ニュースリリース

西アフリカ エボラ出血熱発生地域への約1億円相当の寄付を決定

2014年09月29日
No.89

 株式会社ブリヂストンは、当社グループを代表して、現在西アフリカを中心に感染が拡大しているエボラ出血熱に罹患・死亡された方とそのご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 当社グループは、エボラ出血熱の治療および感染拡大防止に向けた取り組みを支援するため、グループ全体で合計約1億円相当の寄付を行うことを決定しました。寄付の概要および当社グループの西アフリカ地域での事業活動は下記の通りです。

(記)

  1. 1支援金の概要
    (1)株式会社ブリヂストン
     公益財団法人日本ユニセフ協会を通じ、リベリアでの活動に3,240万円、ナイジェリアでの活動に2,160万円、合計5,400万円の支援金を寄付いたします。
    (2)ブリヂストン アメリカス インク(BSAM、当社米国子会社) 国際的な支援活動団体であるサマリタンズ・パースを通じて支援金50万ドル(約5,400万円)をリベリアでの活動に寄付いたします。
  2. 2支援金の使途
    罹患された方々の治療に加え、エボラ出血熱の感染拡大防止のための啓発活動、罹患された方々が自宅で介護を受けるための介護用品の提供、エボラ出血熱により孤児となった子供たちへのサポートなどに役立てられます。
  3. 3西アフリカ地域での事業活動
    リベリアでは、BSAMの子会社であるファイアストン ナチュラル ラバー カンパニー エルエルシー(FSNR)が天然ゴム農園を運営しています。また、ナイジェリアでは約30年前からタイヤの販売を開始しており、当社グループにとってお客様との関係が深い市場です。
  4. 4FSNRでのエボラ出血熱に対する取り組み
    FSNRは、従業員及びその家族、そして地域住民の皆様のための病院を敷地内で運営しており、80,000人にものぼる人々の健康を守るため日々活動しています。
    エボラ出血熱に対しては、当病院および2つの診療所にて罹患者の方々の治療と拡散防止に向けた懸命の医療活動を続けています。
    また、政府当局などさまざまな団体との連携を強化し、拡散防止に努めています。
    FSNRでは既に上記取り組みを行っていますが、エボラ出血熱の感染が更に拡大している状況を踏まえ、グループ全体で支援していく必要があるという考えのもと、今回の決定となりました。

    当社グループは、エボラ出血熱が一日でも早く沈静化されるよう、今後も支援を継続してまいります。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上