ブリヂストンの社名の由来って? 3月1日はブリヂストン創立の日!

株式会社ブリヂストンは、1931年3月1日に石橋正二郎によって福岡県の久留米市で創業しました。
はい、そうです。「石橋」さんだから「ブリッヂストーン」。でも、なぜ逆?なぜ英語?ブリヂストンの創立の歴史と社名の由来をご紹介します。

みなさん、このマークを見かけたことがありますか?
もしかしたら、昔からある町のタイヤ屋さんの看板などで、見たことがある方もいるかもしれません。
実はこれ、創業当時のブリヂストンの商標で、キーストーンマークと呼んでいます。

創業者の石橋正二郎は、1906年3月に17歳で家業の仕立物業を引き継ぎ、足袋(たび)の専業を始めました。その後、足袋にゴム底を貼り付けた「地下足袋」事業で成功を収めます。ブリヂストンのルーツは地下足袋でゴムを扱い始めたことにさかのぼるのです。
さらにゴム靴にも進出し海外へ輸出するなど、正二郎は着実に事業を拡大させていきます。そして1930年、いずれ来る自動車社会を見据え、「日本人の資本で、日本人の技術によるタイヤの国産化」を目指し、タイヤの生産を開始しました。

第1号タイヤを囲んで

この時から、正二郎は海外進出を考えていました。自著で「製品の海外輸出のために、英語名が通り易いと考え、私の姓“石橋”を英訳し、STONE BRIDGEとなるが、これでは語呂が悪いので逆さにしてBRIDGESTONEと決定した」と述べています。こうして、1931年に「ブリッヂストンタイヤ株式会社」が設立されました。 また、BRIDGESTONEというのは、英語では石で橋を築く場合の大切な要石(キーストーン)を意味します。創業当時のブリヂストンの商標は、クサビ形のキーストーンの中に略号のBSと描かれています。

要石(キーストーン)

正二郎は、「BSの略号はベスト・サービスの略号に通じる」とも言っています。ブリヂストンという社名が様々な思いを込めて名付けられたことが分かりますね。

※ブリヂストンの詳しい歴史については、「会社情報:ブリヂストン物語」をご覧ください。
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/history/story/index.html

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