後ニーズの高まる車両の軽量化や更なる低燃費化など、高次元での多性能両立の可能性を高めることが、高く評価された”、とあります。防振ゴムは見えないところにある小さな部品ですが、なかなかどうして、いい仕事をしているわけですね。」

ブリヂストンは、自動車の音と振動を制御することで、安全で快適なモビリティライフに貢献するNVH※1ソリューションを提供しています。当社はこれからも、断トツの商品とサービス、デジタル技術を組み合わせたソリューションビジネスの展開を通じて、お客様の課題解決に貢献していきます。
※1 Noise(騒音)、Vibration(振動)、Harshness(ハーシュネス)の頭文字

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