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その人は、勇気とは何かを教えてくれる。
その人は、強さとは何かを教えてくれる。
その人は、夢とは何かを教えてくれる。
パラアスリート。
彼ら彼女らの歩む道のりは、
私たち人間にはまだまだ可能性が
秘められていることを指し示している。
進むなら、前だ。
さまざまな壁を乗り越えてきた
パラアスリートたちのこれまでの道のりを
現代の浮世絵巻に仕立てあげました。
パラアスリート歌絵巻
「隼の小倉理恵と鷹の小林幸平」 篇
隼の小倉理恵と
鷹の小林幸平 篇
人呼んで「隼の小倉理恵」と「鷹の小林幸平」。
速さと力強さ。バドミントンのシャトルの目線で語られる、二人のパラアスリートの姿。
リズミカルにめくられていくパラパラ漫画の中で躍動する。
-歌-

向井秀徳SYUTOKU MUKAI
1973年生まれ、佐賀県出身。ZAZENBOYSのボーカル兼ギター。
2019年、17年ぶりに再結成した伝説的バンドNUMBER GIRLでも活動中。自身の持つスタジオ「MATSURI STUDIO」を拠点に、国内外で精力的にライブを行い、現在まで5枚のアルバムをリリースしている。独自の音楽性とギターサウンドで、日本の音楽界に多大な影響を与えている。
-絵-

アンドリュー・アーチャーANDREW ARCHER
ニュージーランドのオークランド生まれ。現在メルボルンに在住するイラストレーター・アートディレクター。 ポップカルチャー、ファッション、シュールレアリズム、江戸時代の浮世絵とアジアで過ごした時間からインスピレーションを受け、作品を制作。鮮やかな色とリズミカルな線、独創的なアプローチで世界中の様々なブランドやアスリートとコラボし、評価を受けている。
魂の田中愛美 篇
楽曲/向井秀徳
それは冷凍都市のできごと
凍てついたテニスコートを眺める
ひとりの後ろ姿あり
あの⼦は決して⽌まらない
⽩線を転がるボウルのように
⾞輪を転がして回り続ける
恩師は⾔った「戻ってこい」
凍っていた魂に春の訪れ
雪解けへといざなう
シャイニングラブ
ソウル インマイ ボウル ⼀球に愛をこめて
ソウル インマイ ボウル 無限⼤の轍をのこして
ソウル インマイ ボウル コメ⾷って魂にぎって
ソウル インマイ ボウル それはもう念のかたまり
この想いは決して揺らがないわ
内なる闘志を胸に世界を無尽に駆け回る
そんなあの⼦は
⼈呼んで
魂の⽥中愛美
風の谷真海 篇
楽曲/向井秀徳
ケラケラとよく笑っていたあの子 真っ暗闇の世界で
ポツンと立ち止まっていたあの子 恐る恐る足を踏み出した
三月の昼下がり
一歩一歩走り始めた 走るというより歩くようなスピードで
ゆっくりとぎこちなく 違和感バリバリの右足で
義肢装具士の言葉が響いた 「走ってみるか?」
風が吹いた
風 風 風 その時感じた頬の風
風 風 風 何やら心地のいい風
風 風 風 逆風転じて追い風
風 風 風 真っ暗闇を晴らす風
地球をグリップ 足裏 蘇る 運動したいという衝動
思い返すモチベーション 繰り返す記憶のリフレイン
裏山を走る風が好きだった カモシカだけが怖かった
風が吹いている In my brain
風 風 風 その時感じた頬の風
風 風 風 何やら心踊る風
風 風 風 逆風転じて追い風
風 風 風 真っ暗闇を晴らす風
諸行は無常 それでも進む
逆風を追い風にして走り続ける
無常を友情に変えて みんなを仲間にして ニッコリと笑い
喜びを胸に 走り続ける
そんなあの子は
人呼んで
風の谷真海
隼の小倉理恵と鷹の小林幸平 篇
楽曲/向井秀徳
おまえさん、最高時速4 百キロメートル 目にも留まらぬスピードで羽根を打つ 二人の選手をしっているかい?
俺はシャトルだ 天翔ける羽だ
車椅子を駆る世界最速の球技に挑む二人を知っている
小倉理恵と小林幸平
電光石火の車輪さばき 疾風迅雷の攻撃
俺はいつも見ていた
俺はシャトルだ 空を舞う羽根だ
まるで風を切り裂く隼のように 速く強い小倉
まるで獲物を捕らえる鷹のように 速く鋭い小林
俺はいつも見ているよ フライング・ハイ
ハヤハヤハヤハヤ 隼の 滾る高速のチェアワーク
ただただただただ 一瞬の 判断が命取り
タカタカタカタカ 鷹の目は スピードと知恵の総動員
カラカラカラカラ 通り過ぎた あとには風車が回っていた
きっと勝利を掴みとる 世界へ羽ばたく二人を どうぞお見知りおきください
隼の小倉理恵と鷹の小林幸平
CHASE YOUR DREAM
BRIDGESTONE

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