EVERTIRE INITIATIVE-タイヤがタイヤに生まれ変わる未来

EVERTIRE INITIATIVE

タイヤがタイヤに生まれ変わる未来

使い終わったタイヤ。
それは、「資源」です。

使い終わったタイヤを回収し、
新しいタイヤに生まれ変わらせる。

タイヤが循環し続ける社会をつくる。

世界中でまだ誰も実現していない
この新しい技術とシステムを
2050年までにつくりあげることが、
私たちブリヂストンの約束のひとつです。

タイヤが、タイヤに生まれ変わる未来。

知恵をかけあわせて、力を合わせて。
さあ、この未来へいっしょに。

EVERTIRE INITIATIVEに込めた想い

「タイヤがタイヤに生まれ変わる未来」

現在、お客様が使い終わったタイヤは、回収され熱源や加工物等として利用されることでその一生を終えています。

ブリヂストンは、使い終わったタイヤがタイヤの原材料として再生され新たなタイヤとして生まれ変わり、「循環」する社会の実現を目指します。

使い終わったタイヤを、Everな(常に・いつも・永遠に続く)タイヤへ。
そんな想いを込めて、タイヤがタイヤに生まれ変わる未来に向けた活動を”EVERTIRE INITIATIVE”と名付けました。
EVERTIRE INITAITIVEのロゴは「循環」をモチーフにしています。

ブリヂストンは、EVERTIRE INITIATIVEを通じて Bridgestone E8 Commitment における
「Ecology: 持続可能なタイヤとソリューションの普及を通じ、より良い地球環境を将来世代に引き継ぐ」「Energy: カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現を支える」にコミットし、共創パートナー の皆様と共にタイヤのリサイクル活動を推進して参ります。

具体的な取り組み

日本:ブリヂストン×ENEOSのケミカルリサイクル共創

「使用済タイヤの精密熱分解によるケミカルリサイクル」

BRIDGESTONE × ENEOS

現在、タイヤの主な材料の一つとして、石油由来の合成ゴムが使用されています。また、使い終わったタイヤの多くはサーマルリカバリー(熱回収)により燃料として有効利用されていますが、その際にCO2排出を伴います。ブリヂストンとENEOS株式会社は、使い終わったタイヤからタイヤ素原料を製造するケミカルリサイクル技術の社会実装に向けて、共同プロジェクトを開始しました。

リサイクルプロセス

リサイクルプロセス

ブリヂストンとENEOSで開発中のリサイクルプロセスでは、使い終わったタイヤを精密熱分解して得られる分解油を石化原料(ナフサ等)化し、この石化原料から合成ゴムの素原料であるブタジエン等の化学品を高収率で製造します。
ブリヂストンがタイヤ・ゴム事業を通じて培ってきた高機能ゴムなど高分子素材の設計技術と、ENEOSが有する原油精製技術や基礎化学品製造に関する基盤技術を融合して、EVERTIRE INITIATIVEのもとタイヤのケミカルリサイクル技術の確立を目指していきます。

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