CSR

ブリヂストングループは「CSRは経営そのもの」という考えの下、CSR活動全般のレベルを上げることを目指して日々の事業活動を行っています。この CSRへの取り組みによってブリヂストングループの「あるべき姿」へとつなげていきます。

ブリヂストンのCSRの考え方

ブリヂストン創業者 石橋正二郎
私の事業観は、単に営利を主眼とする事業は必ず永続性なく滅亡するものであるが、社会、国家を益する事業は永遠に繁栄すべきことを確信するのであります。— ブリヂストン創業者 石橋正二郎

1930年代の創業当時から、ブリヂストン創業者 石橋正二郎は、社会の役に立ち貢献する事業は永続すると信じていました。今日、一人ひとりの生活の質を脅かす社会課題や環境問題が深刻化するにつれ、この信念はかつてないほど重要性を増しています。現在、ブリヂストンはリーディングカンパニーとして、先進的で安全な交通手段の整備、健全で安心な社会の構築、そして自然と共生することで、社会に貢献すべく全力で取り組んでいます。

「最高の品質で社会に貢献」し続けるために

グローバル化に伴う様々な課題や気候変動による影響が拡大するなか、ブリヂストングループは、社会からのグローバル企業への期待の高まりに応えるためにも、責任ある企業として持続可能な社会の実現や社会課題の解決に向けて取り組む必要があると認識しています。当社グループが、業界のリーダーとして未来に対する責任を進んで果たしていくための指針、それがグローバルCSR体系「Our Way to Serve」です。
「Our Way to Serve」は、当社グループの企業理念の使命である「最高の品質で社会に貢献」と強く結びついており、過去10年にわたりCSR「22の課題」として取り組んできた活動経験や成果を活かしながら、より高いレベルを目指して発展させたものです。

「Our Way to Serve」を通じて、私たちは、世界中の多様なメンバー、グローバルなネットワーク、業界でのリーダーシップ、積み重ねてきたイノベーション、といった自社の強みや特性を活かしながら、人々がより快適に移動し、生活し、働き、そして楽しむことに貢献していきます。
“Our”は、世界中の様々な組織、あらゆる階層のリーダーと従業員の一人ひとりがこの取り組みに関わることを指し、“Serve”は全員が重点領域と基盤領域を自らの意識と仕組みに落としこみながら仕事に取り組み、役割を果たし、日々の業務を進めていくことを意味しています。「Our Way to Serve」は、ブリヂストングループの事業の中核を担うものであり、どのように事業を進めていくかの指針でもあります。

Our Way to Serve

ビジョン

「最高の品質で社会に貢献」することは、私たちが受け継いできた伝統と使命です。ブリヂストンと世界中で働く従業員は、業界のグローバルリーダーとして未来に対する責任を進んで果たしていくために、イノベーションと先進技術を通じて、人々がより快適に移動し、生活し、働きそして楽しむことに貢献します。

重点領域
(PA:Priority Areas)
基盤領域
(MF:Management Fundamentals)

重点領域 (Priority Areas)

当社グループの強みや特性を活かしながら、イノベーションと先進技術を通じて共通価値(顧客価値と社会価値)を創出する領域。

基盤領域 (Management Fundamentals)

ISO26000に準じ、基本ルールや社会規範の遵守など、責任ある企業として欠かせない取り組みを整理した領域。

重点領域と基盤領域

「Our Way to Serve」策定の背景とプロセス

世界人口の増加やモビリティの進化といった社会動向、深刻化する気候変動などの環境問題や社会の持続可能性に関する様々な課題など、ブリヂストングループを取り巻く環境は大きく変化しています。その中でSDGs(持続可能な開発目標)など、社会課題の解決における企業の役割にも期待が高まっています。ブリヂストングループは、「Our Way to Serve」の推進によって、これらの期待に応え、業界のリーダーとして未来に対する責任を進んで果たしていくことを目指しています。

持続可能な開発目標(SDGs)との関わり

「持続可能な開発目標(SDGs)」は、2015年の「国連持続可能な開発サミット」において採択された、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成される国際目標です。ブリヂストングループでは、グローバルに事業を展開する企業の責任として、SDGs達成への貢献に取り組んでいます。ブリヂストングループの事業とサステナビリティに関する考え方及び活動をSDGsにおける目標と照合し、強みと特性を活用して解決に貢献できる領域を特定し、その解決に向けた取り組みを積極的に推進していきます。

「Our Way to Serve」と経営改革の重点課題の関係

『Our Way to Serve』策定の経緯
  • ※1 グローバル経営執行会議(Global Executive Committee)
  • ※2 経営改革の重点課題については「経営のスタンス」をご覧ください。

「Our Way to Serve」 推進体制

「Our Way to Serve」をグローバルで推進するため、グローバルCSR推進体制、リージョナルCSR推進体制、領域・機能別ワーキンググループ(WG)の3つの組織による連携体制を構築しています。
グローバルCSR推進体制として、各SBUのマネジメントやCSRのそれぞれの活動領域・機能の委任者などから構成されるグローバルCSR推進コミッティ(Global CSR Enhancement Committee・GCEC)及びグローバル品質経営コミッティ(Global Quality Management Committee・GQMC)を設置し、様々なグローバル課題について取り組むべき領域の優先順位づけ、サステナビリティにおけるグローバル戦略の立案など、ブリヂストングループ全体のCSRの取り組みにおける基本的な考え方を立案、執行に関する最高位の会議体であるGlobal EXCOに答申します。また、ブリヂストングループ全体のCSR活動の進捗や社内浸透状況の確認も行います。各SBU・地域においても、リージョナルCSR推進体制として、各SBU・地域のトップマネジメントを委任者とする会議体を設置し、各SBU・地域ごとにCSR活動の方針・目標進捗、活動のレビューなどを行い、その活動をGCEC/GQMCに報告します。
さらにグローバル・リージョナルそれぞれのCSR推進体制を円滑に機能させるため、CSR活動の各領域・機能別に各SBU・地域のメンバーで構成するワーキンググループ(WG)を設置し、グローバル全体として各々の領域・機能で取り組む内容や活動の進捗確認を行い、GCEC/GQMC、各SBU・地域でのトップマネジメントに報告します。このような体制を構築し、ブリヂストングループ全体のCSR活動をグローバル全体で着実に進めています。

  • ※1 Global Executive Committee:グローバル経営執行会議
  • ※2 Strategic Business Unit:戦略的事業ユニット
  • ※3 Global Head Office:グローバル本社
  • ※4 Global Management Platform:グローバル経営プラットフォーム
  • ※5 Priority Areas:重点領域
  • ※6 Management Fundamentals:基盤領域