ニュースリリース

MFJ全日本ロード選手権および地方選手権のST600クラスで2023年シーズンまでワンメイクタイヤ供給を継続

2020年09月30日

 株式会社ブリヂストンは、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(Motorcycle Federation of Japan、以下MFJ)主催の全日本ロードレース選手権及び地方選手権のST600クラス(以下、ST600)におけるワンメイクでのタイヤ供給を2023年シーズンまで継続することを決定しました。

 全日本ロードレース選手権は、国内最高峰のオートバイ・ロードレースシリーズです。当該クラスで使用される車両は市販用バイクをベースとし、改造範囲が制限されていることから、公道を走行する状態に近いマシンで競われることが特徴です。タイヤがワンメイク制となった2015年から、当社のモーターサイクル用タイヤブランドである「BATTLAX」が指定タイヤに選定され、タイヤ供給を行っています。当社は、安全で信頼いただける高品質のタイヤを開発・供給し、チーム・パートナーの皆様と共にモータースポーツ活動を支えていきます。

 使用されるタイヤ及びその他詳細は以下の通りです。

1.期間:
2021年~2023年 3年間
※ 2015年より9年間タイヤ供給を継続

2.対象レース:
全日本選手権ST600、地方選手権ST600、鈴鹿4時間耐久レース

3.クラス名称:
ST600 Supported by BRIDGESTONE

4.指定タイヤ:

商品名サイズ
ドライ用タイヤ フロント BATTLAX RACING R11 NHS 120/600R17
リア 180/640R17
ウェット用タイヤ フロント RACING BATTLAX W01 120/600R17
リア 190/650R17
スクロール

※ サーキット専用タイヤ(公道走行不可)です
※ 適用期間内に新タイヤに変更する場合があります

 当社は「2050年にサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社であり続けること」をビジョンとして掲げています。この実現に向けて、モータースポーツという過酷な条件下で得た知見や技術などを活かして開発した「断トツ商品」や「断トツサービス」、「断トツサービスネットワーク」といったリアルとデジタル技術を組み合わせた当社グループ独自のプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」をベースに、「断トツのソリューション」を提供していきます。

 また、モビリティ社会を支える一員として、モビリティの進化に貢献していくとともに、今後もモータースポーツ活動に情熱をもって推進していきます。引き続き当社のモータースポーツ活動にご支援を賜りますよう宜しくお願いいたします。

■ MFJ会長 鈴木 哲夫 氏 コメント
 MFJは、2015年からレースのイコールコンディションと参加者のタイヤ購入コスト削減を主な目的に「ワンメイクタイヤ制度」を導入いたしました。世界の主なカテゴリーで取り入れられていますワンメイクタイヤ制度は、日本での本格的な施行から6年を迎え、同制度を適用するクラスも増え定着いたしました。ST600クラスは、株式会社ブリヂストン様にご協力いただき、最適な性能と信頼性の高いタイヤを供給いただき、ロードレースの普及振興に多大なる貢献をいただいております。2021年からの3年間もST600オフィシャルタイヤサプライヤーとして契約いただくことを大変喜ばしく思います。

■ 当社 モータースポーツ推進部長 堀尾 直孝 コメント
 ブリヂストンは将来のロードレース界を担う若手ライダーや世界を目指すライダー、そして経験豊富なベテランライダーが切磋琢磨しながら競い合うST600クラスのオフィシャルタイヤサプライヤーとして2015年よりサポートしてまいりました。これからも高性能タイヤの開発を続け、安全で信頼いただける高品質のタイヤを供給することで多才なライダーが参戦するST600クラス、そして日本ロードレース界の発展に貢献していきます。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第2課 TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上