The Pursuit of Sustainability for Continuity 生活・事業を継続するために建築物の持続性を追及する BASEPT

加硫予測技術 CRAYS

  • ● 免震ゴムの加硫後のゴム物性および最終製品の性能を高精度で予測する生産技術
  • ● 積層ゴム部の温度履歴の予測手法と、熱履歴/加硫物性の相関関数によりシミュレーション
免震ゴムの製造工程には、熱を加えて、ゴム高分子間を硫黄で結び(架橋反応)、同時にゴムと鋼板を接着する加硫工程があります。製品性能を左右する最も重要な工程のひとつです。
ブリヂストンでは、1)非定常熱伝導FEM(有限要素法)を用いた積層ゴム部の温度履歴のシミュレーション、2)実験により得たゴム材料の熱履歴と加硫物性の相関関数、を活用し、加硫後の各部位のゴム物性および最終製品の性能を高精度で予測する手法を開発しました。
非定常熱伝導FEM解析
加硫物性関数
加硫時間と加硫後物性の関係