ニュースリリース

~ブリヂストン タイヤセーフティーレポート~

突然のゲリラ雷雨!ハイドロプレーニング現象に注意!!

この夏クルマでレジャーや旅行に出かけるドライバーは6割以上
~ブリヂストン タイヤの安全に関する調査結果~

2011年8月8日
<参考資料>
[ ブリヂストン タイヤセーフティーレポート ]
株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は2011年3月1日に創立80周年を迎えたことと、一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)等が推進する「タイヤの日」が4月8日であることを背景に、毎月8日を「ブリヂストン タイヤセーフティーの日」と設定し、2011年3月から2012年2月までの1年間、毎月タイヤの安全に関わる情報を発信します。

 今回、自家用車を所有し、月に1回以上クルマを運転する男女1,000人に対して行った調査※1によると、ドライバーの6割以上がこの夏、クルマで旅行やレジャーに行く予定があることが分かりました。

 夏休みに入ると、旅行やレジャーに出かける機会が増え、高速道路を利用する機会も多くなりますが、長い距離を運転していて突然の集中豪雨に遭ったことはありませんか。今年は、"ゲリラ雷雨"発生が少なかった昨年に比べ、全国的に8月下旬を中心に3割以上多くなると予想されます。※2

 溝の浅くなったタイヤで濡れた路面の上を高速走行していると、「ハイドロプレーニング現象※3」が発生する可能性があります。「ハイドロプレーニング現象」とは、雨天の高速走行で発生する車の水上滑走現象のことで、タイヤと路面の間にできる水膜により、ブレーキもハンドル操作もきかなくなってしまう現象です。「ハイドロプレーニング現象」は特に溝の浅いタイヤで発生しやすい現象で、発生を未然に防ぐには、運転に対する意識を高め、スピードの出しすぎに注意する必要があります。また、タイヤの溝の深さをしっかりと確認しておくことも重要です。

 しかし、当社の調査では、4割以上のドライバーがタイヤの点検を行っていないことがわかりました。当社は教習所やショッピングセンターにて、ドライバーの皆様へタイヤに関する安全啓発を実施すると共に、タイヤ販売店の皆様へもタイヤ点検の強化をご提案しています。

 家族で過ごす楽しい夏休み、お出かけ前のタイヤ点検を忘れずに!

 「ハイドロプレーニング現象」や調査データ、タイヤ点検の方法の詳細については次ページ以降をご覧ください。

※1 ブリヂストンによる調査。全国の18~69歳のドライバー1,000名(男女各N= 500)を対象にインターネット調査を実施。
調査期間は2011年6月17日(金)~6月19日(日)

※2 2011年7月14日 株式会社ウェザーニューズ『今夏の「ゲリラ雷雨傾向」発表』による情報。
 (詳細はこちらから→ http://weathernews.com/ja/nc/press/2011/110714.html

※3ハイドロプレーニングの映像はこちらから→ https://www.bridgestone.co.jp/csr/tiresafety/drive/rain/index.html




1.ハイドロプレーニング現象

雨天の高速走行で発生する車の水上滑走現象のことで、タイヤと路面の間にできる水膜により、ブレーキもハンドル操作もきかなくなってしまう現象。 これは、水上スキーが高速になると水の圧力で水の上にスキーが乗る現象に似ています。
溝深さ
路面とタイヤの接地面
接地面の様子
7.1mm
(新品)
3.5mm
(50%摩耗)
1.6mm
(使用限界)

〔テスト条件〕
2011年6月19日ブリヂストンによるテスト。タイヤサイズ:185/60R15 84H
テスト車両:フォルクスワーゲン ポロ(H22年式DBA-6RCBZ)
場所:ブリヂストンプルービンググラウンド、水深:6mm、速度:80km/h

2.夏場にクルマで旅行やレジャーに行く予定があるドライバーは6割以上。

3.タイヤ点検を行っていない人は約4割以上

4.お出かけ前にタイヤの溝の深さを確認しよう!!


毎月8日「ブリヂストン タイヤセーフティの日」にはタイヤ点検を行う習慣を身につけましょう。
詳しいタイヤ点検の方法や、タイヤの安全についてはこちらまで。

本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第2課TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室TEL:0120-39-2936
 
以上