社会|人的創造性

雇用の状況・労使関係

雇用の状況

当社は、グローバル化の進展や新たなビジネスモデルの展開などに伴う各部門のニーズに応えるために、多様な人財を雇用しています。スタッフ部門では、新卒者を定期採用し、長期的な視点に立って育成しているほか、事業環境の変化に対応するために高い専門性を持った人財をキャリア(中途)採用しています。

また、定期採用において女性の採用比率目標を事務系30%、技術系15%以上と定めています。2024年定期採用においては、事務系35%、技術系14%の女性比率となりました。

事業の状況に応じ、職種または雇用形態の転換を実施しており、優秀な一般職を総合職に、契約社員・派遣社員を正社員に登用しています。

セグメント別連結従業員数(2024年12月末時点)
セグメント 2024
日本 37,664
アジア・大洋州・インド・中国 19,174
米州 47,946
欧州・中近東・アフリカ 16,680
合計 121,464
スクロール
  1. 「日本」には、有価証券報告書PDFにおける「日本」「その他」「全社(共通)」セグメントを含んでいます。本ページに掲載の以下データ表についても同様です。
連結従業員女性比率(2024年12月末時点)
女性比率 グループ
全社員計
リーダーポジション その他
スタッフ
トップ
マネジメント
マネジメントポジション ジュニアマネジメントポジション 合計
日本 12.3% 0.6% 8.0% 5.7% 6.4% 13.5%
アジア・大洋州・インド・中国 9.1% 9.8% 22.3% 12.2% 14.0% 8.0%
米州 12.9% 34.0% 26.0% 21.9% 22.6% 10.5%
欧州・中近東・アフリカ 15.4% 9.4% 22.9% 19.3% 20.5% 14.3%
合計 12.5% 8.6% 17.8% 16.1% 16.4% 11.6%
スクロール

ブリヂストングループの女性比率に関するデータは、第三者機関であるLRQAリミテッドによって検証・確認され、情報の正確性と透明性の確保に努めています。

  • 就業人員に基づいた割合を示しています。(データは2024年12月末時点、 121,296人(グループ全体の99.7%))
  • 「日本」には有価証券報告書における「日本」「その他」「全社(共通)」セグメントを含んでいます。
  • 各カテゴリーの当社及び連結子会社における定義は以下の通りです。
    トップマネジメント:役員相当の者(Executives & VPs)
    マネジメントポジション:組織のマネジメントを担う立場にある者(ライン長)。生産現場を始めとする現場のチームを管理・監督するリーダーを含めています。
    ジュニアマネジメントポジション:個人の知見や経験で組織に貢献する、あるいは組織の日々の管理目標を指導する立場にある者
従業員の自己都合離職率(連結データ、2024年12月末時点)
セグメント  2024
日本 4.4%
うち(株)ブリヂストン:2.4%
アジア・大洋州・インド・中国 7.6%
米州 米国固定給フルタイム従業員:11.4%
米国小売部門 時間給従業員:40.6%
米国製造・物流部門 時間給従業員:8.6%
欧州・中近東・アフリカ 3.7%
合計 11.8%
スクロール
従業員の全離職率(連結データ、2024年12月末時点)
セグメント  2024
日本 6.6%
うち(株)ブリヂストン:3.9%
アジア・大洋州・インド・中国 15.5%
米州 米国固定給フルタイム従業員:16.7%
米国小売部門 時間給従業員:55.0%
米国製造・物流部門 時間給従業員:18.5%
欧州・中近東・アフリカ 13.5%
合計 19.0%
スクロール
年齢別従業員の比率(連結データ、2024年12月末時点)
 セグメント 2024
30歳未満 30~50歳 50歳超
日本 13.0% 67.3% 19.7%
アジア・大洋州・インド・中国 16.2% 71.7% 12.2%
米州 24.9% 54.0% 21.1%
欧州・中近東・アフリカ 12.5% 62.4% 25.1%
スクロール
連結採用者数
  2024
日本 2,220
うち(株)ブリヂストン:542
アジア・大洋州・インド・中国 1,526
米州 米国固定給フルタイム従業員:637
米国小売部門 時間給従業員:10,293
米国製造・物流部門 時間給従業員:994
欧州・中近東・アフリカ 1,509
スクロール
オープンポジションに対する社内公募による充足率(連結データ)
  2024
日本 0.0%
アジア・大洋州・インド・中国 10.0%
米州 米国固定給フルタイム従業員:57.2%
米国小売部門 時間給従業員:31.2%
米国製造・物流部門 時間給従業員:2.5%
欧州・中近東・アフリカ 51.3%
スクロール

※当該項目について、(株)ブリヂストンにおいてオープンポスティング制度はあるものの、2024年は全て社内ローテーションでの補充となっています。

(株)ブリヂストンの雇用状況
  2021年 2022年 2023年 2024年
男性 女性 合計 男性 女性 合計 男性 女性 合計 男性 女性 合計
正社員 常務役員 (人)※1 9 0 9 9 0 9 11 0 11 7 0 7
基幹職 (人)※2 1,399 47 1,446 1,253 56 1,309 1,251 68 1,319 1,210 77 1,287
その他 (人) 12,042 1,248 13,290 11,454 1,131 12,585 11,612 1,164 12,776 11,725 1,188 12,913
13,450 1,295 14,745 12,716 1,187 13,903 12,874 1,232 14,106 12,942 1,265 14,207
女性基幹職比率※3 2.6% 3.4% 4.3% 4.9%
平均年齢 (歳) 41.0 41.9 41.0 41.4 42.7 41.5 41.5 42.5 41.6 41.8 42.6 41.9
平均勤続年数 (年) 14.9 14.4 14.9 15.2 15.3 15.2 15.2 14.9 15.2 15.5 15.0 15.5
定期採用 (人) 95 19 114 99 15 114 179 35 214 199 29 228
キャリア採用(中途) (人) 179 9 188 195 8 203 463 71 534 276 38 314
離職者数 (人)※3 254 42 296 396 43 439 352 40 392 303 40 343
1.9% 3.0% 2.6% 2.3%
正社員以外 常勤 (人) 967 94 1,061 1,221 110 1,331 1,209 113 1,322 969 99 1,068
非常勤 (人) 16 10 26 19 10 29 19 9 28 20 7 27
スクロール
  1. ※12020年に執行役員制度を廃止し、2021年より常務役員のみをカウントしています。
  2. ※2当社の基幹職とは、ライン長(幹部層・管理層)、スペシャリスト、主査等を指しています。
  3. ※3当社の女性基幹職比率の実績、離職者数には、当社所属の他社/他地域への出向者を含んでいます。

労使関係

基本的な考え方

ブリヂストングループでは、労使の相互信頼を基盤として、企業の発展とともに従業員の労働条件の維持・向上と生活の安定を実現するという基本認識をベースに、徹底した話し合いを重視した労使関係の構築に努めています。

労働組合との協議状況

ブリヂストングループは、多くの拠点において、労働組合と定期的に労働協約等に関する協議を実施しています。

ブリヂストンでは、中央労使協議会や労使委員会、地方労使協議会、安全衛生委員会、労働時間委員会などを定期的に開催し、報酬・労働時間・福利厚生等の労働条件や職場環境、ストレスチェックフォロー等の安全・健康管理について労使相互で協議を行っています。また、毎年春に行われる給与・賞与・退職金の改訂やその他労働条件に関する制度改訂・新設などは労使相互で協議し、労使合意を経た上で実施しています。

主な労使協議
  • 中央労使協議会本会議(1回/年)
  • 中央労使協議会専門会議(3回以上/年)
  • 中央労使懇談会(1回以上/年)
  • 労使委員会(6回以上/年)
  • 地方労使協議会(6回程度/年)
  • 地方労使懇談会(6回程度/年)
セグメント別 労働組合・団体協約の加盟率(2024年12月末時点)
  2024
日本 71.3%
うち(株)ブリヂストン:100.0%
アジア・大洋州・インド・中国 78.6%
米州 29.8%
欧州・中近東・アフリカ 62.9%
合計 52.7%
スクロール