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鈴鹿8耐関連情報 2025年鈴鹿8耐イベントブースレポート<後編>

真夏の風物詩:鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下:鈴鹿8耐)が開催されました。

ブリヂストンタイヤ装着車は18連覇達成することができました!コース上で戦っているライダー・チームにブリヂストンブースからも熱い声援を送りました。

「BATTLAX」ブランドの「断トツ」性能を感じてもらうブースレポートの後編をお届けいたします。

1. ライダートークショー!


ブリヂストンブース恒例のライダートークショーを開催しました。今年は過去最高の6チームに登壇いただきました。

トップバッターは2024年ワールドスーパーバイクチャンピオンマシンと同じ仕様のエンジンを積んだBMW M1000RRを持ち込んで参戦。全日本ロードレース開幕戦・第2戦で表彰台に昇っている『AutoRace Ube Racing Team』。浦本修充選手、ロリス・バズ選手、そして直前にチーム合流が決まったデイビー・トッド選手が登壇。浦本選手はこの灼熱の鈴鹿で2分4秒台で走る速さを見せて驚かせました。決勝レースでもチーム一丸となって走行、6位入賞を果たしました。

AutoRace Ube Racing Team:浦本修充選手、ロリス・バズ選手、デイビー・トッド選手

続いて『Team Kawasaki Webike Trickstar』EWCにレギュラー参戦しているチームで第2戦終了時点のランキング2位で鈴鹿に乗り込んできました。グレゴリー・ルブラン選手、マイク・ディメリオ選手、ロマン・ラモス選手が登壇。鶴田竜二監督率いる名門チームで今年からブリヂストンタイヤを装着。早速結果を残しています。決勝レースでもノントラブルで213周を走り切り8位入賞を果たしました!

Team Kawasaki Webike Trickstar:レゴリー・ルブラン選手、マイク・ディメリオ選手、ロマン・ラモス選手

続いて「YOSHIMURA SERT Motul」。鈴鹿8耐と言えば名門ヨシムラ。第1回鈴鹿8耐でホンダワークスを破って優勝。以来ずっと参戦を続け「打倒ワークス!」のスタイルは今も変わりません。グレッグ・ブラック選手、ダン・リンフット選手、そして母国開催で気合の入る渥美心選手の3名が登壇。
決勝レースでは安定感と正確無比な走行、そして燃費の良さを活かした7回ピット敢行で、1回の転倒がありながらも見事3位表彰台を獲得しました!

Yoshimura SERT Motul:グレッグ・ブラック選手、ダン・リンフット選手、渥美心選手

続いて『SDG DUCATI Team KAGAYAMA』のステージ。エースの水野涼選手、マルセル・シュロッター選手、レオン・ハスラム選手に加えて加賀山就臣監督も登壇。ワールドスーパーバイクのDUCATIファクトリーマシンを初めて国外に持ち出して参戦。昨年の全日本ロードレースでは2勝を挙げ、今シーズンの開幕戦でも優勝しました。その水野選手が5月のテストで大怪我を負いまだ完治していません。逆境の中で奮闘している加賀山監督の元、チームがひとつになって過酷な鈴鹿8耐を戦い抜きました。

DUCATI Team KAGAYAMA:水野涼選手、マルセル・シュロッター選手、レオン・ハスラム選手、加賀山就臣監督

「YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team」。マービン・フリッツ選手、カレル・ハニカ選手、ジェイソン・オハロラン選手が登壇。マービン・フリッツ選手はこのチームで6年目。3人すごく仲が良くて息もピッタリです。今年はヤマハ発動機創立70周年を記念した伝統の白×赤のストロボカラーで参戦しました。決勝レースは残念ながらリタイアでしたがEWCシリーズランキングではトップです。世界チャンピオンを目指して最終戦ボルドールに臨みます。

YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team:マービン・フリッツ選手、カレル・ハニカ選手、ジェイソン・オハロラン選手

最後は『F.C.C. TSR Honda France』。アラン・テシェ選手、コロンタン・ペロラーリ選手、羽田太河選手の3人で参戦しました。今シーズンEWC第2戦スパ8時間耐久レースで優勝、地元鈴鹿に凱旋してきました。ブースには跨り可能なTSRのマシンを置いて大好評でした。残念ながらメカニカルトラブルでリタイアとなってしまいましたが最終戦の活躍に期待です。

F.C.C. TSR Honda France:アラン・テシェ選手、コロンタン・ペロラーリ選手、羽田太河選手

2. YOSHIMURA SERT Motulタイヤ交換実演!


土曜日のトップ10トライアル終了後、YOSHIMURA SERT Motulチームがブリヂストンブースに来場。なんとそこでピット作業の実演を行いました!
タイヤ交換、ガソリン給油(安全上からガソリンは入っていません)、ライダー交換まで一連の流れを大勢のお客様の前で披露しました。


もちろん使用するエクイップメントは全て本物、メカニックも鈴鹿8耐を闘うレギュラーメンバー、ライダーのグレッグ・ブラック選手、ダン・リンフット選手、渥美心選手、そして加藤陽平テクニカル・ディレクター(TD)にも来場いただきました。加藤TDからの非常にわかりやすい解説にお客様からは「ほぉ〜、そうなんだ」と驚きの声が上がりました。決勝前の忙しい時にブリヂストンブースでのピット作業実演を本当にありがとうございました。

3. 青木宣篤が教える!レースもスポーツもBATTLAXで極める


自他共に認めるBATTLAX愛好家の青木宣篤さんをゲストに迎えて「青木宣篤が教える!レースもスポーツもBATTLAXで極める」と題したトークショーステージを展開しました。昨年発売したスポーツタイプのBATTLAX HYPERSPORT S23が高い評価を得ています。青木さんも太鼓判を押しています。BATTLAXには皆さまのバイクの楽しみ方に合わせてラインアップが充実しています。サーキット走行に適したBATTLAX RACING STREET RS11、スポーツワインディングもサーキットも楽しめるBATTLAX HYPERSPORT S23、そしてこの春発売されたツーリングタイプのBATTLAX SPORT TOURING T33。
この3種類のタイヤを実際に履いて比べた青木宣篤さんのインプレッションは説得力があります。


ステージにはBATTLAX HYPERSPORT S23の開発責任者原田陽一(MCタイヤ開発部)、販売の総責任者の佐藤潤(ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社 常務執行役員 MCタイヤ販売担当)も登壇。開発の視点から、お客様の視点からBATTLAXのスポーツタイヤについてコメントしていました。


ブース前には既にBATTLAX HYPERSPORT S23を履いているお客様もいらっしゃり注目度の高さが伺えました。「迷わずS23」。皆さんもぜひ一度店頭で商品をお確かめください。

4. 「"安心"のその先にある"楽しさ"を」 BATTLAXでツーリングに行こう!


今年の春、BATTLAXから待望のツーリングタイヤBATTLAX SPORT TOURING T33が発売されました。一番の特徴は旧商品に比べてライフ性能が47%も向上したこと。その新商品をいち早く履いた青木宣篤さんをゲストにBATTLAX SPORT TOURING T33についてステージを展開しました。
BATTLAX SPORT TOURING T33は良い意味でタイヤを意識することなくスムーズにコーナーに進入することができます。変にコーナリングを意識しなくて済むのでその分"綺麗な景色を見たくなる"タイヤだと言います。


BATTLAX SPORT TOURING T33を開発した上野峻穂(MCタイヤ開発部)もそこを狙って開発したとのこと。ライフ性能の大幅向上もツーリングを楽しんで欲しいから。
佐藤潤も「本当の意味でのツーリングタイヤが発売された」と喜んでいました。

5. 「モトベはつこ」さんのサーキット走行はためになるし、感動する!


2024年のモーターサイクルショーのブリヂストンステージに初登場するやブース前は黒山の人だかり。バイク初心者ながらバイクに乗ることの楽しさをYouTubeで配信している人気モトブロガー:モトベはつこさんをお招きしたステージを実施しました。


立ちゴケした苦い経験から始まったモトベさんのバイクライフ。それがサーキット走行を楽しむまで成長しました。しかも鈴鹿8耐の舞台となっている鈴鹿サーキットも走行しました。サーキット走行を通じて安全に対する意識がさらに高まり、運転技術も走行中に意識する点も変わって来たと言います。


モトベさんを見守る親のような佐藤潤がいろいろとサポート。モトベさんの成長を一番嬉しく感じているのは佐藤かもしれません。

6. BATTLAX LIVE 解説


レース中継映像を観ながら鈴鹿8耐について、レースについてわかりやすく解説するステージを実施しました。司会進行は元SKE48のメンバーで現在はバイクやモータースポーツの魅力を伝えるタレントとしてマルチに活躍している梅本まどかさん。特にバイクレースはとても詳しく全日本の選手と懇意にしています。


ゲストは元アジアロードレースSS600クラスチャンピオン:藤原克昭さんと青木宣篤さん。二人とも鈴鹿8耐参戦経験者。当時のエピソードから現在起きている状況まで分かりやすく、そして楽しく解説していただきました。やはりライダーの気持ちはライダーが一番よく分かりますよね。
藤原克昭さんのステージではSDG DUCATI Team KAGAYAMのマーセル・シュロッター選手が転倒してざわめき、青木宣篤さんのステージでは今大会初めてのセーフティカーが入ったりと、LIVEでステージを展開しているからこその緊張感がありました。

7. 3日間、ありがとうございました。


8時間に渡る激闘が終わり、見事優勝したのはHonda HRC。急遽2人体制で戦うことになりましたが高橋巧選手とヨハン・ザルコ選手の強靭な体力と精神力、そして機械のような正確無比なピットワークと走行で見事4連覇達成。これでブリヂストンタイヤ装着車は2006年から18年連続優勝を達成しました!皆さまの熱いご声援をありがとうございました。2位には6年ぶりのワークス復活のYAMAHA RACING TEAM、3位にはプライベーターの雄:YOSHIMURA SERT Motul、ブリヂストンが表彰台独占です。

3日間のブリヂストンブースも大盛況でした。お越しいただきまして誠にありがとうございました。来年もお目にかかれることを楽しみにしております。

来年もみなさんとお目にかかれるのを楽しみにしています!



鈴鹿8耐ブリヂストンブースレポート<前編>はこちら



◎関連情報
ブリヂストン 2025鈴鹿8耐特集

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