ニュースリリース

「REGNO(レグノ) GR-XT(ジーアール・エックスティー)」30サイズ追加発売

- トータル60サイズに -

2011年4月1日
No.57
 株式会社ブリヂストン(社長 荒川 詔四)は、2011年2月に発売したREGNO初の低燃費タイヤ※1「REGNO GR-XT」に新たに30サイズを追加、2011年5月1日より発売いたします。

 「REGNO GR-XT」は、東京大学 生産技術研究所 応用音響工学研究室との共同研究により、様々な路面での音の低減を実現し、従来品GR-9000対比静粛性を向上。また、路面変化による音の変化を抑えることで、人が心地よさを覚える音色を実現しています。
 また、当社の先進技術である「ナノプロ・テック」により、転がり抵抗を大幅に低減しながらウェット性能を確保。「低燃費タイヤ等の普及促進に関する表示ガイドライン(ラベリング制度※2)」における転がり抵抗性能グレードで「A」、ウェットグリップ性能グレードで「b」に位置するREGNOシリーズ初の低燃費タイヤです。

 REGNOは1981年の発売以来、静粛性や乗り心地を重視した当社乗用車用ラジアルタイヤのトップブランドとして、長きにわたり輸入車や高級サルーンオーナーをはじめとする多くのお客様にご好評を頂いております。
 30年を迎える2011年は「レグノ・エンブレム。」- 静かなる、走りの正統。30th REGNO - のキャッチコピーのもと、メインビジュアルに歴代のレグノ広告に登場した名車を使用したコミュニケーションを展開。より多くのお客様にレグノの魅力をお伝えして参ります。

※1 「低燃費タイヤ」は、転がり抵抗係数の等級がA以上で、ウェットグリップ性能の等級がa~dの範囲内にあるもので、低燃費タイヤ統一マークである「」を表示したものです。
ラベリング制度の詳細な仕組みについては、(社)日本自動車タイヤ協会のホームページ(http://www.jatma.or.jp/labeling/)をご覧ください。
グレーディングシステムに関する詳細なデータはタイヤ公正取引協議会に届け出てあります。

※2 ラベリング(表示方法)制度は、タイヤ業界(社団法人日本自動車タイヤ協会;JATMA)が業界自主基準として策定し、転がり抵抗性能とウェットグリップ性能の両性能ともある一定値を満たすタイヤを「低燃費タイヤ」として定義づけするとともに、消費者に対し適切な情報提供をするラベリング(表示方法)の制度を構築するものです。
消費者が交換用としてタイヤ販売店で購入する乗用車用夏用タイヤに適用しています。


商品の概要は次のとおりです。

1. 商品名
REGNO GR-XT

REGNO GR-XT商品写真

2. 性能評価結果
様々な路面でのノイズ抑制に加え、路面ごとの音の変化を抑え、人が心地よいと感じる音色を追求。


※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。
※タイヤ表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。
※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。

3. 採用技術と商品特徴

(1)静粛性向上と心地よい音色の実現(サイレント・テクノロジーの採用)
[1] 3Dノイズ抑制グルーブ(NEW)

コンパクトな3Dヘルムホルツ型消音器を採用することで、従来品GR-9000対比より多くの消音器を配置することができ、静粛性向上を実現しました。

※消音器:音圧を減少させる装置。


[2] 3Dノイズカットデザイン(NEW)
タイヤと路面が接地することにより発生する振動は、音となって車内まで伝わります。GR-XTは、3Dノイズカットデザインを採用することで、その振動を車内に伝わりにくくし、ロードノイズを低減します。

※車が走行するとき、タイヤと路面の接触によって発生するゴーといった騒音。
(IN側ショルダー部に採用)


[3] サイレントACブロック
ブロック表面を3次元曲面にして、路面とブロックの接地により発生するノイズを抑制します。


[4] ノイズ吸収シート
振動しにくい素材「PEN」(ポリエチレンナフタレート)を採用したシートが、路面から伝わるノイズを吸収します。

(2)環境性能の向上
[1] REGNO初の低燃費タイヤ
転がり抵抗低減とウェット性能向上の両方に有効なシリカの配置を「ナノプロ・テック」で最適化。
従来品GR-9000対比転がり抵抗を大幅に低減し、燃費向上に貢献。


[2] 通過騒音に配慮
通過騒音とは車が走行する際に、車外に向けて発生する音です。タイヤから発生する音も通過騒音の要因の一つとなります。通過騒音は環境性能のひとつとして重視されており、GR-XTは、この通過騒音にも配慮したタイヤです。

※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。
※タイヤ表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。
※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。

(3)快適な乗り心地とリニアなハンドリングを実現
[1] 非対称形状
タイヤのIN側とOUT側のサイド形状が異なる非対称形状を採用。路面の段差やうねり等の外乱入力による横力変動を抑制し、高い直進安定性を確保しました。

[2] 非対称パタン
ストレート溝をIN側よりに配置することで、高い排水性を確保しました。OUT側には大きめのブロックを配置することで剛性を高め、高い操縦安定性を確保しました。

4. 今回発売サイズ及びメーカー希望小売価格(税込み価格:円)
グレーディングは全て「A - b」となります。

サイズ
メーカー希望
小売価格
275/30 R20 093W   90,825
245/35 R20 091W 80,640
245/40 R20 095W 71,820
275/30 R19 092W 76,335
265/30 R19 089W 72,240
275/35 R19 096W 71,505
245/35 R19 089W 66,045
235/35 R19 087W 63,210
245/40 R19 094W 62,475
225/40 R19 089W 58,380
245/45 R19 098W 56,385
275/35 R18 095W 66,045
265/35 R18 093W 63,945
255/35 R18 090W 60,375
275/40 R18 099W 67,725
サイズ
メーカー希望
小売価格
255/40 R18 095W   63,210
245/40 R18 093W 56,280
235/40 R18 091W 53,445
225/40 R18 088W 52,395
255/45 R18 099W 54,915
245/45 R18 096W 52,395
235/45 R18 094W 49,770
225/45 R18 091W 47,145
215/45 R18 089W 43,155
255/40 R17 094W 48,090
245/40 R17 091W 45,675
245/45 R17 095W 48,510
235/45 R17 094W 43,155
225/45 R17 091W 40,635
215/45 R17 087W 38,010

■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2010年以前の対外発表は除いています。
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す

経営の基本方針:
1. 「更に上」を常に目指して、全ての製品・サービスで世界最高を目指す
基本戦略
(発表年 月 日)       主な対外発表
(1)戦略商品群への
積極的なリソース
投入
1. タイヤ
戦略商品
2011.01.24  『BATTLAX RACING R10』新発売
2011.02.14  『BATTLAX BT-601SS Wet(YEK)』新発売
2. 環境対応
商品・事業
2011.04.01  「REGNO GR-XT」30サイズ追加発売
2011.04.01  「低燃費タイヤSNEAKER SNK2 ecopia」大幅サイズ拡大
3. 多角化事業 2011.03.07  ポーランドに太陽電池用接着フィルムの生産を決定
(2)基礎戦闘力の向上
(材料技術・生産技術)
 
(3)総合的企業活動の強化
2011.02.17  「B・フォレスト エコピアの森 防府」プロジェクト開始
2011.02.24  インドネシアで天然ゴムの共同研究推進に基本合意
2011.02.28  「第20回地球環境大賞」経済産業大臣賞を受賞
2. 長期戦略を明確化し、事業領域の統合・拡大を推進する
 
3. 戦略的事業ユニット(SBU)制で真のグローバル企業を目指す
 
4. 「中期経営計画」を核に、全体最適のグループ経営を目指す
 

one team, one planet ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。

eco-Activities ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。

本件に関するお問合せ先
<報道関係>広報部TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室TEL:0120-39-2936
 
以上