2026.07.10

【ダイハツ工業さま 購入事例】TETOTEで働きやすく持続可能な現場へ!次世代工場への挑戦

ダイハツ工業が目指す次世代工場とは?

製造業において共通の課題である人手不足に対して、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ工業)では次世代工場として労働力確保と働きがいを持って快適に働ける環境の実現を目指している。
次世代工場実現に取り組む ものづくり開発部 生技開発室 は、特定の工場に属さずに、各工場からの要望への対応や改革に向けた発信を行っている。 

ものづくり開発部 生技開発室 主担当員の桑原さまは、社内全体を見渡すと工場内物流に多くの人手がかかっていたことから、
「物流現場の作業を観察し、作業者の方々が暑い寒いといった周辺環境の中で、想像以上の歩行数、悪い姿勢での作業、重いワーク、繰り返し作業をしていることを再確認し、何としても自動化が必要だと感じた。」と言う。

スピード感のある改革のためには、桑原さま「個別対策でもぐらたたきをするのではなく、ストライクゾーンの広い技術で多くの現場に水平展開していけることが必要。」であり、各生産工程共通で使用できる自動化技術が重要と捉えている。

自動化のためにロボット導入を進めているが、人手作業が残っている工程、特に物流工程は完全な自動化ではなく、人とロボットが一緒に働く未来を描いているという。そのため、桑原さま「物流工程に関しては全社で協働ロボットの導入を増やしていく意向。」だという。

物流工程の主な作業である、もののハンドリングを自動化するため、「ワークの形状やサイズ等に縛られず汎用的に把持ができるハンドが必要と考えていた。展示会でTETOTEを目にした上司からの紹介をきっかけに、自身でWebサイトを訪れたところ、様々な把持デモ動画があり、我々が実現したい未来と繋がり、可能性を感じた。また、実は工場関係者も同様にTETOTEの動画を見ており、思いが重なった。」と桑原さまは言う。

①インタビュー風景.JPG右から ものづくり開発部 生技開発室 主担当員の桑原さま、副主任の清田さま

>>TETOTEデモ動画はこちら


TETOTEへの期待が確信に 次世代工場実現が見えた瞬間

TETOTE購入検討に向けて、ソフトロボティクス ベンチャーズに訪問デモを依頼。TETOTEフルラインナップに実際に触れてみて、
桑原さま「人の指のような印象を受けた。ワークはしっかり把持している一方で、握手しても痛くない感触で、導入を増やす想定の協働ロボットとの相性が抜群だと感じた」
清田さま「スタンダードモデルは、様々なワークが扱えて汎用的なので物流工程にマッチすると思った。また、ストロングモデル-12で比較的重いワークやサイズの大きいワークも扱えるのは使い勝手が良い印象だった。」

 これまで他のハンドや吸着タイプも試したがほとんどが1部品しか扱えず、物流工程を自動化する際に求められる条件をクリアできないことがネックだったという。また、協働ロボットであっても、ハンドなどのエンドエフェクターも含めたロボットシステムとしての安全が担保できず柵で囲うケースが多いが、「TETOTEの柔らかさが、ロボットを柵で囲わなくても安全と判断できる材料になりうる。人と一緒に作業する工程も自動化する必要があるため、安全なロボットハンドというのは価値が高い。」と桑原さまは言う。汎用性や協働ロボットとの相性の良さから、労働力確保と働きやすさを両立した次世代工場の実現に向けてTETOTEは有力な選択肢の一つであるとの評価に至った。

 物流工程等では一つのハンドで幅広いワークを扱いたいニーズがあり、別の工程ではドアの鉄板部品などサイズや重さがあるワークの把持が必要だったことから、スタンダードモデルとストロングモデル-12を同時に購入いただいた。
桑原さま「複数種類のワークを扱うハンドは正直難しいと考えていたところ、TETOTEに出会い考えが変わった。さらに複数の重量物を扱うことができるストロングモデル-12が新たにラインナップに追加されたことも魅力を感じた理由だった。」

②スタンダードモデル.JPG
スタンダードモデルでは、ドアヒンジ(蝶番の役目を果たす部品)の把持をトライ中

③ストロングモデル-12.JPG


購入後、実際にTETOTEでトライをしたところ、"いい感じ"につかめることやロボットへの接続及び制御が簡単なことから検証時間が短縮できる効果も感じられたという。
清田さま「ビジョンと組み合わせるだけで、TETOTEがあらゆる姿勢でワークを把持できるため、ざっくり位置を指定するだけで良くティーチングにかかる時間が大幅に短縮された。」
桑原さま「TETOTEのような柔軟なハンドは、これまでのような細かい制御で作りこむアプローチではなく、昨今話題になっている視覚やAIの技術と組み合わせることで、徐々に把持が上手になることや、さまざまなワークや状況への自律的対処などさらなる効果を期待している。」

TETOTEと歩む、ダイハツ工業の第一歩

複数あるTETOTE活用先候補の一つにドア部品のハンドリングがある。ドア部品がサプライヤーから供給されるが、工程内のスペースの関係で載せ替え作業が必要となり、多くの工数がかかっているという。自動化するためには、複数種類のドア部品を一つのハンドで扱うことや、限られたスペースで柵なしで導入できることが求められる。
桑原さま「TETOTE置き換えの可能性がある作業に現在4名あたっている。人手不足という課題に対して、年間1人減らせるだけでも非常に効果が大きい。」

 今後の活動について、桑原さま「今の生産を維持するには、自動化実現のための投資は必要不可欠と考えている。次世代工場に向けて、直近数年で全社的に自動化・省人化や働きやすい環境づくりを推進していきたい。」

④横断幕.JPG


<インタビューを振り返って>

次世代工場実現という目標を掲げられ、限られた時間で最大の効果を出すことを念頭に活動されている点が印象的でした。
汎用性を必要とされる自動化においてTETOTEを購入いただき、実現場導入に向けて2ラインナップを並行して検証をいただいており、本気度を感じております。

 従来人手で行われている作業の自動化は、今回の事例のように人と一緒に働く工程が多いことから、ダイハツ工業を始めとする各企業で協働ロボット活用の推進が加速されている印象です。
TETOTEは、汎用性と柔らかさからくる安心さから協働ロボットとの相性が良く、人手不足などの課題解決に貢献できることを改めて実感しました。 

自動化に向けた一歩を踏み出したい方、TETOTEの詳細を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
>>お問い合わせはこちら

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