CSR

社外団体への加盟

産業と社会・環境の持続可能な未来をつくるグローバルな取り組み

wbcsd
タイヤ産業プロジェクト10周年記念誌
タイヤ産業プロジェクト
10周年記念誌

ブリヂストングループは、2006年にスイスのジュネーブに本部を置くWBCSD(持続可能な発展のための世界経済人会議)に加盟し、同年より「タイヤ産業プロジェクト」に参加しています。2015年にタイヤ産業プロジェクトは10周年を迎え、これまでの持続可能性に関する活動成果をまとめました。

「タイヤ産業プロジェクト」

タイヤが環境や健康に与える影響の研究と課題解決に向けた取り組み

  1. 1タイヤ摩耗粉塵が環境と生態系に与える影響を研究
    タイヤ使用時に発生する摩耗粉塵について、これまでの実証試験では環境や健康に対するリスクは低いことが判明しています。
  2. 2効果的な使用済みタイヤ管理システムのグローバル展開
    国や地域により取り組み方法・レベルが異なる使用済みタイヤの管理に関し、2010年に「廃タイヤ管理マニュアル」を発行。効果的な使用済みタイヤ管理システムをグローバルに展開する活動を継続的に推進しています。
  3. 3ナノマテリアルが環境と生態系に与える影響を研究
    OECD(経済協力開発機構)との共同プロジェクトにより、カーボンブラックやシリカなどの原材料がタイヤに使用されることによる社会・経済に対する貢献度や、それらの原材料がタイヤの開発・製造段階で使用される際に環境や人体に与える影響に関するリスクアセスメント・防護措置の最適方法などが研究され、OECDよりレポートが公表されました。また、これらの原材料が作業者の健康に影響を与えるリスクは低いと考えられています。

W-BRIDGEプロジェクト

発表会の様子
発表会の様子
シンポジウムの様子
シンポジウムの様子

W-BRIDGE(Waseda-Bridgestone Initiative for Development of Global Environment)は、地球環境保全に貢献するために、2008年に学校法人早稲田大学とブリヂストンが設立した産学民連携プロジェクトです。従来の「産」(企業)と「学」(大学)の連携に、「民」(地域の生活者)との連携を加えた二つの架け橋、つまりダブルブリッヂに基づいた実践的な研究・活動を支援しています。

W-BRIDGEでは、特定の地域課題の解決にとどまらず、他の地域にも活用いただけるような課題解決モデルを構築していくことを目指しており、毎年ブリヂストンが定める重点テーマおよび研究領域を対象に、大学と一般の方々が連携して取り組む研究・活動を募集し、優れた研究・活動に対して、資金提供、研究・活動に対する助言等を行っています。

研究や活動の成果については、多くの方々に活用していただけるよう、WEBサイト等を通じて広く世の中に発信しています。

「サーキュラー・エコノミー100」プログラム

発表会の様子

ブリヂストンは、サーキュラー・エコノミー※1に関する知見の獲得、他の企業や政府、研究機関との連携を目的として、エレン・マッカーサー財団の「サーキュラー・エコノミー100」プログラム(CE100)に参加しています。

エレン・マッカーサー財団は、企業や政府、研究機関と連携して、サーキュラー・エコノミーへの移行を推進することを目的に2010年に設立された団体です。CE100は、参加組織のサーキュラー・エコノミーに関する能力開発や実践の支援を目的としたイノベーションプログラムです。

ブリヂストングループは、運送事業者様を対象とした新品タイヤとリトレッドタイヤ※2、サービス、ITツールを組み合わせた運送ソリューションビジネスを展開しています。CE100を通じて、エレン・マッカーサー財団の豊富な知見や他社ベストプラクティスを学ぶことで、サーキュラー・エコノミーのコンセプトをビジネスモデルに取り入れ、リサイクルや資源・エネルギー・情報の有効活用を含めたタイヤのライフサイクル全体で、新たな顧客価値、社会価値の創造を目指しています。

※1 サーキュラー・エコノミー(循環型経済)とは、従来の消費型経済のように経済成長と共に限られた資源の消費が増大していくのではなく、経済活動と資源消費が徐々に切り離されていく(デカップリング)という経済の考え方です。循環型経済モデルは、再生可能なエネルギー資源への移行を通じて、経済資本、自然資本、社会資本を構築します。これは、廃棄物や汚染を出さないようにする、製品や材料が使用され続けるようにする、自然システムを再生するという原則に基づいています。

※2 リトレッドタイヤとは、使用済みのタイヤのトレッド部分を取り除き、新たなゴムを加硫・圧着して再使用できるようにしたタイヤのことです。新品タイヤに比べて、環境面で下記の優位性があります。
1. 天然ゴムなど原材料の使用量が減少し、省資源となる
2. タイヤ生産におけるCO2排出量削減が可能となる
3. タイヤの命が延びるため、廃タイヤの削減にも寄与する

サステナビリティに関連する社外団体とのパートナーシップ