ニュースリリース

中期経営計画2012

2012年10月18日
No.167

 株式会社ブリヂストンは、この度、「中期経営計画2012」(以下MTP2012)を策定いたしました。

 当社グループは、タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を最終目標としており、本年3月の新経営体制移行後も「中期経営計画」を経営の根幹に据え、経営改革のスピードアップを図っています。

MTP2012の概要は以下の通りです。
1.MTP2012の位置付け
対象年度:2013年-2017年(5年間)
MTP2011策定時からの事業環境の変化、将来展望を反映し、必要と考える戦略・施策を追加・更新

2.MTP2012の概要
「断トツ」を目指した取り組み

 当社グループは、真のグローバル企業を目指し、組織体制変更や中期経営計画の導入、企業理念のリファインなどを実施し、従来、当面の経営目標としていた「2012年ROA6%達成」に向け邁進しています。

 MTP2012策定に当たり、当社グループを取り巻く環境は、ますます不安定で先の読みにくい状況にあり、経営改革を推し進める上で、重要なターニングポイントに差し掛かっていると認識しています。このような環境の中、当社グループは、新体制移行後の経営改革を「改革の第2フェーズ」と位置づけ、「景気変動への機敏な対応」、「『新たな顧客価値』の創造」を考え方の中枢に据え、業界において全てに「断トツ」を目指した取り組みを進めていきます。特に「縦と横の広がり」の最大活用においては、昨年の内容を更に深化させ、(1)「技術イノベーション」、(2)「ビジネスモデルイノベーション」という視点から施策の強化を推し進めていきます。

(1)「技術イノベーション」
ア 原材料
・天然ゴムの産地多様化
・化石資源から再生可能資源への置換
イ 商品
・技術優位性を確保できる戦略商品の拡充
・100%サステナブルマテリアルコンセプトタイヤ
・エアフリーコンセプト
ウ サービス
・路面状態判定技術
・タイヤ印刷技術

(2)「ビジネスモデルイノベーション」
ア 運送ソリューション
・新品タイヤ、リトレッドタイヤとメンテナンスのソリューションパッケージ提案
イ 鉱山ソリューション
・当社商品群とサービスを組み合わせた新たな顧客価値の創造

3.MTP2012目標業績
(1)ROA
6%超 「更に上」を目標に改善

(2)売上高
年平均5%超の成長

(3)営業利益率
10%早期達成 「更に上」を目標に改善

(4)設備投資
年平均2,500億円 全体の約5割はタイヤ戦略投資に配分


関連リンク:
ブリヂストンの中期経営計画(プレゼンテーション資料はこちらから)



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以上