ニュースリリース

中期事業計画に沿った「稼ぐ力の再構築」の進捗について -フランス・ベチューン工場の閉鎖計画に関する承認を取得-

2021年03月17日

 株式会社ブリヂストンの欧州グループ会社であるブリヂストン フランス エスエーエスが保有するベチューン工場(フランス)の閉鎖について、2020年10月より開始していた関係者との協議が2021年2月26日(現地時間)に終結し、工場閉鎖に向けた計画が2021年3月16日(現地時間)に現地当局により承認されました。同工場は、従業員の配置転換や再就職支援の実行など必要なプロセスを経て、2021年4月末に閉鎖される予定です。

 当社は、2021年2月16日に発表した中期事業計画において、グローバルすべての地域、領域を対象とした経費・コスト構造改革を進めていることをお伝えしました。コア事業での経費・コスト構造改革とプレミアムビジネス戦略の推進からなる「稼ぐ力の再構築」をベースに、成長事業・探索事業へ戦略的成長投資を進め、環境変化に適応しながら着実に成長する"強い"ブリヂストンへの変革を目指しています。

今回再編対象となる拠点の概要は下表の通りです。

生産品目 対象拠点 所在地 操業開始 事業規模 再編の概要
乗用車用タイヤ ベチューン工場 フランス共和国
オー・ド・フランス地域圏
パ・ド・カレー県
1961年 生産能力:約17,000本/日
従業員数:863名
(2020年9月時点)
工場閉鎖
2021年4月末(予定)

 

<今回発表した再編対象拠点>

今回発表した再編対象拠点

 当社グループは、事業環境の変化に応じたポートフォリオ経営を推進し、将来にわたって社会価値・顧客価値を提供し続けるソリューションカンパニーへと進化していきます。事業・拠点再編については、適切なタイミングでステークホルダーの皆様へお伝えしてまいります。

 なお、本件は、欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ地域を統括するブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーが主導しています。引き続き同社の責任のもと、工場閉鎖による地域社会への影響を最小限に留めるべく、工場所在地の有効活用について現地ステークホルダーとの対話を継続するとともに、お客様に対しては、欧州他拠点からの供給確保により、従来同様に高品質な商品・サービスを提供できる体制を構築してまいります。

  1. 2020年9月16日付参考資料:フランス・ベチューン工場の閉鎖に向けた協議を開始

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課 TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上