ニュースリリース

経営革新や競争力強化のためのIT活用に積極的な企業として 「攻めのIT経営銘柄」に3年連続で選定されました

2017年05月31日

 株式会社ブリヂストンは、経済産業省と東京証券取引所が共同で紹介する「攻めのIT経営銘柄」に2015年度、2016年度に引き続き、3年連続で選定されました。

 当社は、「2016中期経営計画」で重点課題の一つに「技術/ビジネスモデル/デザインのイノベーション」を掲げ、現在戦略的にIT活用を推進しています。当社は商品だけではなく、ITやサービスを組み合わせた様々なソリューションをお客様に提供するビジネスモデルの開発を推進しており、これによりお客様の様々な課題解決を図るとともに、持続的・発展的な取引関係を築いていくことを目指しています。

 2017年初には、この取り組みを加速させるべく、CDO(チーフ・デジタル・オフィサー)のもとデジタルソリューションセンターを立上げています。このような当社の企業価値向上の取り組みが評価され、本年も「攻めのIT経営銘柄」として選定されました。

 当社のITを活用した具体的な取り組みは下記の通りです。

1. ITを活用した鉱山向けソリューションビジネス
 鉱山・農業機械向け事業において、従来の商材別の事業展開にとどまらず、複数商品の組み合わせやサービス、IT サポートまでトータルで提供するソリューションビジネスのグローバル展開を推進しています。「B-TAG」(運行中の建設・鉱山車両用タイヤの空気圧・温度を計測し、情報をリアルタイムで車両の運転手や運行管理者に送信するシステム) や「MONITRIX」(鉱山等で使用されるコンベヤベルトの摩耗状況を自動で把握できる独自のシステム)を開発し、お客様の課題を解決するソリューションビジネスを強化しています。

2. ITを活用した新たな運送ソリューションの実証試験
 当社と、当社グループ会社であるBridgestone do Brasil Industria e Comercio Ltda.は、ブラジル リオデジャネイロの主要な交通手段であるバス高速輸送システムにて、当社独自のITシステム「Tirematics(タイヤマティックス)」の実証試験を行っています。「Tirematics」は、センサーを用いてトラック・バス用タイヤの空気圧、温度を計測し、車両位置情報とともにネットワークを通じて遠隔でリアルタイムにモニタリングするITシステムで、乗客の安全輸送及び定時運行や、効率的で効果的なタイヤメンテナンスに貢献します。

 

 当社は今後もITの積極的な活用を通じ、お客様に新たな付加価値を提供するビジネスモデルの開発を推進し、企業価値の向上を目指していきます。

攻めのIT経営銘柄について
「攻めのIT経営銘柄」は、東京証券取引所の上場会社の中から、経営革新や競争力の強化のためにITの積極的活用に取り組んでいる企業が選定されます。経済産業省と東京証券取引所は、中長期的な視点から企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業としてこれらの企業を紹介し、「攻めのIT経営」を促進します。


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本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課  TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

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