ニュースリリース

ブリヂストン、東京2020パラリンピックを通じてパラアスリートの挑戦とインクルーシブな共生社会の実現をサポート

2021年08月24日

  1. チームブリヂストン・ジャパンのブリヂストン・アスリート・アンバサダーである田中愛美選手(車いすテニス)、小倉理恵選手(バドミントン)、谷真海選手(トライアスロン)、秦由加子選手(トライアスロン)の4名が東京2020パラリンピックに出場予定です。
  2. ブリヂストンは、タイヤや自転車・スポーツ用品に関する技術とイノベーションをベースに、スポーツ義足用ゴムソールや車いすテニス用タイヤなどのソリューションを提供することでパラアスリートを支えています。
  3. ブリヂストンは、パラリンピックおよびパラスポーツを通じて、多様性を認め、すべての人に個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会を提供するためのダイバーシティとインクルージョン、共生社会の実現に貢献していきます。

 株式会社ブリヂストンは、東京2020パラリンピックの開催地に本社を置く唯一のワールドワイドパートナーとして、「最高の品質で社会に貢献」という使命のもと、夢を追いかけるアスリートの挑戦と安心・安全な大会運営をサポートします。

 ブリヂストンは、「CHASE YOUR DREAM」をメッセージとして、様々な活動を通じて、世界最高レベルのアスリートたちの挑戦を支えるだけでなく、様々な困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦するすべての人の挑戦・旅(Journey)を応援しています。また、パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、そして、すべての人がより活き活きと安心して暮らせる社会の実現を目指す企業として、パラリンピックおよびパラスポーツを通じて、パラリンピック・ムーブメントの核をなす、ダイバーシティとインクルージョン、共生社会の実現に貢献していきます。

◆夢に向かって挑戦するアスリートとすべての人を支える
 ブリヂストンは、「CHASE YOUR DREAM」をメッセージとして、世界最高レベルのアスリートたちを含め、夢に向かって挑戦するすべての人を支え、応援しています。2017年にはチームブリヂストンを立ち上げ、その活動の輪を世界に拡大。現在では世界中の20以上の地域から70名以上のアスリート・アンバサダーを任命しています。

 東京2020パラリンピックには、日本で活躍するチームブリヂストン・ジャパンのブリヂストン・アスリート・アンバサダーである、田中愛美選手(車いすテニス)、小倉理恵選手(バドミントン)、谷真海選手(トライアスロン)、秦由加子選手(トライアスロン)の4名など、5か国から13名が出場予定です。

 

田中 愛美 (たなか まなみ)選手

田中 愛美 (たなか まなみ)選手
1996年生まれ、熊本県出身。2016年4月ブリヂストンスポーツアリーナ(株)入社。17歳のときに怪我を負い車いす生活となる。中学から始めた硬式テニスの影響もあり、病院退院後すぐに車いすテニスを始める。世界ランキング シングルス15位、ダブルス9位(2021年8月9日付)。
【提供機材】 テニス用品、車いすテニス用タイヤ

【出場種目/競技日程/競技会場】

  • ・車いすテニス 女子シングルス  1回戦 8月27日(金)11:00-20:00 有明テニスの森
  • ・車いすテニス 女子ダブルス  1回戦 8月28日(土)11:00-20:00 有明テニスの森
上記以降の競技日程については大会公式サイト(車いすテニス 競技スケジュール)よりご確認ください。

小倉 理恵 (おぐら りえ) 選手

小倉 理恵 (おぐら りえ) 選手
1986年生まれ、埼玉県出身。2018年(株)ブリヂストン入社。高校1年よりバドミントンを始める。先天的に関節の可動域が少ない「先天性多発症関節拘縮症」で20歳の頃から車いすを使用。バドミントン仲間から大会でダブルスを組まないかと誘われたのをきっかけに23歳より競技として本格的に取り組む。女子WH2世界ランキング8位(2021年8月9日付)。

【出場種目/競技日程/競技会場】

  • ・バドミントン 女子シングルス WH2  予選ラウンド 9/1(水) 18:00-22:00 国立代々木競技場
上記以降の競技日程については大会公式サイト(バドミントン 競技スケジュール)よりご確認ください。

谷 真海 (たに まみ) 選手

谷 真海 (たに まみ) 選手
1982年生まれ、宮城県出身。中学で陸上競技を始める。大学在学時に骨肉腫を発症、治療を経て右足を義足に。走り幅跳びに挑戦し、アテネ2004パラリンピックより3大会連続出場。東京2020招致活動に関わる。2016年よりトライアスロンに転向。
【提供機材】 スポーツ義足用ゴムソール、トライアスロン競技用自転車(アンカー・RT9)

【出場種目/競技日程/競技会場】

  • ・トライアスロン 女子PTS5  8月29日(日) 6:30-11:00 お台場海浜公園

秦 由加子 (はた ゆかこ) 選手

秦 由加子 (はた ゆかこ) 選手
1981年生まれ、千葉県出身。3歳から10歳まで水泳を習う。13歳で骨肉腫を発症し治療のため右足の大腿部を切断。2008年に障がい者水泳チームで水泳を再開、ロンドン2012パラリンピックを目指すも出場が叶わずパラトライアスロンに転向。リオデジャネイロ2016パラリンピックに出場、PT2で6位入賞。
【提供機材】 スポーツ義足用ゴムソール、トライアスロン競技用自転車(アンカー・RS9s)

【出場種目/競技日程/競技会場】

  • ・トライアスロン 女子PTS2  8月28日(土)6:30-11:00 お台場海浜公園

◆技術とイノベーションでパラアスリートを支える
 ブリヂストンがこれまで培ってきたタイヤや自転車・スポーツ用品に関する技術とイノベーション、それらをベースとしたソリューションを結集し、夢に向かって挑戦するパラアスリートの課題解決に向けた様々なサポートを行っています。

  1. - スポーツ義足用ゴムソールを開発
    ブリヂストンは、トライアスロンの秦由加子選手、谷真海選手がランパートで使用するスポーツ義足用ゴムソールを開発しました。これは、これまで培ってきたゴムやタイヤの技術を応用したもので、アスファルトや石畳、濡れた路面など様々な路面で高いグリップ力を発揮し安心して走ることができるソールとなっています。また、摩耗に強く長持ちすることで、交換頻度を低減し、手間の削減、練習時間の確保などにも貢献しています。
スポーツ義足用ゴムソール
  1. - 車いすテニス用タイヤを開発
    ブリヂストンは、車いすテニスの田中愛美選手が使用する車いすテニス用タイヤを開発しました。特殊な配合のゴムを使用することで、漕ぎの軽さとグリップ力を両立し、さらに田中選手が好きな赤色のタイヤを実現しました。
車いすテニス用タイヤ

 ブリヂストンでは、タイヤ開発で培ってきた材料・構造・シミュレーション技術を活用するだけでなく、自転車やスポーツ用品の計測・解析技術も活用し、個々のアスリートに最適な機材の提案やカスタマイズ、使い方のアドバイスなども行っています。また、「アスリートや関係者を支援する技術開発」を行うコンソーシアムに参画し、車いす陸上競技用グローブに用いるゴムの開発に携わるなど、様々なパートナーと新たな価値の共創にも積極的に取り組んでいます。

◆ダイバーシティとインクルージョン、共生社会の実現を支える
 ブリヂストンは、子どもたちがパラスポーツに触れる機会の創出、障がい者活躍推進に取り組む国際ムーブメントへの参画など様々な取り組みを行っています。パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、そして、すべての人がより活き活きと安心して暮らせる社会の実現を目指す企業として、パラリンピックおよびパラスポーツを通じて、すべての人に個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会を提供するためのダイバーシティとインクルージョン、共生社会の実現に貢献していきます。

  1. - 「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」を開催
    オリンピックおよびパラリンピックを通じて、様々な人々に「体を動かすよろこび」を実感していただくとともに、地域社会と連携し、よりよい地域社会の実現を目指すイベントです。子どもたちとパラアスリートの交流、パラアスリートから直接競技を教わることのできるパラスポーツのレッスンなど、2016年以降、2019年まで日本全国で11回開催しています。
  2. - パラスポーツ体験型授業「あすチャレ!School」をサポート
    あすチャレ!School」は、公益財団法人日本財団パラリンピックサポートセンターが主催するパラスポーツを体験できる出前授業です。ブリヂストンは、「あすチャレ!School」への協賛を通じて、子どもたちがパラアスリートやパラスポーツと直接触れ合うことができる場を提供することで、多様性の尊重や共生社会への理解へ繋げるなど、子どもたちの新たな学びを支援していきたいと考えています。
  3. - 世界初のIPC公式パラリンピックゲーム「THE PEGASUS DREAM TOUR」に協賛
    ブリヂストンは、JP GAMES株式会社が制作している国際パラリンピック委員会(IPC)公認のパラリンピックゲーム「THE PEGASUS DREAM TOUR」(ザ ペガサス ドリーム ツアー)に、ファーストスポンサーとして協賛しています。ブリヂストンは、若年層のパラリンピックへの理解促進やパラリンピックスポーツのさらなる活性化と普及といった本ゲームの主旨に賛同し、協賛に至りました。
  4. - 障がい者の活躍推進に取り組む国際ムーブメント「The Valuable 500」へ加盟
    The Valuable 500」は、インクルーシブなビジネスがインクルーシブな社会を創るという考えのもと、社会起業家のキャロライン・ケーシー氏により立ち上げられた活動です。「The Valuable 500」とブリヂストンは、様々な経験やスキル、視点を持つ人々が協働することでビジネスやコミュニティに新たな価値を生みだすことができるという信念を共有しており、この加盟を機に、ブリヂストンは、パラリンピックおよびパラスポーツを通じたダイバーシティとインクルージョンへの取り組みをさらに強化していきます。

ワールドワイドオリンピック・パラリンピックパートナーについて
 株式会社ブリヂストンは、2014年にワールドワイドオリンピックパートナー、2018年にワールドワイドパラリンピックパートナーに就任し、パリ2024まで大会をサポートします。今後も、当社の持つ商品やサービス、ソリューション、革新的・先進的な技術を通じてアスリートの挑戦や安心・安全な大会運営を支援していきます。
 ブリヂストンは、人々がより快適に移動し、生活し、働きそして楽しむことに貢献する商品やサービス、ソリューションを提供しており、当社のオリンピック・パラリンピック・ムーブメントへの取り組みは、100年以上続くスポーツやイノベーションの歴史を引き継ぐものです。当社のワールドワイドオリンピック・パラリンピックパートナーとしての活動は、様々な困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦し続けるすべての人の挑戦・旅(Journey)を支えていくという想いを表現したメッセージ「CHASE YOUR DREAM」に基づいています。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> パブリックリレーション部門 商品・技術広報課 TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上