国内工場紹介
佐賀工場
鉄の“強さ”と“しなやかさ”を合わせ持つスチールコード製造工場
操業開始:
1982年3月
敷地面積:
233,000m2
生産品目:
タイヤ補強用スチールコード
スチールコード専門工場
佐賀工場は1982年に操業を開始しました。主に彦根工場(滋賀県)より西のタイヤ工場にスチールコードを供給し、2005年からは航空機タイヤ用のケーブルビードワイヤの生産も開始しています。
ブリヂストンは、タイヤの製造に必要な原材料から製品まで一貫した品質管理の下で生産、供給できる体制の整備を進めています。原材料から最終製品のタイヤまで生産できることは、高性能・高品質な製品につながり、ブリヂストンの強みとなっています。
タイヤの骨格 スチールコード
スチールコードは、スチールラジアルタイヤのベルト部分やカーカス部分などの骨格の役割を果たすタイヤの重要な補強材です。材料には、不純物が極度に少ない高炭素鋼を用いています。
スチールコードがしっかりと形を作ることで、運転時の安定性やタイヤの耐久性が得られ、車が走りやすくなるので少ないエネルギーで快適なドライブにつながります。
建設・鉱山車両用ラジアルタイヤへの供給
佐賀工場は、下関工場や北九州工場で生産される建設・鉱山車両用大型・超大型ラジアルタイヤ用のスチールコードも供給しています。建設現場や鉱山など過酷な環境下で使用されるタイヤの骨格部分となるため、高い技術力が必要とされます。
環境に配慮した工場を目指して
ブリヂストンは“未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために・・・”を環境の基本姿勢としており、佐賀工場は地球の環境汚染を未然に防止するとともに地域社会との融和を図りつつ、“環境にやさしい工場づくり”に向けた活動の継続的改善に努めています。操業以来、安全・環境・省エネルギーを目指したプロセス開発を積極的に推進し2000年に国内工場初のゼロエミッションを達成しました。2001年に「ISO14001」認証、2002年に「緑化優良工場等経済産業大臣賞」を受賞し、2003年には「第3種無災害記録」を達成しています。
また、佐賀工場では工場内に流れる水路の自然エネルギーを活用した水力発電を行っており、ここで作られた電気を工場内のLED照明に使用しています。
地域社会の一員として
佐賀工場は工場緑化の一環として、工場敷地内に1,872mの遊歩道「フォレストロードさが」を整備しました。150種18,000本の樹木や四季の花々により、お客様と工場で働く全ての人々へ癒し(森林浴)の場を提供しています。
また、佐賀工場では2008年から毎月地域清掃活動を行い、一年を通して工場の周りを綺麗に維持すると共に、従業員全員の地域貢献への参画意識を高めています。
佐賀工場へのアクセス
所在地:
〒849-0124 佐賀県三養基郡上峰町堤2100番地
電車でお越しの場合:
長崎本線 中原駅下車 タクシー約10分
お車でお越しの場合:
九州自動車道 東脊振ICより約10分
高速中原バス停 タクシー約15分
電話番号:
0952-53-5511(代表)