鈴鹿8時間耐久ロードレース18連覇に向けタイヤサプライヤーとして参戦
~「極限への挑戦」を通じて磨かれた技術で参戦チームを支え、サステナビリティにも挑戦~
2025年07月24日
株式会社ブリヂストン(以下、ブリヂストン)は、8月1日(金)から3日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIM※1世界耐久選手権(以下、EWC) "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会」(以下、鈴鹿8耐)に参加する21チームを、モーターサイクル用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX」(バトラックス)のタイヤでサポートします。
第45回大会(2024年)の様子
ブリヂストンにとってモータースポーツはタイヤメーカーとしての「原点」であり、「極限への挑戦」です。当社の二輪モータースポーツ活動を代表するレースであるEWCでは、ブリヂストンタイヤ装着チームが昨年まで4年連続でシリーズチャンピオンを獲得※2しています。通年参戦する当社がタイヤを供給するサポートチーム数は、今年から新たに2チームが加わり、合計5チームになりました。今シーズンも第1戦「ル・マン24時間」および第2戦「スパ8時間」で優勝を果たしています。
今回の鈴鹿8耐は、夏の鈴鹿の風物詩となっている国内有数のモータースポーツイベントであり、ブリヂストンタイヤ装着チームによるEWCシリーズ5連覇に向けても重要な一戦です。日中の路面温度が60度を超えることもあるなど、車両にもライダーにも非常に過酷な耐久レースである鈴鹿8耐において、ブリヂストンタイヤ装着チームは2006年から17大会連続で優勝を果たしています。当社は今年もサポートチームを足元から支え、18連覇を目指します。
また、本年も「エクスペリメンタルクラス」に参戦するチームスズキCNチャレンジ※3に、再生資源※4・再生可能資源比率※5を向上させたタイヤを供給します。過酷な環境下で行われる耐久レースにおいても、サステナビリティへの貢献とタイヤに求められる性能を両立させ、チームスズキCNチャレンジとともに挑戦してまいります。このようなサステナブルなモータースポーツタイヤ開発においても、「タイヤは生命を乗せている」を大原則に安心・安全を守り、レースを通じてタイヤの使用状況やライダーの声に合わせ性能向上を実現したタイヤを供給するなど進化を続けています。モータースポーツ活動を「走る実験室」として、「極限への挑戦」で磨かれた技術を二輪の市販タイヤの次のステージへ繋げていきます。
ブリヂストンは、モータースポーツを通じて、レースを楽しみ、勝つことにこだわり、「極限へ挑戦」し、持続可能なモビリティ社会を支えていくという情熱を込めた新メッセージ"Passion to Turn the World®(世界を変えていく情熱)"を掲げています。このメッセージの下、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を軸に、「サステナブルなプレミアム」として、全ての一人ひとりにとっての「最高」を支え続け、モビリティの未来になくてはならない存在となることを目指していきます。
会場内のブリヂストン特設ブースでは、「BATTLAX」に込めたプライドやこだわりをテーマに、「BATTLAX」の「断トツ性能」※6や、当社の鈴鹿8耐の戦績をご紹介する展示を通じて、モータースポーツの「わくわく」やバイクの「わくわく」をお伝えします。下記の通り様々な展示や企画を予定していますので、是非お立ち寄りください。
■ ブリヂストンが「極限」の場であるモータースポーツ活動を通じて研鑽を続ける技術力と、「BATTLAX」の「断トツ」のタイヤ性能や、当社の鈴鹿8耐のこれまでの戦績をご紹介する展示
■ サステナブルなグローバルモータースポーツに向けた当社の想い、取り組みをご紹介する展示
■ 鈴鹿8耐に出場するライダーや監督、レースを盛り上げるゲストによるトークショー
その他、レース車両やバイクのまたがり体験や「BATTLAX」クイズなど幅広いお客様に楽しんでいただけるコンテンツをご用意しています。
ブリヂストンは、モーターサイクル用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX」の「断トツ商品」とサステナブルなグローバルモータースポーツ活動を通じ、安心・安全で楽しいモーターサイクル文化やモータースポーツ文化の発展に貢献していくことで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」※7で掲げる「Emotion 心動かすモビリティ体験を支えること」にコミットし、10年後、20年後にも「走るわくわく」を提供しつづけていきます。
- ※1FIM 国際モーターサイクリズム連盟(Fédération Internationale de Motocyclisme)の略称。
- ※2ブリヂストンタイヤ装着チームが世界最高峰レース「2024 FIM世界耐久選手権」でシリーズチャンピオンを獲得
- ※32025年3月28日 スズキニュースリリース 「スズキ、2025年の鈴鹿8時間耐久ロードレースに「チームスズキCNチャレンジ」参戦」
- ※4再生資源(Recycled Material)
回収(再生)された材料を再加工して製造され最終製品や部品に使用される材料。(ISO 14021: 2016の定義に基づく) - ※5再生可能資源(Renewable Material)
継続的に補充される生物由来のバイオマスからなる材料(バイオ由来の材料)。補充速度が枯渇速度以上であることが条件。(ISO 14021: 2016の定義に基づく) - ※6「断トツ」とは企業としての目標を指します。
- ※7「Bridgestone E8 Commitment(ブリヂストンイーエイトコミットメント)」
ブリヂストンは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
【添付】
<鈴鹿8時間耐久ロードレース概要>
- (1)名称 :
- 2025 FIM世界耐久選手権 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会
- (2)日程 :
- 2025年8月1日(金)~3日(日) (決勝 3日 11:30~19:30)
- (3)会場 :
- 鈴鹿サーキット 国際レーシングコース(1周/5.821km)
- (4)主催 :
-
一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)、
ホンダモビリティランド株式会社 鈴鹿サーキット
<ブリヂストンサポートチーム(合計21チーム)>
<クラス:Formula EWC(EWC)(20チーム)>
| 通年 参戦 |
No | Team | ライダー | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 〇 | 1 | Yoshimura SERT Motul | Gregg BLACK | Dan LINFOOT | 渥美心 |
| - | 3 | SDG-DUCATI Team KAGAYAMA | 水野涼 | Marcel SCHRÖTTER | Leon HASLAM |
| 〇 | 5 | F.C.C. TSR Honda France | Alan TECHER | Corentin PEROLARI | 羽田太河 |
| 〇 | 7 | YART - YAMAHA | Karel HANIKA | Marvin FRITZ | Jason O'HALLORAN |
| - | 9 | SANMEI Team TARO PLUSONE with SDG | 関口太郎 | 亀井雄大 | 中村竜也 |
| 〇 | 11 | Kawasaki Webike Trickstar | Christian GAMARINO | Mickael Di MEGLIO | Grégory LEBLANC |
| - | 17 | Astemo Pro Honda SI Racing | 野左根航汰 | 荒川晃大 | 山中琉聖 |
| - | 20 | Honda Suzuka Racing Team | Khairul Idham PAWI | 青田魁 | 杉山優輝 |
| 21 | YAMAHA RACING TEAM | 中須賀克行 | Jack MILLER | Andrea LOCATELLI | |
| - | 23 | KRP SANYOUKOUGYO&RS-ITOH | 佐野優人 | 佐野勝人 | 新庄雅浩 |
| - | 30 | Honda HRC | 高橋巧 | Johann ZARCO | Iker LECUONA GASCON |
| 31 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | 須貝義行 | 松川泰宏 | 平野ルナ | |
| 〇 | 37 | BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM | Markus REITERBERGER | Michael VAN DER MARK |
Steven ODENDAAL |
| - | 40 | Team ATJ with docomo business | 岩田悟 | 鈴木光来 | 國峰琢磨 |
| 59 | Team BabyFace Titanium Power | 津田一磨 | 前田恵助 | Robin MULHAUSER | |
| - | 71 | Honda Dream RT SAKURAI HONDA | Joshua BROOKES | 日浦大治朗 | 伊藤和輝 |
| - | 73 | SDG Team HARC-PRO. Honda | 名越哲平 | 阿部恵斗 | 國井勇輝 |
| - | 76 | AutoRace Ube Racing Team | 浦本修充 | Loris Baz | TBD |
| - | 88 | Honda Asia-Dream Racing with Astemo | Nakarin ATIRATPHUVAPAT | Andi farid IZDIHAR |
Azroy Hakeem ANUAR |
| 95 | S-PULSE DREAM RACING | 生形秀之 | Jonas FOLGER | 濱原颯道 | |

<クラス:Experimental(EXP)(1チーム)>
| 通年 参戦 |
No | Team | ライダー | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 0 | Team SUZUKI CN CHALLENGE | Etienne MASSON | Albert ARENAS | 津田拓也 | |

※上記参戦体制は、7月17日時点のもので、変更となる場合があります。
※ゼッケン番号に基づいた順でチーム名を掲載しています。
Webサイトでは、レース速報や見どころなど、鈴鹿8耐に関する様々な情報を順次配信していきますので是非ご覧ください。
<ブリヂストン特設ブース>
特設ブースは、8月1日(金)~3日(日)に出展予定です。
(1)主な展示
【タイヤ】
■ 市販タイヤ(3種)
スポーツ 「BATTLAX RACING STREET RS11」「BATTLAX HYPERSPORT S23」
ツーリング 「BATTLAX SPORT TOURING T33」
■ レース装着タイヤ(2種)
Team HRC with 日本郵便 「2024年鈴鹿8耐 優勝時装着タイヤ」
チームスズキCNチャレンジ 「2025年鈴鹿8耐で装着する再生資源・再生可能資源比率を向上させたタイヤ」
【車両】
■ HONDA 「CBR1000RR-R」
■ SUZUKI 「GSX-R1000R」
■ BMW 「R 1300R T」
■ YAMAHA 「XSR900 GP」
■ Kawasaki 「Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition」
(2)主なイベント
■ タイヤ交換実演(Yoshimura SERT Motul)
■ 鈴鹿8耐にゆかりのあるゲストを招いてのトークショー
■ レース車両跨り体験
■「BATTLAX」クイズ企画
■ タイヤウォーマー体験
■ SNS投稿キャンペーン
■ ブリヂストンタイヤ装着チームの戦績を掲載したうちわの配布 他
イベントの詳細は、鈴鹿8時間耐久ロードレース特設ページ(ブリヂストン二輪車用タイヤサイト)をご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係> グローバル広報オペレーション部門 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936
以上







