ニュースリリース

『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)』を発行

中長期的な企業価値向上に向けた価値創造の歩みと
レジリアントな“エクセレント“ブリヂストンへの変革の進捗を報告

2023年06月30日

 ブリヂストンは、当社グループの中長期的な企業価値向上に向けた考え方や取り組みを包括的に報告する 『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)』を本日発行し、当社Webサイトで公開しました。※1

『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告 2023)』表紙※4

『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告 2023)』表紙※4

『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)』の主な内容

Who we are
- 使命・企業理念・Vision
- ブリヂストンの挑戦の歩みとブリヂストンDNA

Where we are going
- Global CEOコミットメント
- 「Bridgestone E8 Commitment」※2

How we get there
- 2030年 長期戦略アスピレーション(実現したい姿)※3
- 中期事業計画 (2021-2023) 進捗
- 事業別戦略・進捗
- サステナビリティビジネスモデル
- ESGにおける活動ハイライト

Data
- 財務/非財務・未財務データ

 ブリヂストンは、「最高の品質で社会に貢献」という変わらぬ使命の下、2020年を第三の創業-Bridgestone 3.0の初年度として、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げ、その実現に向けた変革を続けています。

 『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)』では、2020年からの取り組みの成果や、2031年の当社創立100周年へ向けて実現したい姿を描いた「2030年 長期戦略アスピレーション(実現したい姿)」に沿った変革の進捗、そして企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を軸として、従業員、社会、パートナー、お客様と共に価値を創出していく姿勢を、より具体的にわかりやすく伝えることを重視しています。発行に際し、Global CEOの石橋は次のように述べています。

 「このレポートを通じ、皆様に当社の進もうとしている道筋をお示しすることで、新たな価値を創造しながら、持続可能な社会を実現し支えるジャーニーを共にできるきっかけとなることを願っています。ブリヂストンは、人とモノの移動を支え続けるというパッションを胸に、『変化が常態化』する時代においても変化に動ぜず、ゴムのように強靭でしなやかに、変化をチャンスに変えることで、レジリアントな"エクセレント"ブリヂストンへの変革を加速していきます。」

 『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)』の概要および活動の進捗※5は以下の通りです。

Who we are
● ブリヂストングループの未来に向けた変革の基盤となる、創業以来の歴史と挑戦の歩み、そしてその中で培われた「ブリヂストンDNA」(「品質へのこだわり」「現物現場」「お客様の困りごとに寄り添う」「挑戦」)について紹介

Where we are going
● 「Bridgestone E8 Commitment」と「2030年 長期戦略アスピレーション(実現したい姿)」を軸に、ブリヂストンが持続可能な社会を実現し支えることを「Global CEOコミットメント」にて表明

How we get there
● 「変化が常態化」する時代を生き抜くための道筋として発表した「2030年 長期戦略アスピレーション(実現したい姿)」に沿って、2023年が最終年となる中期事業計画(2021-2023)の進捗、そして次の成長ステージへ向かう重要なフェーズである中期事業計画(2024-2026)策定の進捗について紹介
● 商品を「創って売る」「使う」、原材料に「戻す」といったバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル化、サーキュラーエコノミーの実現とビジネスの連動、そして自然生態系の損失を食い止め回復させていくネイチャーポジティブの実現に向けて、より循環型・再生型への進化を目指す独自のサステナビリティビジネスモデルの確立に向けた進捗を紹介
● 事業別の戦略進捗として、「プレミアムタイヤ事業」ではブリヂストン独自の"新たなプレミアム"の中核となる商品設計基盤技術ENLITEN®(エンライトン)とモノづくり基盤技術であるBCMA(Bridgestone Commonality Modularity Architecture)の融合による価値創造について紹介
● 「ソリューション事業」では、強いリアルとデジタルを組み合わせた小売サービスソリューションネットワーク拡充や、リトレッドなどのタイヤセントリックソリューション強化、デジタルによる車両運行管理を中心にしたモビリティソリューションに加え、デジタルパートナーとの連携や、モビリティ先進地域である欧米ソリューション組織統合などについても紹介
● 2023年に60周年を迎えたブリヂストンのモータースポーツ活動のこれまでの歩みとともに、モータースポーツ活動を通じて構築してきたグローバルブランド力を新ブランドパワーとして進化させ、サステナブルなグローバルプレミアムブランドの構築に向けて「極限」のジャーニーへ再度踏み出すサステナブルなグローバルモータースポーツ活動を紹介
● 価値創造の源泉である技術&イノベーション、人財戦略・人的創造性の向上、知財戦略、企業のレジリエンスを高めるグローバル経営リスク対応について紹介
● 「ESGにおける活動ハイライト」として、以下の活動を紹介
 - 自然との共生に関する考え方や取組み、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)/TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)への対応状況などの環境面での活動
 - 社会やステークホルダーの皆様からの期待と役割を理解し、安心・安全で、すべての人が自分らしい毎日を歩める社会を目指す社会面での活動
 - ガバナンス面では、組織のレジリエンスを高める取締役会の実効性を伝えるコンテンツとして、取締役会議長、各委員会委員長のメッセージを掲載

  1. ※1『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)』(日本語)
    https://www.bridgestone.co.jp/ir/library/integrated_report/index.html
    『Bridgestone 3.0 Journey 2023 Integrated Report 』(英語)
    https://www.bridgestone.com/ir/library/integrated_report/index.html
  2. ※2ブリヂストンは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
    https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2022030101.html
  3. ※32030年 長期戦略アスピレーション
    https://www.bridgestone.co.jp/ir/library/strategy/pdf/JPN_lsa20220831.pdf
  4. ※4表紙は、タイヤメーカーとしての「原点」であるブリヂストンのモータースポーツ活動60周年を記念し、モータースポーツタイヤの機能に基づいた"円"の美しさを表現した作品です
  5. ※5Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)の対象期間は2022年1月1日-2022年12月31日 (一部対象期間より前もしくは後の情報を含む)

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> パブリックリレーション統括部門 グローバル広報企画部 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上