ニュースリリース

株式会社ブリヂストンがDow Jones Sustainability Index (DJSI)の World Indexに選定

2016年09月26日

 株式会社ブリヂストンは、世界的に権威のある社会的責任投資(SRI)指標の一つ「Dow Jones Sustainability World Index」(DJSI World)の構成銘柄に当社として初めて選定されました。

Dow Jones Indices ロゴ

 DJSIは、S&P Dow Jones Indices社とRobecoSAM社が提携して開発した株式指標です。毎年世界の大手企業約2,500社を対象に経済、環境、社会の3つの側面から企業の持続可能性を評価して数値化し、業種別の評価結果上位約10%を「DJSI World」に選定します。今年の「DJSI World」選定企業は316社で、当社は自動車及び自動車部品部門において選定されました。また、同部門のタイヤメーカーの中では最高得点を獲得しました。

 当社は2010年からDJSI対象企業のうちアジア・大洋州地域の中で評価が高い企業で構成される「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」(DJSI Asia Pacific)に7年連続で選定されています。それに加えて今回、初めて「DJSI World」に選定された理由としては、特に下記2つの面での取り組みが高く評価されたものと考えております。

1. 「環境」面における取り組み
 当社は「環境」面において「DJSI World」に選定された自動車部品部門の中で最高得点を獲得し、特に「気候変動戦略」および「環境報告」に関する取り組みでは満点の評価を得ました。
 当社グループは2050年を見据えた「環境長期目標」を掲げ、グループ全体で事業と環境の両立を目指しています。その中で「CO2を減らす」活動に取り組んでおり、2020年に向けた中期目標を掲げ、商品・サービスとモノづくりの両面で確実に削減を進めています。
 また2016年には、こうした持続可能な社会の実現に向けた当社グループの姿勢や活動を、ステークホルダーの皆様により分かりやすくお伝えするために、「Sustainability Report」を発行しました。こうした情報開示強化の取り組みが評価につながったものと考えています。

2. 「経済」面における取り組み
 当社は「DJSI World」に選定された自動車部品部門の中で「イノベーションマネジメント」に関する取り組みで最も高い評価を得ました。
 当社グループは、次世代の低燃費タイヤ技術「ologic」の実用化や、単なる製品単体の販売に留まらないソリューションビジネスを展開することで、顧客価値の最大化に努めてきました。このような技術・ビジネスモデルのイノベーションを推進してきたことが、高く評価されたものと考えています。

 当社グループは、企業理念の「使命」として掲げる「最高の品質で社会に貢献」に基づき、企業の利益のためだけでなく、広く社会の発展に寄与することが重要であると考えています。業界のリーダーとして、未来に対する責任を持ち、持続可能な社会の実現に貢献しながら、企業としても持続的に成長していくことを目指していきます。


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