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鈴鹿8耐関連情報 2026年鈴鹿8耐イベントブースレポート<後編>

2026年7月3日〜5日にかけて鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下:鈴鹿8耐)が開催されました。

ブリヂストンタイヤ装着車は見事19連覇を達成!コース上で戦っているライダー・チームへブリヂストンブースからも熱い声援を送りました。

今回は、「BATTLAX」ブランドの「断トツ」性能を体感いただけるブースレポートの後編をお届けいたします。

1. ライダートークショー!


ブリヂストンブース恒例のライダートークショーを開催しました。今年も6つのトップチームに登壇いただきました。



トップバッターはEWCにレギュラー参戦している『Kawasaki Webike Trickstar』。ロマン・ラモス選手、クリスチャン・ガマリノ選手、グレゴリー・ルブラン選手が登壇しました。鶴田竜二監督率いる名門チームで、開幕戦ルマン24時間レース、第2戦スパ8時間レース共に3位表彰台を獲得。今大会でも上位争いを展開するも、終盤の転倒アクシデントなどにより総合13位でフィニッシュ。それでも鈴鹿8耐終了時点でシリーズランキング4位につけています。最終戦ボルドール24時間での活躍にも期待が高まります。



続いて『Yoshimura SERT Motul』。第1回鈴鹿8耐優勝を飾った、鈴鹿8耐を語る上で欠かせない名門チームです。グレッグ・ブラック選手、ダン・リンフット選手、そして母国開催で気合の入る渥美心選手の3名が登壇。
雨とセーフティカーが3回も入る波乱の決勝レースでは、不運も重なりトップを狙うチャンスが大きく制限される展開となりました。それでも鈴鹿8耐終了時点でのランキングは3位をキープ。最終戦ボルドール24時間レースでは、シリーズタイトル獲得に受けた熱い戦いが期待されます。



続いて登壇したのは『Honda HRC』。今大会では鈴鹿8耐5連覇を達成するとともに、ホンダとして32回目の優勝を獲得しました。エースの高橋巧選手は個人として史上初となる鈴鹿8耐5連覇を達成しました。またペアを組むのは世界選手権6回制覇、通算119勝、264回の表彰台獲得を誇るジョナサン・レイ選手と、今年からスーパーバイク世界選手権に参戦しているソムキアット・チャントラ選手。波乱に満ちた決勝レースでも安定した速さと正確なピットワークを発揮し、8時間にわたる激戦を制して堂々の優勝を飾りました。




続いてのチームは『AutoRace Ube Racing Team』。昨年のMFJ全日本ロードレース選手権や鈴鹿8時間、ボルドール24時間耐久レースでのパフォーマンスなどで高く評価され、日本初のBMW Motorrad Motorsport 公式チームとしてFIM EWCにフル参戦しています。ステージには、浦本修充選手、シルバン・ギュントーリ選手、そして直前にチーム合流が決まったクリストフ・ポンソン選手が登壇しました。
決勝レース終盤まで表彰台はほぼ確実と思われるポジションを走行していましたが、10秒のペナルティストップが科され惜しくも5位入賞という結果でした。最終戦ボルドール24時間レースに期待が高まります。



次に登壇したのは、昨年6年ぶりに復活したヤマハワークスの『YAMAHA FACTORY RACING TEAM』。全日本ロードレースで前人未到の13回のチャンピオンを獲得している絶対王者:中須賀克行選手に加え、現役MotoGPライダーのジャック・ミラー選手、ワールドスーパーバイクライダーのアンドレア・ロカテッリ選手と豪華なラインアップで鈴鹿8耐に挑みました。「鈴鹿8耐の借りは鈴鹿8耐でしか返せない」と昨年2位の雪辱を果たすべく参戦。雨に翻弄された波乱のレースとなる中でも安定した走りを見せ、見事2位表彰台を獲得しました。レース後には悔しさを滲ませながらも「これもレース」と潔いコメント。表彰台で中須賀選手を担ぎ上げるジャック・ミラー選手とアンドレア・ロカテッリ選手の中須賀選手への深いリスペクトが感じられました。




最後は2002年からEWCに参戦を続け、3度の世界チャンピオンに輝いた名門チーム『YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team』。マービン・フリッツ選手、カレル・ハニカ選手、レアンドロ・メルカド選手が登壇。近年のYARTは予選での圧倒的な速さと決勝での安定したパフォーマンスを兼ね備え、常に優勝候補に挙げられています。昨年は世界チャンピオンに輝き"ゼッケン1"をつけて鈴鹿の地に帰ってきました。
波乱の展開となった決勝レースでは見事4位入賞を果たし、鈴鹿8耐終了時点でシリーズランキングトップを維持。最終戦ボルドール24時間レースで連覇を狙います。

2. 「ドライ性能に振り切った」ブリヂストンの本気 BATTLAX RACING STREET RS12


ブリヂストンが今年発売した新商品「BATTLAX RACING STREET RS12」。ドライ性能を徹底的に追求したこのタイヤをテーマに、タイヤ開発者とユーザーそれぞれの視点で語るトークステージを開催しました。
ゲストはワークスマシン"RC212V"の開発にも携わった元HRC エンジニアで現在はMOTO-ACE VLOGを運営するモトブロガーのANDYさんと、BATTLAX RACING STREET RS12の設計責任者大庭裕史。普段から自費でタイヤを購入して忖度なしの評価を発信しているANDYさん。どのような評価が飛び出すのか注目が集まる中、BATTLAX RACING STREET RS12には高い評価が送られ、設計責任者の大庭も安堵の表情を見せていました。


「自分のバイクに装着して真横から見た時に"スリックタイヤじゃん!"が第一印象でした」とANDYさん。ハイグリップタイヤでサーキット走行する人たちにとってスリックタイヤは憧れの存在です。ショルダー部のパタン(溝)をなくしたBATTLAX RACING STREET RS12は、そんなライダーの心をつかむデザインとしてANDYさんのツボにもはまったようです。


「圧倒的なエッジグリップ力」がサーキット走行で感じた印象とのこと。ANDYさんが高く評価したポイントは、まさに大庭が開発時に狙った性能です。『BATTLAX RACING STREET RS12』では、レースタイヤで培ったコンパウンドをストリート用BATTLAXとして初めて採用したほか、ショルダー部のパタン(溝)をなくし、さらにフロントタイヤには新開発の「HE-MS BELT」を採用しました。これらの相乗効果により、エッジグリップ性能を大幅に向上させています。


さらに、フロント・リアタイヤに採用した「3LC(3分割コンパウンド)」について、「どの部分にどれだけレーシングコンパウンドを使っているのか」といった質問や、「ここまで尖ったタイヤを開発するにあたって、社内から反対の声はなかったのか?」といった踏み込んだ質問が次々と飛び出しました。鋭い質問にたじろぎながらも、どこか楽しそうに回答する大庭。
集まったお客様も、普段はなかなか聞くことのできない開発者ならではの話に興味津々の様子で、熱心に耳を傾けていました。

3. 青木宣篤×佐藤潤 徹底トーク 充実のBATTLAX ラインアップ


スズキワークスライダーであり、アオキファクトリーコーチング代表を務める青木宣篤さんとブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社の佐藤潤が、BATTLAXブランドのラインアップについて徹底的に語り合いました。

BATTLAX ブランドのフラッグシップモデル『BATTLAX RACING STREET RS12』は、ドライ性能に振り切り、サーキット走行で威力を発揮するハイグリップタイヤ。サーキット走行におけるラップタイムを削りたいライダーにも、サーキット走行をもっと楽しみたいライダーにも応える性能を備え、ブリヂストンの本気度を感じさせるタイヤとして紹介されました。


スポーツ走行に求められる高いドライグリップ性能と軽快なハンドリングを兼ね備えた『BATTLAX HYPERSPORT S23』は、ワインディングからストリートまでスポーツライディングを楽しめるタイヤ。"曲がる喜びをすべてのライダーへ"のコピーが現すようにコーナリングが楽しさを存分に味わえるモデルとして紹介されました。

また、昨年は待望のツーリングタイヤ『BATTLAX SPORT TOURING T33』が発売されました。一番の特徴は従来モデルに比べて47%も向上したライフ性能です。
BATTLAX SPORT TOURING T33は、ライダーが良い意味でタイヤを意識することなく自然かつスムーズにコーナーに進入すること魅力。コーナリングで力むことなく "綺麗な景色を見たくなる"タイヤです。

ブリヂストンブースの顔と言っても良い青木さんと佐藤の息もピッタリ。20年以上のお付き合いのある二人の軽快なテンポの掛け合いは止まることを知りませんでした。

4. BATTLAX鈴鹿8耐LIVE解説


日曜日の決勝中には、レース中継映像を観ながら鈴鹿8耐やレースの見どころについて分かりやすく解説するステージを実施しました。司会進行は元SKE48のメンバーで、現在はバイクやモータースポーツの魅力を伝えるタレントとしてマルチに活躍している梅本まどかさん。特にバイクレースはとても詳しく、全日本ロードレース選手権をはじめ多くのライダーとも親交があります。


ゲストは元スズキワークスライダー/アオキファクトリーコーチング代表の青木宣篤さん、元アジアロードレースSS600クラスチャンピオン:藤原克昭さん。そしてブリヂストンからは今野由寛。今野は全日本ロードレースや鈴鹿8耐で活躍したレーシングライダーとしても有名で、鈴鹿8耐には19回参戦した経験をもちます。現在はブリヂストンのテストコースでBATTLAXのタイヤ開発ライダーを務めています。


当時のエピソードから現在起きている状況まで、このメンバーだからこそ語れる貴重な話を、分かりやすく、そして楽しく解説していただきました。やはりライダーの気持ちはライダーが一番よく分かりますよね。
今年の鈴鹿8耐は雨の影響で序盤にセーフティカーが2回導入されたほか、Yoshimura SERT Motulにペナルティストップが科せられるなど、波乱の展開になりました。


青木さん・今野のステージでは、AutoRace Ube Racing Teamの浦本修充選手が3位から2位に上昇して表彰台獲得の可能性が見えてくる場面もありました。また藤原克昭さん・今野のステージでは小康状態だった雨が再び強まりヘビーレインとなるなど、LIVEならではの速報性と緊張感を来場者とともに味わうことができました。


5. 3日間、ありがとうございました。


8時間に渡る激闘を見事優勝したのはHonda HRC。エースライダーの高橋巧選手の冷静かつスピーディーな走りと速さ、ジョナサン・レイ選手の強靭な体力、そして機械のように正確無比なピットワークとライディングで見事5連覇を達成しました。これによりブリヂストンタイヤ装着車は2006年から19回連続優勝を達成しました!皆さまの熱いご声援、誠にありがとうございました。
2位にはヤマハワークスのYAMAHA RACING TEAM、3位にはBMWワークスのBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM。メーカーワークス系3チームが表彰台を獲得しました。またブリヂストンタイヤ装着車が総合順位1位〜13位まで独占しました。
3日間にわたるブリヂストンブースも大盛況のうちに終了しました。お越しいただきまして誠にありがとうございました。来年も皆様とお会いできることを楽しみにしております。










鈴鹿8耐ブリヂストンブースレポート<前編>はこちら



◎関連情報
ブリヂストン 2026鈴鹿8耐特集

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