ニュースリリース

年頭所感

2020年01月01日

株式会社ブリヂストン
代表執行役 CEO
取締役会長
津谷 正明

 2020年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年の世界経済は、欧州での社会的な分断・混乱、米中貿易摩擦をはじめとして、全体としては非常に不安定な状況が継続しました。また、台風などの自然災害が数多く発生し、まさに激動の時代を象徴する一年でした。

 こうした環境下におきましても、当社グループは、引き続き企業理念を基盤とし、経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」の達成に向け、経営改革を推進してまいりました。昨年1月に新しい経営体制のもと、グローバル化の進展やソリューション事業の展開といった経営改革を着実に進めるとともに、4月には、欧州最大のデジタルフリートソリューションプロバイダーであるTom Tom Telematics社(現Webfleet Solutions社)を買収し、デジタルを活用したソリューションビジネスの展開を加速してまいりました。

 本年は、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。当社は、オリンピック及びパラリンピックのワールドワイドパートナーとして、アスリートや大会運営を支えるとともに、この機会を通じて当社グループのイノベーションを全世界に発信していきます。この節目の年に、新しい経営トップへバトンを託し、新たなグローバル経営チームのもとで、経営改革を次のステージへと進めてまいります。

 本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

以上